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プロポーズリングとは?婚約指輪との違いや渡し方を解説

近年、プロポーズの際にプロポーズリングを贈るスタイルが注目を集めています。比較的新しいスタイルであり、中にはプロポーズリングと婚約指輪の違いが分からないという方も多いかもしれません。今回は、プロポーズリングに焦点を当てて、婚約指輪や結婚指輪との違いを中心に詳しく解説します。また、プロポーズリングの選び方や贈るメリット、効果的な渡し方にも触れていくので、これからプロポーズを考えている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

  • 1.プロポーズリングとは?
  • 2.プロポーズリングと婚約指輪の違い
  • 3.プロポーズリングを贈るメリット
  • 4.プロポーズリングの効果的な渡し方

1.プロポーズリングとは?

プロポーズリングとは、その名のとおりプロポーズを行う際に贈る指輪です。プロポーズといえば婚約指輪を渡すイメージがありますが、パートナーの指輪のサイズが分からなかったりデザインを選ぶのが難しかったりするため、婚約指輪を1人で選ぶのは抵抗があるという方も少なくありません。その際に活躍するのがプロポーズリングです。婚約指輪の前段階で渡す指輪であり、プロポーズを成功させることを目的としているため、サプライズでプロポーズをしたい場合に重宝します。プロポーズした後、後日改めて彼女と一緒に婚約指輪を選びに行くことも可能です。

婚約指輪(エンゲージリング)とは?

婚約指輪は、婚約を記念してパートナーへ贈る指輪です。エンゲージリングと呼ばれることもあり、ダイヤをはじめとする宝石をあしらったものが一般的です。結婚指輪に比べて装飾が豪華で、「婚約期間だけ身につける指輪」と思われがちですが、結婚後も結婚指輪と重ねて、日常的に使う方も少なくありません。デザインによっては結婚指輪と一緒に使う前提で、バランスが考えられたセットリングもあります。プロポーズのあとに2人で一緒に選んで購入することで、お気に入りで長く使えるデザインを選ぶことができます。

結婚指輪(マリッジリング)とは?

結婚指輪は、結婚した方が身につける指輪です。婚約指輪がパートナーに贈る指輪であるのに対して、結婚指輪は新郎新婦両方とも身につけます。マリッジリングとも呼ばれ、結婚をした証として左手の薬指につけるのが一般的です。日常的に身につけることが多いため、生活の支障にならないようなシンプルなデザインが好まれます。また、指輪の内側に2人のイニシャルや入籍した日付を入れるケースもあり、まさしく2人だけの宝物といえる指輪です。

2.プロポーズリングと婚約指輪の違い

プロポーズリング、婚約指輪ともに入籍をする前の段階で贈る指輪であり、区別しづらいでしょう。しかし、それぞれの指輪には意味があり、素材や価格も異なります。どのような違いがあるかを把握しておくと、いざ指輪を贈る段階になって迷うことがないでしょう。続いては、プロポーズリングと婚約指輪との違いを詳しく解説します。

プロポーズリングと婚約指輪は意味が違う

そもそも、婚約指輪はパートナーに対して永遠の愛を誓う意味を持つ指輪です。そのため、プロポーズの際に贈るケースが多く、結婚するまでの期間は、婚約者がいることの証にもなります。

しかし、プロポーズの際にサプライズで婚約指輪を渡したくても、パートナーの指輪のサイズや好みが分からず、ベストな指輪を選べないという方も少なくありません。プロポーズリングは、こうした問題を解決するうえでも役立つプロポーズ専用の指輪です。また、プロポーズリングには、婚約指輪を渡す前段階に、プロポーズを成功させるために贈るといった意味合いがあります。そのため、指輪ケースのデザインや指輪自体に演出しやすい工夫が凝らされているものが多く、一目見ただけでプロポーズであることが伝わりやすくなっているのが特徴です。

プロポーズリングと婚約指輪は素材が違う

プロポーズリングと婚約指輪は、素材にも大きな違いがあります。一般的に、婚約指輪のリングはプラチナやゴールドが使われており、大きめのダイヤがあしらわれているタイプがポピュラーです。婚約指輪は長く使用することを前提としているため、輝きを保つことができる素材が採用されます。
一方、プロポーズリングはシルバーを使うケースが多いでしょう。また、プロポーズを成功させることが目的となっているため、あしらわれている宝石や指輪全体のデザインはブランドによって様々です。例えばあとから婚約指輪を選ぶことを前提として、人工ダイヤのダミーリングになっているタイプもあります。また後日、ダイヤのルース(石)を選んで指輪型の枠に入れて贈り、好みのデザインに加工できるケースもあるなど、柔軟に対応できる点もプロポーズリングの特徴です。

プロポーズリングと婚約指輪は価格が違う

プロポーズリングと婚約指輪は、素材が異なることに加えて価格にも違いがあります。ある調査によると、婚約指輪の価格相場は39万円という結果でした。一昔前までは、婚約指輪の価格を「給料の3ヶ月分」と表現されることもありましたが、近年ではこうした考え方は減りつつあり、支払える予算を設定して指輪を選ぶ傾向にあります。しかし、長く身に付けることもある指輪ですので、ある程度は高価なタイプを選ぶケースが多いようです。
一方、プロポーズリングは、1日限りのサプライズ演出に利用することが前提であり、比較的リーズナブルな価格設定となっています。中には、1万円前後で購入できるタイプもあり、婚約指輪と比べると買い求めやすく、短期間で手に入るのが特徴です。

プロポーズリングと婚約指輪は受け取りまでの期間が違う

婚約指輪は、パートナーのサイズに合わせたり内側に刻印を入れたりと、カスタマイズをするケースが多いため、注文から受け取りまでに時間がかかります。特に、フルオーダーでこだわりの婚約指輪を作るのであれば、数ヶ月から半年ほどかかるケースもあるでしょう。既製品であっても、新品の綺麗なものを取り寄せたり刻印を入れたりすることを考えると、1~2ヶ月かかるケースも少なくありません。

一方、プロポーズリングはプロポーズに活用することが前提であり、さほどサイズやデザインを気にする必要がありません。リングの加工やサイズ調整の必要はないため、早ければその日のうちに持ち帰ることができます。しかし、ブランドや種類によっては数日かかることも考えられるため、いずれにしても早めに検討したほうが無難でしょう。

プロポーズを忘れられない素敵な時間にするためには、プロポーズリングを活用することをおすすめします。婚約指輪をすぐに準備できない場合でも、プロポーズリングがあれば、感動的なプロポーズを演出できるでしょう。
そして、プロポーズが成功すればいよいよ結婚式が待っています。結婚式は、新郎新婦はもちろんゲストにとってもかけがえのないイベントです。理想的な結婚式を挙げるためにも、丁寧な式場選びをおすすめします。式場選びについての詳細は、こちらのページからご覧いただけます。これから結婚式を挙げる方は、ぜひ参考になさってください。

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3.プロポーズリングを贈るメリット

プロポーズを演出するうえで頼りになるプロポーズリングですが、その他にどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットを把握しておくと、より効果的にプロポーズリングを活用することができるでしょう。続いては、プロポーズリングを贈るメリットを4つの角度から紹介します。

  • プロポーズの証になる
  • パートナーに好きな指輪を贈ることができる
  • プロポーズリングは思い出になる
  • プロポーズの準備がすすめやすい

 

プロポーズの証になる

プロポーズといえば、婚約指輪に憧れている方も少なくありません。しかし、サイズやデザインが決められない場合、プロポーズまでに婚約指輪を用意できないかもしれないと心配になりがちです。一方、プロポーズリングであればサイズやデザインを気にしすぎることなく、プロポーズ数日前~当日に用意できる点が大きなメリットです。サイズやデザインが合わなくても、プロポーズの証として役立つでしょう。

パートナーに好きな指輪を贈ることができる

プロポーズリングは、婚約指輪の前段階として活用できる指輪です。プロポーズリングを、婚約指輪を買う約束の証として渡しておけば、後日、ジュエリーショップを一緒に訪れた際に、本人が気に入ったデザインの指輪を選ぶことができます。また、「好きな指輪を選べるように」という意味を込めて、別途プロポーズリングを贈ってくれた心遣いにも喜んでくれるのではないでしょうか。

プロポーズリングは思い出になる

プロポーズリングはサプライズ演出に使うことが目的となっているため、婚約指輪と比べると見栄えのするデザインが主流です。大粒の宝石をあしらったリングなどは、普段使いをするのにはサイズ的に難しい印象がありますが、自宅に飾っておけばプロポーズの思い出をいつまでも楽しむことができます。また、ネックレスとしてアレンジすれば、身につけやすくなるのも魅力です。

プロポーズの準備がすすめやすい

プロポーズリングであれば、すぐに手に入りやすいため、プロポーズしたい日に合わせて用意することが可能です。万が一婚約指輪の完成に時間がかかる場合でも、プロポーズを成功に導いてくれるでしょう。また、事前にパートナーの指輪の好みやサイズを聞き出さなくてもよいので、準備が進めやすいのがポイントです。

4.プロポーズリングの効果的な渡し方

プロポーズリングはプロポーズにおいて役立つアイテムですが、効果的に渡すためには、プロポーズリングと合わせて素敵な場所やシチュエーションを用意するようにしましょう。続いては、プロポーズリングの効果的な渡し方を3つ紹介します。

  • 花束や他の小物を添える
  • 箱をパカッと開けてプロポーズ
  • 家でアットホームにサプライズ

 

花束や他の小物を添える

プロポーズは2人にとってかけがえのない瞬間です。そこで、プロポーズリングだけでなく、花束も添えると特別な時間を演出できます。定番のバラを用意するのも素敵ですが、パートナーが好きな花を用意すると、より一層喜ばれるでしょう。その他、ぬいぐるみや手紙を添えるのもおすすめです。
例えばパートナーが好きなキャラクターやぬいぐるみに、プロポーズリングを忍ばせた状態でプレゼントすれば、2人らしいオリジナリティ溢れるサプライズを演出できます。ぬいぐるみは部屋に飾っておけるため、プロポーズのあとでも思い出として重宝するでしょう。
また、照れ屋でプロポーズの言葉を伝えるのに自信がない場合は、手紙に想いを託すのも1つの手段です。手紙と合わせて指輪をプレゼントすれば、プロポーズであることはしっかりと伝わります。

箱をパカッと開けてプロポーズ

プロポーズといえば、目の前のパートナーが片膝をつき、パカっと開けた箱の中の指輪を手渡すシーンを夢見ている方も少なくありません。ロマンチックなシチュエーションに、プロポーズされるパートナーの心も大きく動くのではないでしょうか。こうしたプロポーズを「箱パカ」とも呼ばれています。そもそもプロポーズリングは「箱パカ」がしやすいように工夫されているタイプもあり、理想的なシチュエーションを演出しやすいのが魅力です。

家でアットホームにサプライズ

自宅デートを楽しむ方や日常生活を大切にしている方なら、家でアットホームなサプライズを展開するのもおすすめです。例えば風船や花、照明などを活用し部屋中を飾って、パートナーの帰ってきたタイミングでプロポーズをする方法が挙げられます。ささやかな演出ですが、周囲に邪魔されない2人だけの落ち着いた空間でプロポーズすることで、パートナーの心にも残りやすいでしょう。また、日常的な空間でプロポーズをされると、結婚後のイメージも湧きやすいため嬉しい答えが期待できます。

プロポーズは順序立てて、計画しておくと成功の確率が格段に上がりますし、良い思い出としておふたりの記憶に鮮明に残ります。以下の記事では、プロポーズの計画のコツを詳しく解説しているので参考にしてみてはいかがでしょうか。

プロポーズリングは、婚約指輪を贈る前のサプライズに活用できるアイテムです。プロポーズといえば婚約指輪を贈るのが主流でしたが、サイズやデザインを判断するのが難しいという課題がありました。プロポーズリングを用意すれば、婚約指輪は2人で選ぶことができるうえに、プロポーズのサプライズも楽しむことが可能です。これからプロポーズを考えている方は、ぜひプロポーズリングを活用することも検討してみてください。

ホテル椿山荘東京なら、様々なロケーションをご提供しています。日常とは違う、特別な空間で思い出に残るプロポーズをしたいという方、プロポーズのロケーションに悩んでいるという方は、ぜひこちらのページを参考になさってください。

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