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結婚準備ガイド
「縁起物」の基礎知識&人気ランキング
結婚式の引出物の数は「割りきれない」奇数で用意するのがマナー
結婚式にお出でくださったゲストの皆さまに感謝の気持ちをカタチにして贈るのが引出物。
引出物は、メインとなる記念品と引菓子、そして縁起物の3品の組み合わせが一般的で、3品で整えるのには分けられない(割り切れない)奇数で贈るのがマナーとされているからです。地域や家柄の習慣によって、引出物の品数が5品目、7品目というところもあります。
人生の節目を祝い、贈られてきた「縁起物」
結婚式だけでなく、お節句や長寿のお祝いなどの人生の節目節目に、縁起物を贈る風習は日本ならではのもの。縁起やおもてなしの心を大切にする日本人ならではの美しい文化ですね。結婚式の縁起物には、次のようなものがあります。

かつお節は、その切り口が松の木の年輪に似ていることから「松魚節」という別名があります。
また、鰹の身を真ん中で切り分けてかつお節は作られ、この切り分けた身の背中側を「雄節(おぶし)」、お腹側を「雌節(めぶし)」といい、雄節と雌節がきれいにぴったりと合う姿から“夫婦円満”の象徴として贈られるようになりました。

梅干しは、「梅干一粒医者いらず」という言葉もあるほど、古くより健康の源として重宝されています。
また、梅は春を告げる花としてどの花よりも早く美しい姿を見せるたくましい生命力にあやかり、長寿祈願の縁起物として人気を集めています。

昆布は、古くは「広布(ひろめ)」と呼ばれていて、お披露目という言葉の由来にもなっています。
広布は、“広める”に通ずることから、縁起の良い席で昆布を贈る文化が大切にされてきました。
また、「こんぶ」という読み方と “ よろこぶ ” をかけて、お祝いごとにかかせない品として広まりました。

ほかの麺と比べて長くて太いことから、古くより長寿を祈る縁起物として食され、結婚式では、“夫婦の絆を長く太いものに”という願いを込めて贈られるようになりました。

赤色には災いを避けて、福をもたらす力があると考えられていて、古くは赤いお米を神様にお供えして邪気を払う厄除けの意味が持たれていました。
赤いお米が栽培されなくなった現代は、赤い色のご飯として赤飯が開運に縁起がよい食べ物として広まるようになりました。

赤飯と同じく赤い色が開運へと導くラッキーカラーとして、紅茶は結婚式の縁起物として人気です。
また、結婚式では、紅茶を「幸茶」という表記して、幸せのおすそ分けをするという想いが込められています。
結婚式で人気の縁起物ランキングTOP5
■第1位 優雅亭 めで鯛茶漬けセット/1,200円
おめでたい席にふさわしい、鯛の切り身がのったお茶漬けセット。(写真はイメージ)
■第2位 ホテル椿山荘東京オリジナル 喝采/1,200円
ホテル椿山荘東京オリジナルの詰め合わせギフトです。紅白のハート型のうどんは見た目も華やか。だし醤油もセットになっているので、すぐにお召し上がりいただけます。
■第3位 ホテル椿山荘東京オリジナル 祝宴/1,000円
ホテル椿山荘東京オリジナルのお茶漬けギフトです。焼き鮭の香ばしさを引き立てる極み出汁が十分な旨味を引き出しています。
■第4位 椿のしらべ/1,000円
花の水引で飾ったちりめん風のリバーシブル風呂敷はおふたりの門出をやさしく包み込みます。風呂敷はローズ、濃茶、ピンクの3種からお選びいただけます。
■第5位 福FUKU/1,000円
福に通じる縁起の良い魚として愛されるふぐの形の最中を松茸のお吸い物に浮かべて愛きょうたっぷりに。かつお節やとろろ昆布もセットされています。
縁起物では、地域色を演出することも
縁起物は、ご紹介した商品だけでなく、おふたりの出身地にゆかりのある物をしきたり品として贈るのも素敵なアイデアです。また、地域によって結婚式の贈り物としてかかせない品もありますので、親御さまに確認することも忘れずに。
BRIDAL FAIRブライダルフェア
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