FOR WEDDING
結婚準備ガイド
冬に結婚式を挙げるメリットは?ゲストへの配慮も踏まえて解説!
目次
- 1.冬に結婚式を挙げるメリットは?
- 2.冬の結婚式は非常識?
- 3.冬の結婚式ならではのゲストへの配慮
- 4.冬ならではのイベント
- 5.冬の結婚式の装飾・演出
- 6.冬の結婚式に合う新郎の衣装
- 7.冬の結婚式に合う新婦の衣装
1.冬に結婚式を挙げるメリットは?
寒さのせいで冬に結婚式を挙げることは敬遠されがちですが、実は冬に開催するメリットはたくさんあります。結婚式のオフシーズンだからこそのおすすめポイントを紹介します。
日程選びがスムーズ
冬は結婚式のオフシーズンです。寒さが厳しかったり雪が降ったりと、他の季節と比べて新郎新婦やゲストに負担がかかるため、結婚式を挙げるカップルが少なくなります。その結果、希望の日程が確保しやすいというメリットがあります。人気が高い季節や式場は、土日祝日や縁起の良い日に結婚式を挙げようとしても、1年以上前から予約を取らなければいけません。結婚式のオフシーズンの冬だからこそ、結婚式の日程選びがスムーズにできるのは嬉しいポイントです。
ドレスの種類が豊富
オフシーズンなため、さまざまな種類の中から好みのドレスを選ぶことができます。ウエディングドレスは、結婚式当日のみに使うわけではありません。クリーニング期間やサイズ直しの期間などを含めると、ひとりがドレスを借りるのに、約1~2週間かかります。つまり、一着のドレスを借りることができる人は、1ヶ月にふたり程度という狭き門なのです。シーズンオフの期間なら、人気が高い可愛いドレスを着られる確率も高くなります。
費用がリーズナブル
ハイシーズンの春や秋と比較すると、結婚式の費用がリーズナブルに設定されている式場が多いというのもメリットです。割引料金やお得なプランを用意している場合があるので、事前に式場のスタッフに確認しておくと良いでしょう。
イベントが多い
冬はクリスマスやバレンタインなどのロマンチックなイベントが多い季節です。結婚式の演出にも取り入れやすく、季節を感じられる華やかな式にできます。真っ赤なポインセチアを飾るだけで、クリスマスムードが演出可能です。クリスマスツリーを飾れるのも冬に結婚式を挙げるふたりの特権ですね。新郎新婦がサンタの衣装を着て登場する演出ができるのも冬ならではです。
1月に結婚式を挙げるふたりは、ケーキカットではなく日本酒の樽を開く「鏡開き」の演出をするのも特別感があり、おすすめです。
2月に結婚式を挙げる場合は、バレンタインをイメージした演出ができます。かわいらしいものが好きな人は、ピンクや赤いハートを飾ってラブリーな雰囲気にしてみてはいかがでしょうか。かわいらしい演出に抵抗がある人は、全体の装飾にチョコレートカラーのダークブラウンを使い、ポイントで赤を使うと大人っぽくバレンタインを演出できます。
花の種類が豊富
冬は1年の中でもお花の種類が豊富な季節です。新婦が持つブーケも季節を取り入れると素敵ですね。クリスマスのイメージが強いポインセチアの花言葉は「祝福」「幸運を祈る」なので、結婚式にぴったりです。ピンクや赤のアマリリスは白いウエディングドレスに合わせると、とても華やかなイメージになります。
テーブルコーディネートにも選ぶ花が多いとバリエーションが楽しめます。ただし、花言葉が結婚式に合わないものや香りが強い花は避けるようにしましょう。季節ごとの結婚式の特徴について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
2.冬の結婚式は非常識?
冬に結婚式を挙げようと検討している場合、そもそも冬の結婚式は時期的に良いのか分からない新郎新婦もいるでしょう。寒さや雪によっての交通機関の乱れ、年末年始でスケジュールが合わないなど、冬の結婚式を懸念してしまう要因は多くあります。
一般的に結婚式を挙げる季節として人気なのは、気候が穏やかで過ごしやすい春と秋です。ゲストにも負担が少なく、ガーデンウエディングも楽しめる季節で、ふたりにとっての希望の演出を叶えやすい点などが人気の理由です。この2つの中でも最も人気が集中するのが秋。春は花粉症で悩んでいるゲストがいることも考慮し、9〜11月に結婚式を挙げようと考える新郎新婦が多いようです。
ですが、懸念しがちな冬だからこその良さも十分にあります。例えば冬は恋人同士のイベントが多い時期でもあります。クリスマスやバレンタインなどをイメージし、ロマンチックな演出が楽しめます。キャンドルを使ったり、イルミネーションを飾ったり、冷え込んだ空気だからこそ明かりや電飾が美しく映えるでしょう。寒さ対策やゲストがスムーズに楽しめるよう配慮が必要ではありますが、ロマンチックなムードで結婚式を挙げたい新郎新婦にとってはおすすめの季節と言えます。
3.冬の結婚式ならではのゲストへの配慮
冬に限らずどの季節の結婚式もゲストへの配慮が欠かせませんが、特に冬は気温が低く、寒さが厳しいシーズン。
参列したゲストが「参加して良かった」と笑顔で快適に過ごせるような対策が必要です。ここでは、冬ならではの特に注意したいゲストへの配慮についてご紹介します。
日程は事前に伝える
結婚式の日程が決まったらできるだけ早めにゲストに連絡をしましょう。12月〜1月はイベントが多い時期です。すでに予定が埋まっていて、せっかくの結婚式に参列できない人が出てくる可能性もあります。また、クリスマスや年末年始、お正月は家族とゆっくり過ごしたいゲストも多いです。冬に結婚式を挙げる場合は、できるだけイベント日と被らないように配慮すると参列しやすいでしょう。招待状は3ヶ月前には送り、万が一年末年始とかぶってしまう可能性があるならもう少し早めに連絡をしておくことをおすすめします。
また、イベント付近は飛行機のチケットや宿泊料金も高くなっています。遠方からのゲストの場合、結婚式に参列するだけで金銭的な負担を感じてしまいます。「参加するのを遠慮しようかな」と迷ってしまう方もいるかもしれないため、お車代を多めに包んだり、宿泊費を負担したりといった配慮も検討すると良いかもしれません。
雪が降る可能性がある
冬に結婚式を挙げる場合、当日に雪が降って交通機関が止まってしまう可能性もあります。その場合、移動だけでゲストにかなりの負担をかけてしまうことも。雪を見越して、会場はできるだけ最寄り駅直結か、駅から数分の距離にするなどの配慮をしましょう。他には会場と駅をマイクロバスで送迎してくれるサービスがあるホテルを選んだり、事前にタクシーを予約したりしておくとより負担を減らせます。遠方からのゲストには、タクシーチケットを手配して郵送しておくのも会場まで迷わず向かえるのでおすすめです。
寒さ対策をする
冬の結婚式では寒さ対策は欠かせません。会場に到着したときにすぐにゲストが体を温められるように、受付でカイロを渡すなど配慮があると喜ばれます。
他には、雪の影響でヘアセットが崩れてしまうゲストがいる可能性もあります。会場に到着したらお直しができるように、化粧室にはくしやタオルなどを準備しておくとゲストは大変助かります。濡れた服を着替えたい方がいることも考慮し、着替えスペースも確保しておくと安心です。
クロークスペースが広い式場を選ぶ
冬の結婚式に参列するゲストは、コートやマフラー、手袋など厚着をしてきます。かさばる衣類を預けたいと考えているため、クロークスペースが広い式場を選びましょう。クロークが混雑することを考え、受付の時だけスタッフを増やしたり、スムーズに対応ができるようにネームプレートを用意したりなど、事前にプランナーに相談し対策を練っておくと安心です。
ホテル椿山荘東京は、都心にありながら緑豊かな日本庭園が魅力です。四季折々の自然を感じられるため、空気が澄んでいる冬シーズンだと、幻想的でロマンチックなひと時が過ごせるでしょう。高層フロアから富士山が見える場合もあります。特に1月〜2月は晴天日が多く、富士山が見える確率も高まります。冬ならではの良さを存分に楽しみたい新郎新婦は、ぜひ一度ブライダルフェアへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
チャペルウエディング・神殿式・料亭・ガーデンウエディングなど幅広いスタイルに対応しており、おふたりの理想とする結婚式を叶えるためのご提案も可能です。
4.冬ならではのイベント
冬は他の季節と比べてイベントが数多くあります。季節に合ったイベント要素を結婚式に取り入れると、ゲストもワクワクし一層式を楽しんでもらえるでしょう。ここでは結婚式に取り入れたい、冬ならではのイベントをご紹介します。
12月「クリスマス」
12月に結婚式を挙げる場合は、クリスマスをモチーフとした式がおすすめです。赤と緑を基調としたウエルカムスペースの作成や、テーブルコーディネートにすると、一気にクリスマスムードが高まります。受付にクリスマスツリーを飾ると華やかになりますよ。会場内のテーブルには、トナカイやサンタの置物や松ぼっくりやヒイラギの葉を飾っておくと、可愛らしくほっこりとした印象になります。他にもゴールドやホワイトなどの飾りも取り入れると、煌びやかな雰囲気を演出することができます。
また、サンタからの贈り物をイメージし、ゲストの席には引出物とは違う、ミニギフトを置いておくのもおすすめです。式が始まるまでにゲスト同士でどのような内容だったのか、話をしながら盛り上がれるでしょう。他には、会場内のBGMをクリスマスソングにする、照明を落としてキャンドルやイルミネーションが楽しめるように工夫すると、より12月らしさを感じられます。
1月「お正月」
1月に結婚式を挙げるなら、お正月をイメージしましょう。この時期は特に日本らしさを感じられる演出がおすすめです。受付には門松を立てたり、ウエルカムスペースには折り鶴や和の素材をあしらったものを置いたりするとお正月らしさも演出できます。テーブルコーディネートは、赤や黒、金などを中心とすると雰囲気が一気に高まります。おせちや日本ならではの伝統料理を提供する方法もありますよ。
新郎新婦の衣装も和装にすると、より新年らしさが引き立ちます。お色直しや和婚を検討するのも良いでしょう。結婚式ではウエディングケーキをだるまの絵柄にする方法も。ゲストと餅つきを行ったり、おみくじを準備するなど、余興も1月らしいものを取り入れると楽しいです。
2月「バレンタイン」
2月はバレンタインをテーマにするのがおすすめです。好きな人にチョコレートを渡す月なので、存分に愛を感じられる演出を取り入れましょう。まずはウエディングケーキをチョコレートケーキにしたり、デザートをチョコレートのお菓子にしたりと、チョコを多めに取り入れます。なお、チョコレートが苦手なゲストもいるかもしれないので、あらかじめ招待状で確認をしたり、受付で伺ったり、代わりのスイーツが提供できるように配慮をしましょう。ハート型のデザートにするだけでもバレンタイン感が出るので、形を意識するのも一つの手です。テーブルコーディネートでは、赤や茶色などをイメージにデザイン。ハートをモチーフとした装飾があるとより雰囲気が出ますよ。
5.冬の結婚式の装飾・演出
せっかく冬に結婚式を挙げるなら、冬らしさを存分に楽しみたいもの。ここでは冬の結婚式におすすめの装飾や演出をご紹介します。
イルミネーションを使った演出
幻想的な世界観を演出したい新郎新婦には、イルミネーションはいかがでしょうか。空気が澄んでいるからこそ、光が綺麗に見えて神聖で厳かな雰囲気を演出できるでしょう。冬は日が暮れるのが早い時期。イルミネーションを用いたい場合は、夕方からの挙式がおすすめです。披露宴をする頃にはライトアップにぴったりな時間帯になっていますよ。クリスマスカラーのライトや、サンタやトナカイをモチーフとした電飾があると、より冬らしさを感じられます。
スノーマシンを使った演出
会場に雪を降らせることのできる、スノーマシンを使う演出もあります。会場によってマシンを完備している式場があるので、雪が好きな新郎新婦は事前に確認をしておきましょう。入場時に会場全体に雪をちらつかせて、雪の中から登場をしたり、一部分だけに降らせて幻想的にしたりと使い方はさまざまです。また、スノーマシンを取り入れる場合、会場にも雪をイメージしたアイテムを取り入れると統一感が出ますよ。雪の結晶を飾ったり、スノードームを取り入れたり、新郎新婦が雪をモチーフとしたアクセサリーをつけることもおすすめです。
キャンドルを使った演出
温もりを感じられるキャンドルを使った演出は冬ならではです。ゆらゆらと揺れる炎はしっとりと落ち着いた大人の雰囲気を醸し出してくれますよ。テーブルにキャンドルを多めに置いて、会場の照明を暗くする演出はゲストを幻想的な世界へと誘います。
冬を意識したウエディングケーキ
ウエディングケーキも冬をイメージしたものを取り入れると一層盛り上がります。例えば、クリスマスが近い12月に結婚式を挙げる場合、サンタやトナカイを飾ったり、ヒイラギの葉を使ったりすると良いでしょう。他には雪の結晶をイメージした真っ白なケーキも人気です。
6.冬の結婚式に合う新郎の衣装
結婚式では新婦の衣装が目を引きますが、新郎新婦のバランスが整っていることも重要です。新婦のドレスと同じ色のチーフをする、差し色を揃えるなど細かいところを合わせるのもおしゃれです。12月の結婚式ならサンタクロースのコスプレをして、ゲストにプレゼントを配るという演出もユニークです。寒いため、温かい和装を選ぶのも良いでしょう。
7.冬の結婚式に合う新婦の衣装
冬の結婚式では新婦は寒さに耐えなければなりません。夏だと暑く感じる和装も冬なら温かく過ごすことができるため、おすすめです。また、暑い時期に深みのある色合いのドレスを着ると重たい印象になりますが、冬なら華やかな雰囲気に。ツイードの厚みのある生地のドレスも冬にしか着ることができません。肩が出るデザインのドレスを着る場合は、フワフワのケープをつけるとお姫様のような可愛らしさが出せます。
寒さが厳しい冬の結婚式はゲストにも負担をかけてしまうため「避けたほうが良いのでは?」と感じてしまう新郎新婦も多いのではないでしょうか。しかし、冬だからこそのメリットは数多くあります。
予約が取りやすかったり、費用が抑えられたり、イルミネーションやキャンドルなどの演出が楽しめるなど、他の季節に負けないプランニングが可能です。ウエディングドレスの予約も少ないため、豊富な種類の中から特別なものを選べますよ。クリスマス、お正月、バレンタインといった月ごとの行事をモチーフとした会場設定をするのもおすすめです。
冬に結婚式を挙げる場合は、ゲストに対する配慮は忘れずにしましょう。年末年始は避ける、早めに日程調整をする、寒さ対策を万全にするといった対策は十分に検討しましょう。特に交通機関の配慮は重要です。主要駅から直結している、会場まで徒歩で数分など、移動がしやすいとゲストの負担も減るでしょう。タクシーチケットの手配や送迎バスがあるかどうかも会場に確認しておくと安心です。参列したゲストが「寒かったけれど来て良かった」と思ってもらえるように準備をして、素敵な結婚式にしましょう。
ホテル椿山荘東京は、都心にありながら緑豊かな日本庭園が魅力です。四季折々の自然を感じられるため、空気が澄んでいる冬シーズンだと、幻想的でロマンチックなひと時が過ごせるでしょう。高層フロアから富士山が見える場合もあります。特に1月〜2月は晴天日が多く、富士山が見える確率も高まります。冬ならではの良さを存分に楽しみたい新郎新婦は、ぜひ一度ブライダルフェアへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
チャペルウエディング・神殿式・料亭・ガーデンウエディングなど幅広いスタイルに対応しており、おふたりの理想とする結婚式を叶えるためのご提案も可能です。
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