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結婚準備ガイド
ウエディングドレスはレンタルor購入?費用相場を解説
目次
- 1.ウエディングドレスレンタルの相場
- 2.ウエディングドレスレンタル・購入どちらが良い?
- 3.ウエディングドレス選びのスケジュール
- 4.ウエディングドレスレンタルする際のチェックポイント
1.ウエディングドレスレンタルの相場
結婚式で新婦が着用するウエディングドレスなどの衣装代の全国平均は47.9万円です。ウエディングドレスだけでいうと、1着あたりのレンタル費は26.6万円です。多くの人に選ばれるドレスの単価は30万円~35万円のレンタルドレスです。つまり、衣装にかかる費用の大半がウエディングドレス代であることが分かります。
■レンタル費の相場はドレスの素材によって変わる
ウエディングドレスのレンタル費の価格に違いがでるのは、ブランドの付加価値もありますが、一番の理由は素材の質です。「シルク」や「ミカドサテン」など、格調高さや華やかさのある素材は、お価格が高くなります。ウエディングドレスは普通の洋服と違って、大量の生地と高価なレースを使うため、素材が良くないと悪い意味で目立ってしまいます。ドレスを選ぶ際には、素材と品質は実際に目で見て手で触れて判断しましょう。
ドレスの価格はブランドやデザイナーによっても変わります。世界的なブランドや有名デザイナーのドレスはネームバリューと信頼感があるので高価格ですが、ノーブランドのドレスでも質が良いものがあります。有名ブランドという基準だけで選ぶことなく、実際に着て気に入ったものを選びましょう。
■ドレスの種類ごとのレンタル相場
ここでは、ご予算ごとにどんなドレスがレンタルできるのかについて紹介します。
- 40万円以上(高価格帯)
高価格帯のウエディングドレスは、インポートドレス・国内デザイナードレスが中心です。ハイクラスならではのデザインや素材、ブランドにもこだわると、レンタルでも費用の負担が大きくなります。インポートドレスや国内デザイナーのブランドドレスは質の良い生地をふんだんに使っているため、価格が高くなっています。 - 25~30万円(平均価格帯)
平均価格帯は、特にブランドがない通常のウエディングドレスです。平均的な価格帯ですが、生地はしっかりしており、有名ブランドやインポートドレスでもこの価格でレンタルできるものが見つかります。レンタルドレスショップにあるドレスの大半はこの価格帯です。 - 10万円前後(低価格帯)
低価格帯のドレスはボリュームに欠けますが、軽くて海外挙式への持ち込みに向いています。シルクやリバーレースなど質の良い素材は使えず、使用する生地量も少ないのでチープに見えないデザインを選びたいところです。
ご予算とデザインのバランスを取るためには、ドレスの種類が豊富で、選択肢が幅広い式場がおすすめです。ホテル椿山荘東京では、8つのドレスショップと提携。世界的な有名ブランドから高品質・ハイクラスのドレスを厳選した充実のラインナップが魅力です。ドレスレンタルの優待サービスがありますので、こだわりのドレス選びと予算がどちらも叶います。
ホテル椿山荘東京内にあるドレスショップ「TAKAMI BRIDAL」は京都・青山を始めとした8つの直営店と、全国に60店舗を展開する大型サロンです。そのこだわりの衣装の中からドレスを選び、ホテル椿山荘東京の会場を熟知したスタイリストが案内してくれます。担当制のしっかりとしたサポートを挙式当日まで受けられますので、安心して結婚式を挙げることができます。両親と参列者の衣装もここで手配することができます。
衣装点数1500着以上・総面積は400坪にも及ぶ都内最大級のコスチュームサロンとも提携。カラードレス&メンズ、和装とそれぞれ専用フロアを構え、お気に入りのドレスに出会えることでしょう。最旬のドレスをセレクトし、人生で一度、最も幸せな瞬間に、すべての女性を世界一の花嫁に変える運命の1着を提供してくれます。ドレスにこだわる新婦にふさわしい1着を見つけるために、ホテル椿山荘東京のプランをチェックしてみてください。
2.ウエディングドレスレンタル・購入どちらが良い?
そもそも、ドレスをレンタルするか、購入するかでお悩みの方に、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
■レンタルが向いている人とは?
・質が高いドレスをリーズナブルな価格で着たい方
・着用後はクリーニングする手間を省きたい方
~レンタルした場合のメリット~
レンタルしたドレスは、着用した後はウエディングドレスを返却して終了です。クリーニング屋に持ち込む手間もありません。また、結婚式場との提携ショップでドレスをレンタルすると割引料金が適用されることもあります。通常料金よりもお得な価格でレンタルできるケースがありますので、結婚式場に確認することをおすすめします。
もしウエディングドレスを購入した場合と、レンタルした時の料金が同じでも、その他の諸費用まで含めて比較すると大きく差がつく可能性があります。たとえば、購入したドレスで式を行おうとすると持ち込み料がかかります。購入したドレスをクリーニングに出すと、これだけでも5万円~10万円ほどの費用が余分にかかってしまうのです。
結婚式の間の数時間のみ着用するレンタル衣装に、30〜40万円の出費は、少し勿体無いと感じてしまうかもしれませんが、ウエディングドレスはレンタルする方がメリットも多いといえます。
ウエディングドレスを購入すれば、自分の所有物となり、思い出に残るかもしれませんが、結婚式が終わってしまえばタンスの奥に眠らせた状態になってしまいます。着用回数が同じなら、高額なウエディングドレスを購入するよりもレンタルの方が断然お得です。
~レンタルした場合のデメリット~
ウエディングドレスをレンタルするデメリットとしては、ドレスへのこだわりに制限があることです。たとえば、他の花嫁の予約が入っているドレスはレンタルできません。有名ブランドや新作のウエディングドレスは人気があり、縁起が良い日の結婚式では競争率がさらに高まります。とく結婚式が迫っている花嫁は、こうした理由でも選択肢が狭まってしまいます。
■購入が向いている人とは?
・自分だけのウエディングドレスを着たい方
・ウエディングドレスを着る機会が複数回行う方(挙式は海外・日本で披露宴など)
~購入した場合のメリット~
ドレス購入をする一番のメリットとしてはフルオーダーメイドのドレスを着られるという点です。デザインから素材、サイズなど、あなたのためだけに作られるのがフルオーダーメイドです。価格相場は50万円前後から70万円、最高級だと100万円を超えることもあります。また、レンタルと金額が変わらないセミオーダードレスを買う選択肢もあります。決められたデザインと素材を選び、サイズだけを自分に合わせて作ってもらうセミオーダードレスは25万円くらいの予算で可能です。レンタル料金と購入価格がそこまで変わらないので、購入派の花嫁はセミオーダーするケースが多いです。
~購入した場合のデメリット~
デメリットは、ウエディングドレスの保管が大変なことです。結婚式が終わった後、ドレスを綺麗に保管しておくには定期的なクリーニングやケアが必要になり、そのたびに費用がかかります。ドレスを購入したものの、保管が大変で売りに出してしまう人も多いようです。注意したいのは、ドレスの持ち込み料金です。ほとんどの式場では、ドレスの持ち込み料金発生するため、ドレス購入前に確認をしましょう。
3.ウエディングドレス選びのスケジュール
ドレス選びイメージするよりも長い時間がかかります。ショップを吟味して、納得いくまで何度も試着したいという思いがあるようでしたら、1年前から会場やドレス探しを始めましょう。
<ウエディングドレス選びのスケジュール>
・結婚式の1年前…ブライダルフェアで情報収集
・結婚式の半年~3ヶ月前…試着体験
・結婚式の1ヶ月前…最終フィッティング
・結婚式前日…ドレス受け取り
結婚式の1年前
ブライダルフェアで情報を集めます。1年前というと、結婚式をどのようなかたちで執り行うか情報収集する段階です。ドレスの試着体験ができるブライダルフェアや会場見学を開催していますので、いろいろな式場を見てイメージを膨らませてください。本物のウエディングドレスを見るのは初めてという花嫁も多いかもしれません。良い機会ですから、いろいろな会場やドレスショップの白ドレスとカラードレスを見てまわるのがおすすめです。この時にデザインや形だけでなく、金額の相場を学んでおきましょう。
結婚式の半年~3ヶ月前
半年~3ヶ月前は試着体験を重ねる期間です。レンタル相場が分かってきて、自分たちの予算と理想に合うドレスを絞り込んでいく時期です。ドレスの試着には時間と労力が必要ですが、自分が本当に気に入るウエディングドレスに出会えるまでが頑張りどころです。3ヶ月前にはウエディングドレスを決めて、ウエディングブーケや小物アクセサリーを予約します。白ドレスやカラードレスに合わせる小物やアクセサリーもレンタルする場合は、一緒に決めておくと良いでしょう。
結婚式の1ヶ月前
1ヶ月前には最終フィッティングをして、ウエディングブーケを手配します。この時に、もう一度サイズのチェックをしましょう。ウエディングエステやダイエットに取り組んだ結果、試着した際のイメージが以前と違っている可能性があるからです。
結婚式前日
結婚式前日にドレスを受け取ります。式場と提携しているドレスショップですと、前日受け取りの必要がないのでゆっくり当日を迎えられます。式場提携ショップ以外でレンタルする場合は、前日までに受け取れるように段取りをします。自分たちが受け取る場合は、当日まで汚れないように注意して保管しましょう。新郎新婦が受け取らずにショップから式場に配送し、式場で当日まで保管してもらうという方法もあります。「当日にウエディングドレスがない…」という事態に陥らないよう事前に確認しておくと安心です。
結婚式後
ドレス返却は結婚式後(当日)または翌日にするのが一般的です。式場内でレンタルした場合は、挙式直後にそのまま返却できる場合がほとんどです。式場外のショップでレンタルした場合、挙式翌日の返却が一般的です。レンタル期間に式の翌日が含まれているかどうか、返却が遅れた場合の追加料金を確認しておきましょう。
4.ウエディングドレスレンタルする際のチェックポイント
ドレスをレンタルする時に気を付けると良いポイントを紹介します。
・試着前にどんな衣装を着たいのかイメージする
最も大切なのは、花嫁が着たいウエディングドレスのイメージを固めることです。まずはインターネットや雑誌をみて、気になるドレスをまとめておくと良いでしょう。その後にレンタルドレスショップをめぐり、ブライダルフェアで試着を重ねるごとに、本当に欲しいドレスのイメージと予算がはっきりしてくるものです。
・ドレスショップを予約して希望のドレスのイメージを伝えておく
ドレスショップは予約をして、予算だけでなくドレスのデザインやカラーなど、自分の希望を具体的に伝えておくと効率が良いです。スタッフも準備万端で、予算に合った素敵なドレスを選び出してもらえますので、限られた時間で最高のドレスに出会える可能性が高まります。
・試着は新郎や家族に付き添ってもらう
ドレスの後ろ姿やシルエットのチェックは、鏡があるとはいえ自分では難しいものです。できるなら当日に試着したドレス姿をカメラで撮ってもらい、その場でチェックするのがオススメです。式当日の写真で撮られる予定の姿、参列したゲストの第三者的な視点から見た印象もドレス選びでは大切です。
結婚式は「ゲストからも喜ばれるロケーション選び」が成功ポイント!
結婚式を成功させるのはドレス選びだけではありません。最も大切なのは素敵なドレスを着て、参列していただいたゲストに結婚を誓う「会場選び」です。最初は結婚情報誌やインターネットで情報を集めて夢もふくらみますが、「式場の数が多すぎて決められない…」「式場選びの基準が分からない…」と迷子になるカップルは少なくありません。式場選びは、お二人のためでもありますが、来場されるゲストに感謝の気持ちを伝える「場所選び」でもあります。「行って良かった…」と言ってもらえるゲストを感動させるロケーション選びが成功のポイントです。
BRIDAL FAIRブライダルフェア
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