庭園・史跡めぐり3 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

庭園・アクティビティ

庭園・史跡めぐり3幽翠池~冠木門

ホテル椿山荘東京の庭園の真ん中にある幽翠池(ゆうすいち)から、古香井、十三重石塔の前の道を通って、庭園内のレストランや茶室などを探してみましょう。

16 古香井

古くから東京の名水に数えられた湧き水が自噴する井戸。秩父山系からの地下水が湧き出ているもので、ミネラル・カルシウムを豊富に含んだ弱アルカリ性の水です。初夏には杜若や紫陽花が彩りを添えます。

関東大震災時に、被災者に開放
大正12年(1923年)の関東大震災時には、被災者に開放され、その渇きを癒したと言われています。

17 十三重石塔

戦国時代の武将で茶人でもあった織田有楽(織田信長の弟)由縁のものと伝えられる層塔(総高4メートル76センチ)。花崗岩製で、第一層に四方仏(弥陀・弥勒・釈迦・薬師)が彫刻されています。また、数種の層塔が混合していますが、その一部は鎌倉期の様式を示しているのも特徴です。

18 雲錦池

雲錦(うんきん)とは、春の桜と秋の紅葉が描かれた色絵文様のこと。命名は対岸に桜、楓が多く、かつて春秋に水面がそまるばかりの美しさとなるためと言われています。山縣有朋公爵の庭園造営当初からある池です。

19 料亭「錦水」

錦絵のように美しい雲錦池の水景を望む、数寄屋造りの料亭です。全室個室(一部は別邸)で、慶弔からご接待のご会食まで、四季折々、旬の味わいとおもてなしの心でお迎えします。

将棋・囲碁の名人にも愛された料亭

料亭「錦水」は、静かで集中できる環境であることから、この庭園を散策することが大好きだった名人もいらしたり、10年以上に渡り、将棋・囲碁の名人戦の初日会場となっています。

20 恵比寿

満面の笑みでお迎えする恵比寿様。商売繁盛、豊漁をもたらすほか、釣りやセイリングなど海を楽しむ人もお守りします。釣竿と鯛を抱える姿がほほえましいと、ホテル椿山荘東京 庭園の人気者です。

21 石焼料理「木春堂」

庭園の木立の奥にひっそりと佇む日本家屋を改築したレストラン。富士山の溶岩石の上で食材を焼き上げる石焼料理をご用意。由緒ある家屋の個室もご利用いただけます。

由緒ある家屋の個室
五島慶太翁が神奈川県足柄上郡の中津渓谷沿いに所有していた田舎屋を、昭和28年(1953年)に譲り受け移築したもの。
また、木春堂の個室(大椿、蓬莱)のある五慶庵は、京都二条城前にあった三井邸を昭和29年(1954年)に移築し、五島慶太翁の名をいただき命名されたものです。
※五島慶太翁は長野県出身の東急電鉄グループの創始者です。

22 国指定有形文化財茶室「残月」

箱根小涌谷の藤田男爵の別荘に男爵が表千家の茶室「残月亭」を写して建築したものを、昭和22年(1947年)に移築しました。2004年(平成16年)、国登録有形文化財(建造物)に指定。

23 冠木門

庭園から神田川沿いの道に抜ける風情ある門です。(閉門中)