INTERVIEW 01 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

INTERVIEW01

ホテル椿山荘東京でのひとときが、
幸せな思い出となるように。
宿泊課 フロントクラーク
2016年入社

ドアマンの挨拶ひとつで、
心を奪われました。

専門学校時代は授業を終えると、一流の接客を学ぶために様々なホテルやレストランに足を運んでいました。宿泊は学生の身では経済的に厳しく、利用するのは決まってロビーやラウンジでした。
その日、私が訪れたのは、ホテル椿山荘東京。まだお酒も飲めない年齢だった私が高級ホテルにお邪魔するのは、毎度のことながら少し勇気がいりました。けれど、エントランスで出迎えてくれたドアマンの「こんばんは!」の一言で、緊張は感動に変わりました。挨拶ひとつで、私の来訪を心から迎え入れてくれていることが伝わってきたのです。姿勢、所作、表情、声のトーン……。その方の温かみと誠実さが節々から感じられ、思わず心を奪われてしまいました。その出来事から何年もの月日が経ちましたが、当時の感動は忘れられません。

「あなたに会いに来た」
その言葉が宝物です。

フロントでは主に、ご宿泊にいらしたお客様のチェックイン・チェックアウトを行います。
「実は今日、私の誕生日なの。お祝いに友人が連れてきてくれたのよ」。そうお話しくださったのは、遠方からいらした女性のお客様でした。少しでも幸せな思い出を残していただきたく、お渡ししたのは、フロントスタッフ全員からのメッセージが書かれたお祝いのカード。さらに、お帰りになったあとにも、僭越ながら、改めてお祝いのお手紙を送らせていただきました。数日後、届いたお返事には、ご宿泊の思い出が3枚にもわたって手書きで綴られていました。これは数年前の出来事ですが、そのお客様とは今でも手紙のやり取りを続けさせていただいています。ご宿泊に来られた際にいただく「またあなたに会いに来たわ」というお言葉が、手紙とともに、私の宝物です。

憧れの背中を追いかけながら、
キャリアを築いていく。

お客様の顔を覚えて、どこでお会いしてもお名前でお呼びできるようにする。お客様を自分の家族のように大切な存在として接する。フロントとしてお客様と向き合う上で心掛けていることはたくさんあります。
夜勤帯の責任者を任せられるようになってからは、お客様だけでなく、一緒に働くスタッフ一人ひとりと向き合っていくことも大切にしたいと考えています。そう感じるのは、これまでに見てきた先輩方の存在が影響しています。学生時代の私を温かく迎えてくれたドアマン、入社して間もない頃から名前で呼んでくれた総支配人、スタッフからの相談や質問には必ず全力で向き合って自分のことのように考え解決に導いてくれるフロントマネージャー。「一人ひとり」と真摯に向き合うその姿勢を、私も将来の部下に引き継いでいきたいと思います。

PROFILE

高校時代、スーパーでレジ打ちのアルバイトをしたことがきっかけで、接客の仕事を志す。最高のサービスマンになることを目標にホテルスタッフの基礎を学べる専門学校へ進学。在学中からホテル椿山荘東京で実習とアルバイトを経験。新卒1年目で、当時では異例ながらフロントスタッフとして配属。2020年からは深夜帯の責任者に就任。

SCHEDULE

1日のスケジュール
  • 17:00

    出社。日勤スタッフから引き継ぎ
  • 19:00

    休憩
  • 20:00

    宿泊団体の確認、ルーミングリスト、料金表作成
    ブリーフィングにて特記事項を夜勤部署と引き継ぐ
  • 24:00

    チェックイン状況・翌日のご予約状況の確認
    アサイン業務、売上集計
  • 03:00

    休憩
  • 06:00

    チェックアウト業務、当日販売価格の設定、在庫調整
    客室サービス・ルームサービスへ引継ぎ
    団体ルーミングリストの関係者共有
  • 09:30

    ブリーフィングにて前日の売上報告
    前日・当日の特記事項を報告
    日勤スタッフに引き継ぎ
  • 10:00

    退社

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