FOR WEDDING
結婚準備ガイド
指輪交換を盛り上げたいなら、リングリレー・エンゲージカバーセレモニーがおすすめ
今回は、リングリレーやエンゲージカバーセレモニーを取り入れる際のポイントや演出方法のアイデアをご紹介します。結婚式をより思い出深いものにしたいカップルは必見の内容ですので、ぜひご覧ください。
目次
- 1. 「指輪交換を盛り上げたい!」思い出に残る演出を紹介
- 2. リングリレーとエンゲージカバーセレモニーの取り入れ方の一例
- 3. リングリレー・エンゲージカバーセレモニーを行うときのポイント
- 4. リングリレー・エンゲージカバーセレモニーの演出アイデア
1. 「指輪交換を盛り上げたい!」思い出に残る演出を紹介
結婚式の盛り上がるイベントとして指輪交換が挙げられます。新郎新婦が互いへの信頼の証として行う指輪交換は、人前式や神前式の定番演出です。しかし、これまでの結婚式では、牧師様の前で永遠の愛を誓い指輪交換を行うものだったため、非常に厳かな儀式という印象があるでしょう。演出をしたとしても、リングボーイやリングガールに運んでもらったり、リングピローを手作りしたりする程度でした。
一方で、近年は参列者も楽しめる「リングリレー」や婚約指輪も演出に踏まえる「エンゲージカバーセレモニー」などを取り入れるケースが増えてきています。どちらも、指輪交換をさらに印象付ける企画といえるでしょう。ここでは、「リングリレー」「エンゲージカバーセレモニー」それぞれの特徴や魅力について解説します。
リングリレー
リングリレーは、結婚指輪をリボンに通して、ゲストの手によってリレーをしながら新郎新婦の元に届けるイベントです。リングリレーによって届けられた指輪で指輪交換が行われます。
親族や友達が祝福の気持ちを込めてリングリレーに参加することによって、二人の結婚を参列者全員で承認するといった意味合いがある点が特徴です。新郎新婦とゲストの間に一体感が生まれ、より感動的な時間を演出できるでしょう。
リングリレーのやり方はさまざまです。全ての席にリボンを通して行う方法と、バージンロード沿いのみにリボンを通す方法があります。少人数で行う結婚式であれば、全員参加のリングリレーがおすすめといえます。対して、参列者が多い場合はバージンロード沿いに行うのが一般的だといえるでしょう。
エンゲージカバーセレモニー
結婚式の指輪交換では、新郎新婦が互いの指に結婚指輪をはめます。エンゲージカバーセレモニーは、指輪交換をした後に改めて新郎から新婦に婚約指輪が渡され、結婚指輪に重ねてはめるイベントのことです。
ゲストの前で婚約指輪を披露し、結婚指輪に封をするイメージで重ねるため「二人の愛と絆に永遠に蓋をする」といった意味があります。近年は、エンゲージカバーセレモニーを踏まえて、婚約指輪と結婚指輪をコーディネートしたデザインも人気です。
結婚式はもちろん、プロポーズも二人にとって大切な思い出のひとつといえるでしょう。人生の記念となるプロポーズで手渡された婚約指輪が、結婚式の演出に役立つ点はエンゲージカバーセレモニーの大きな魅力です。
通常の指輪交換をした後にエンゲージカバーセレモニーを行い、ゲストに披露するのが一般的です。挙式のみならず、披露宴や二次会で行うカップルも多く見られます。
その他、結婚式や披露宴でおすすめの演出については、以下のページでご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。
2. リングリレーとエンゲージカバーセレモニーの取り入れ方の一例
結婚式にリングリレーとエンゲージカバーセレモニーの両方を取り入れた場合の一例をご紹介します。バージンロード沿いにリボンを通した場合の流れです。
まず、新郎新婦それぞれのゲストが座るバージンロード沿いの席にリボンを渡します。新郎新婦が入場したらゲストがリボンを持ち、リボンの端を手にした人がリングを通せば、リングリレー開始です。順番にリングを通していき、最前列の席に座るゲストの元にリングが届いたら、リボンから外してリングピローに納めます。リングリレーが終了した後に、新郎新婦の指輪交換が行われるといった流れです。
対してエンゲージカバーセレモニーは、指輪交換の後に行います。司会者によって、指輪交換とエンゲージカバーセレモニーについての説明があると、ゲストにも趣旨が伝わってスムーズに進むでしょう。
3. リングリレー・エンゲージカバーセレモニーを行うときのポイント
結婚式を素敵に演出するリングリレーやエンゲージカバーセレモニーを行う際は、ポイントを押さえておくとより美しい流れで進められます。せっかくの演出のため、失敗することなく進めたいものでしょう。続いては、リングリレー・エンゲージカバーセレモニーを成功させるためのポイントについて解説します。
共通のポイント
リングリレー・エンゲージカバーセレモニーともに、時間をかけすぎないことが大切です。いくら盛り上げるためのイベントとはいえ、あまりに時間を費やしてしまうと場が冷めてしまう可能性があります。
特に、ゲストが多い場合にリングリレーをすると、新郎新婦に結婚指輪が届くまでに間延びしてしまい、その後のスケジュールに影響する可能性も考えられるでしょう。また、ゲストへの配慮も踏まえると、長い時間を飽きさせない演出も大切といえます。
リングリレーのポイント
リングリレーをスムーズに行うためには、人数調整が大切です。少人数制の結婚式であれば全員参加でも問題ありませんが、大勢ゲストがいる場合は、リレーに参加する人を決めておくと良いでしょう。
また、最終的に誰が新郎新婦にリングを渡すのかを決めておくこともポイントのひとつです。両家の両親が渡す役をすれば、感動的なシーンを演出できるでしょう。小さな子どもたちにお願いしてリングボーイやリングガールを努めてもらうと、ほっこりとした時間を楽しめます。
一方で気をつけておくべきことが、リングの紛失についてです。滑りやすいリボンにリングを通すため、リレーをしている最中に転がってしまう可能性も考えられます。基本的にリングリレーは一発勝負で行われるため、トラブルが起こる可能性もあります。万が一のことがあっても、すぐに対応できる体制を整えておくことが大切です。
また、新郎新婦それぞれのリレーのスピードにも気を配りましょう。あまりにも進度がずれてしまうと、指輪交換の本来の意味を失い、競争化してしまいかねません。あくまでも、神聖な儀式であることを念頭に置いて、穏やかにリングリレーを行いましょう。
リングリレーに使うアイテムはリボンのみです。全体のコーディネートと合わせて準備するよう心がけましょう。ウエディングドレスの色に合わせたり、意味を込めて選んだりすると美しい演出に仕上がります。素材に決まりはありませんが、指輪をスムーズに通せるサテンがおすすめです。赤い糸を連想させる毛糸をコーディネートするのも良いでしょう。
エンゲージカバーセレモニーのポイント
エンゲージカバーセレモニーは、今までなかった新しいイベントです。従来の指輪交換では、結婚指輪を新郎新婦が互いに渡し合うものでした。そのため、いきなりエンゲージカバーセレモニーを行っても、どんな儀式なのかよく分からないと感じる人が出てくるでしょう。
ゲストへ配慮するためにも指輪交換を行う前に、司会者やスタッフの人にエンゲージカバーセレモニーについての説明をしてもらうことが大切です。その他、ゲストの席にエンゲージカバーの詳細を記載した説明書きを配布しておくのもおすすめの方法といえます。ゲスト全体が事前に理解しておくと、より一層幸せムードに包まれて盛り上がることが期待できるでしょう。
また、エンゲージカバーセレモニーを行うタイミングは、カップルによってさまざまです。指輪交換の後に続けて行うケースが多いものの、特に決まりはありません。場合によっては、披露宴のウェルカムスピーチや、お色直しに合わせて行うこともあるでしょう。
ゲストにとっては、シャッターチャンスになって嬉しいタイミングといえます。その他、ケーキカットの前に行うと、より意味深いものになるためおすすめです。ケーキカットは新郎新婦がはじめて行う共同作業という意味があります。その前にエンゲージカバーセレモニーを行えば、より一層二人の絆が深まったという印象を与えられるでしょう。また、ケーキカットであれば、すでにゲストも撮影のために席を離れていることが多いため、写真撮影に対する配慮にもなります。
4. リングリレー・エンゲージカバーセレモニーの演出アイデア
リングリレーやエンゲージカバーセレモニーは、指輪交換を盛り上げるイベントのひとつであり、特に決まった形式はありません。新郎新婦が自由に演出できるため、一味違ったセレモニーにするのもおすすめです。続いては、リングリレー・エンゲージカバーセレモニーそれぞれの演出アイデアについてご紹介します。
リングリレー
リングリレーは、リボンを通してリレーしていくのが一般的ですが、他のアイテムを使っても問題ありません。例えば、バージンロード沿いのゲストがリングリレーを行う場合、離れた席のゲストも楽しめるようにバルーンをつけてみるのもひとつの方法といえます。
バルーンが動く様子でリングの位置が伝わり、会場全体が幸せなムードに包まれます。ハート形をモチーフにしたバルーンを活用すれば、愛が運ばれるイメージを演出できるでしょう。また、音を楽しめるということで、リングに鈴をつける方法も人気があります。
このように、リングリレーは工夫次第でさらに楽しく思い出深いものにすることが可能です。本人同士の絆だけではなく、ゲスト全体の絆をつなぐ企画としてイメージすると、演出を考えやすいでしょう。
エンゲージカバーセレモニー
エンゲージカバーセレモニーで大切なのが、リングピローです。従来の指輪交換でも、リングピローにこだわるカップルは多いでしょう。エンゲージカバーセレモニーでは、さらに婚約指輪も置くため、より凝ったデザインにするのがおすすめです。
一般的なリングピローだと、2本の指輪しか置けません。対して、エンゲージカバーセレモニーでは、3本の指輪を置く必要があります。自分たちでリングピローをDIYすると、結婚式の思い出として記念にもなるでしょう。
また、エンゲージカバーセレモニーは、披露宴や二次会の演出としても活用できます。新婦には内緒で、新郎からのサプライズとして行うのも感動的だといえるでしょう。この場合も、ゲストへ事前に説明して協力してもらうことが大切です。
結婚式は新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても幸せで心地の良い大切な時間です。リングリレーやエンゲージカバーセレモニーを始め、結婚式で行う演出はゲスト全員が気持ち良く参加できる内容にする必要があります。しっかりと計画を立てた上で、二人らしい結婚式を実現しましょう。
少人数の結婚式をイメージしている場合、予算を抑えた演出を考えていることが多いでしょう。リングリレーやエンゲージカバーセレモニーであれば、低予算で心のこもった演出が可能です。
ホテル椿山荘東京では、一生に一度の晴れ舞台を成功させるためのお手伝いをしています。情報過多になっている昨今、多くの雑誌やWebサイトを見すぎて、どんな結婚式にしたらいいか分からなくなっているカップルもいるでしょう。
リングリレーやエンゲージカバーセレモニーのような、思い出に残る演出をご希望の人は、ぜひホテル椿山荘東京のウエディングプランナーにご相談ください。
BRIDAL FAIRブライダルフェア
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