FOR WEDDING
結婚準備ガイド
アットホームな結婚式にしたい!演出例やコツを紹介
目次
- 1.おもてなしの心を大切にするアットホームな結婚式
- 2.アットホームな結婚式のメリット
- 3.アットホームな結婚式に向いている人とは?
- 4.アットホームな結婚式を執り行う方法
- 5.アットホームな結婚式におすすめの演出例
- 6.アットホーム婚を成功させるコツ
- 7.結婚式場選びのポイント
1.おもてなしの心を大切にするアットホームな結婚式
アットホームな結婚式は、その名のとおり、まるで自宅で開催したようなカジュアルさで気取らずにおもてなしできるのが特徴です。豪華絢爛な結婚式とは異なり、新郎新婦とゲストがゆっくりと過ごせる雰囲気が魅力なこともあり、少人数で行うと思っている方も多いでしょう。しかし、必ずしも少人数で行うとは限りません。
ゲストの人数に関わらず、感謝を伝える相手が多数いる場合は大人数の結婚式になることもあるでしょう。アットホームな結婚式ではご家族やご友人だけでなく、職場の方やこれまでお世話になった方を招待して、居心地の良い空間で穏やかで幸せな時間を過ごすことができます。
2.アットホームな結婚式のメリット
アットホームな結婚式の魅力は、新郎新婦とゲストとの距離が近い点にあります。肩肘を張らず温かみに満ちたウエディングは、新郎新婦だけでなくゲストにとっても心に残る一日となるでしょう。また、1人ひとりのゲストとゆっくり語れる時間を設けられるため、結婚の喜びをより一層共感してもらいやすくなります。
一般的な結婚式と比べて、カジュアルな雰囲気の中で行われることも大きなメリットです。一般的な結婚式では実現が難しい演出やサプライズも、アットホームな結婚式なら可能です。新郎新婦おふたりの想いがこもったぬくもりを感じさせる会場と演出はゲストの五感を満たし、おふたりらしい雰囲気におもてなし感も自ずと高まるでしょう。なかには、あえて信頼する友人たちに演出を任せて、みんなで作る結婚式を楽しむケースもあります。新郎新婦も楽しむことができ、さらに友人たちからのサプライズ演出もできるため、アットホームな結婚式だからこそ実現する盛り上がりも期待できるでしょう。
3.アットホームな結婚式に向いている人とは?
アットホームな結婚式に大切なのは「おもてなしの心」です。ご招待する人数に関わらず、感謝の気持ちを伝えることに重点を置いて、自分たちらしい結婚式を挙げたいカップルに向いています。また、フォーマルな結婚式のように格式張った雰囲気ではなく、カジュアルで穏やかな空間の中で、大切な人たちと楽しい時間を過ごしたいと考えているカップルにも最適です。
さらに、アットホームな結婚式は、ゲストとの距離感も近いので1人ひとりとゆっくり話すことができます。その他、授かり婚や出産後の挙式など、ささやかな結婚式を望む場合にもアットホームな結婚式であれば、心のこもった時間を用意することが可能です。
4.アットホームな結婚式を執り行う方法
アットホームな結婚式に憧れるけれど、比較的新しいスタイルでありどのように用意したら良いか分からないというカップルも多いでしょう、アットホームな結婚式は次に挙げる3つのステップで執り行うのが一般的です。続いては、アットホームな結婚式を執り行う方法を、ステップに沿って詳しく解説します。
- STEP1.結婚式の規模を考える
- STEP2.アットホームな結婚式に合う式場を探す
- STEP3.アットホームな結婚式にするための内容や演出を考える
STEP1.結婚式の規模を考える
アットホームな結婚式は必ずしも少人数とは限りません。とはいえ、新郎新婦とゲストの距離が近いことが魅力であり、1人ひとりとコミュニケーションを取ることも大切です。一般的な結婚式では、70名程度のゲストを招待するケースが多いことを踏まえると、アットホームな結婚式は50名程度が理想でしょう。結婚式の意図を大切にしたうえで、どのくらいの人数を招待するかを決めて結婚式の規模を考えるのが、1つ目のステップとなります。結婚式場の大きさや全体の費用にも影響するため、大変重要なステップです。
STEP2.アットホームな結婚式に合う式場を探す
招待する人数が明確になったら、アットホームな結婚式に合う式場を探す必要があります。ゲストの人数に対してあまりにも広すぎる会場を選ぶと、アットホームな結婚式の醍醐味である「新郎新婦とゲストとの距離感」に影響が出てしまいます。一方で、コンパクトすぎる会場を選ぶとリラックスした雰囲気を楽しむことができません。まずは、ゲストの人数に見合ったサイズの結婚式場を選びましょう。
また、会場の雰囲気やスタッフ、自分たち以外の利用者の雰囲気も確認するようにしましょう。例えば手作り感を大切にしたいのにも関わらず、格式の高い結婚式場を選ぶとイメージとマッチしません。また、結婚式は式場のスタッフのサポートがあってこそ成り立つため、スタッフとの関係性も非常に重要なポイントです。安心して結婚式の運営を任せられるスタッフが在籍している結婚式場を選ぶように意識してみましょう。
STEP3.アットホームな結婚式にするための内容や演出を考える
ゲストや結婚式の規模、式場が決まったらいよいよアットホームな結婚式にするための演出を具体的に考えていきます。新郎新婦おふたりのこだわりを最大限に伝えるために、派手な演出や余興に頼るのではなく、ゲストも一緒に楽しめる空間作りや演出が大切です。例えば新郎新婦とコミュニケーションが取れる時間を増やしたり、ゲスト同士が交流できる機会を設けたりすれば、より心地良い空間を演出できます。自分たちだけでなく、ゲストがリラックスして楽しめることにも留意したうえで考えましょう。
ホテル椿山荘東京では、アットホームなウエディングをはじめとする様々なウエディングシーンの演出に対応する式場をご用意しています。都会にありながら、ゆっくりと穏やかな時間が流れる、さながら森のような庭園のある緑豊かな空間で、記憶に残るアットホームな結婚式を挙げませんか。経験豊富なプランナーが、おふたりの理想とする結婚式を成功へとサポートします。
5.アットホームな結婚式におすすめの演出例
アットホームな結婚式をしてみたいけれど、演出内容が思いつかないというカップルも多いでしょう。アットホームな結婚式は自由度が高いことが魅力ですが、あれもしたいこれもしたいと思いを巡らせているうちに、なかなか決めきれないということも少なくありません。どのような演出例があるかを知っておくと、自分たちのイメージと照らし合わせながら魅力的な演出を見つけられるはず。続いては、アットホームな結婚式におすすめの演出例を4パターン紹介します。
- ウエルカムスペースを充実させる
- 高砂をなくしてゲストとの距離を近づける
- ゲスト参加型の演出にする
- 新郎新婦が結婚式のホストになる
ウエルカムスペースを充実させる
結婚式場に来場したゲストがまず訪れるのが、ウエルカムスペースです。ゲストの受付をしたり、式がスタートするまでの時間を過ごしたりする場所でもあるため、充実した空間になっていると式が始まる前からゲストを楽しませることができるでしょう。
例えば新郎新婦おふたりの思い入れのある写真を活用して、ゆっくりと観覧できる演出をすると、待ち時間も豊かなものになります。また、個性的な装飾を施せばフォトジェニックな空間を演出でき、ゲスト同士で撮影を楽しむことも可能です。
高砂をなくしてゲストとの距離を近づける
一般的な結婚式では高砂(段差)が設けられており、新郎新婦とゲストとの間に距離があります。これは新郎新婦が目立つような配慮であり、大人数の結婚式であればゲストの席から見えやすくなるため喜ばれます。しかし、アットホームな結婚式は、新郎新婦とゲストとの距離を縮めて自然な会話を楽しめることが醍醐味の1つです。そのため、高砂はあえてなくして新郎新婦とゲストの視点を等しくすると、より和やかな空気を楽しめます。
ゲスト参加型の演出にする
アットホームな結婚式は、ゲストが参加しやすい演出をすることも大切です。例えば撮影タイムを長めに設けると、誰もが気兼ねなく新郎新婦と一緒に写真が撮れるため、ゲストも結婚式を満喫できます。また、親友や両親が司会をするのもおすすめです。こうしたゲスト参加型の演出は、自分たちで作り上げるアットホームな結婚式だからこそできることです。
新郎新婦が結婚式のホストになる
一般的に、結婚式は新郎新婦が主役というイメージが定着しています。しかし、アットホームなウエディングをするのであれば、あえてホスト役に回るのもおすすめです。アットホームなウエディングのコンセプトは、ゲストへの感謝を伝える「おもてなし」であり、ホスト役に徹してゲストをもてなすことで、本来の意図を再認識できます。
また、新郎新婦がホスト役に徹することは、まさしく主催者が訪問客をお迎えするホームパーティーと同じであり、ゲストもアットホームな雰囲気を体感しやすくなるでしょう。あえて新郎新婦入場をせずに、会場の玄関でゲストを直接お出迎えするのも1つの方法。また、積極的にゲストの席を回り、会話を楽しむのもゲストに喜ばれるでしょう。
6.アットホーム婚を成功させるコツ
せっかくアットホームな結婚式を選ぶのであれば、自分たちの想いを大切にして存分に幸せな時間を楽しみたいものです。また、ゲスト全員が心地良く楽しい時間を過ごせることにも留意する必要があります。アットホーム婚を成功させるためには、コツを押さえることが大切です。続いては、2つのコツを詳しく解説します。
自分たちだけでなくゲストも楽しめる演出か考える
アットホーム婚で大切なのはゲストをもてなす心です。そのため、結婚式の内容を自分たちの希望に添わせるだけでなく、ゲストも楽しめる演出になっているかどうかを確認しながら計画していく必要があります。
例えば、お色直しや手紙の演出があまりにも長いとゲストを退屈させてしまう原因になりかねません。また、一部のゲストだけが盛り上がるような内容だと、会場全体が気まずい空気になるでしょう。自分本位な演出は避けて、参加しているゲスト全員が心からリラックスして楽しめる結婚式を意識して、準備を進めることが大切です。
ゲストが新郎新婦と話せる機会を設ける
アットホームな結婚式だからといって演出の回数を極端に増やしたり、時間をかけすぎたりすると、ゲストが退屈するだけでなく新郎新婦と話す機会がなくなってしまいます。
新郎新婦とゲストとの距離が近いアットホームな結婚式を選ぶのであれば、ゲストが新郎新婦と話せる機会を多く設けることも大切です。新郎新婦から積極的にゲストのテーブルを回って、会話を楽しむのも良いでしょう。
7.結婚式場選びのポイント
アットホームな結婚式をする場合は、結婚式場選びも大切なポイントです。結婚式場と一口に言っても、最近では様々なタイプの式場があります。アットホームな結婚式のコンセプトである「おもてなし」に留意して、自分たちのこだわりに合う空間選びをしましょう。続いては、結婚式場選びのポイントを3パターン解説します。
- ホテルのワンフロア貸切
- ガーデンウエディング
- レストランウエディング
ホテルのワンフロア貸切
アットホームな結婚式は家族や友人、会社の同僚など、新郎新婦にとって親しい人を招いて感謝を伝える時間です。大規模な結婚式とは異なり良い意味でのクローズ感があると、新郎新婦とゲストとの距離が縮まりよりおもてなしがしやすくなります。ワンフロア貸切ができるホテルであれば、設備面の充実さだけでなく接客の品質も安定しているため、ゲストの要望にも応えやすく安心して結婚式を執り行えるでしょう。
ガーデンウエディング
開放感あふれるガーデンウエディングでは、カジュアルな雰囲気とロマンチックなムードを一度に楽しめるため、アットホームな結婚式にぴったりです。結婚式場やホテルでのガーデンウエディングであれば設備も十分に備わっているため、こだわりの演出でゲストをお迎えしやすいでしょう。また、室内とは違う演出も楽しめるため、自由なレイアウトやコーディネートを楽しみたいカップルにもおすすめです。
レストランウエディング
レストランウエディングは、アットホームな結婚式に適しています。路面店のレストランに限らず、ホテルの専用フロアやホテル内のレストラン、料亭などでも満足度の高いアットホーム婚が可能です。何より、レストランウエディングの大きな魅力は料理といえます。カジュアルでありながら一流の料理も楽しめるため、ゲストも大満足のアットホームな結婚式になるでしょう。
アットホームな結婚式は、大切な人たちへの感謝を込めておもてなしをすることに重点を置いたウエディングスタイルです。新郎新婦おふたりのこだわりを大切にしつつゲストが楽しめる空間を演出すると、誰もが楽しく幸せな時間を過ごせるでしょう。アットホームなウエディングを成功させるコツを押さえながら、おもてなしの心を大切にして結婚式を計画することをおすすめします。
BRIDAL FAIRブライダルフェア
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