INTERVIEW 03 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

INTERVIEW03

全266室に込められた、
ホテル椿山荘東京のホスピタリティ。
客室サービス課
2019年入社

客室サービスは、ホテル運営における「土台」。

私たち客室サービス課は、客室に関するありとあらゆるサービスを手掛けています。
例えば、ご宿泊中のお客様から頂戴するお電話対応にはじまり、ご質問やご依頼へのご回答、何か必要なホテルお貸し出し品などがおありの際は客室へお届けします。他にも、お客様がチェックアウトされたお部屋の清掃を終えたあとに、客室の内装や調度品に不備がないか隅々までチェック。補修が必要な際は関係部署と連携し、修復の取り次ぎも行います。つまり、お客様が最高のご宿泊体験を得られるように尽力するのが当チームの役割であり、この仕事はホテルの運営に必要不可欠な「土台」であると私は考えています。お客様がお過ごしになる時間の大部分を占める客室。ホテルの運営にとって客室はサービスの根幹であり、ホテル椿山荘東京の印象を左右する重要な役割を私たちは担っているのです。

古き良き佇まいが、味わい深いものになるように。

幅広い業務の中でも特に私が得意とするのが、客室内のチェックにあたるスーパーバイザー業務です。当ホテルは歴史ある建物と調度品を活かした造りであるがゆえ、長い年月の中で培われた「味」が随所に垣間みえます。だからこそ、古き良き佇まいが味わい深いものになり得るかどうかは日々のメンテナンスに掛かっています。机や椅子に傷や破損はないか、カーテンやソファーに染み汚れはないか、壁紙は美しく保たれているか、ベッドの下にお忘れ物は落ちていないか、空調設備に埃が付いていないか、室内全体を見渡しながら美しい状態であるべき箇所を一つひとつ丁寧に、決して見落としがないよう確認していきます。
大切にしているのは、お客様が気づかないであろう所にまで気を配ること。それが当ホテルのホスピタリティの高さに繋がると私たちは考えています。

効率とスピードを追求する、客室のプロフェッショナル。

日々、50〜60部屋の清掃後のチェックを行う上で意識しているのは効率とスピードです。フロアに立ち入った際にどの部屋をどの順番で回るべきか、入室した際には何から確認を始めて退室までの流れをどう段取るか。お客様のチェックイン時刻までに全266室の確認を終える必要があるため、効率とスピードを上げて業務に携わるのは必須です。そのために私が新人の頃に取り組んだのは、全フロアの客室の位置と間取り、室内の内装とその配置を頭に叩き込むこと。今では、各客室の詳細が瞬時に頭に浮かぶほどになり、チームのメンバーからも各部屋の詳細について質問される機会が増えました。お客様からも、同僚からも、誰かに頼られるときはやっぱり嬉しいですね。
人のために何ができるかを考え実行する。そうして喜んでもらえる瞬間に、私は大きな喜びを感じます。

PROFILE

ネパール出身。来日後は日本語学校とホテルの専門学校に通いながら都内の高級ホテルに併設するレストランでアルバイトをし、ウエイターとして働く。学校を卒業後、ホテル椿山荘東京へ。入社の決め手はスタッフの笑顔。入社1年目から客室サービス課の一員として活躍し、幅広い業務を経験。チームの中心人物として周囲の信頼も厚い。

SCHEDULE

1日のスケジュール
  • 09:00

    出社。メールチェック
    お客様からのリクエストや昨夕の対応履歴等を確認
  • 10:00

    ブリーフィング。ゲストリストをチーム内で共有
  • 10:30

    客室のインスペクション、お客様からのリクエスト対応
  • 12:00

    休憩・昼食
  • 13:00

    チェックアウト後清掃のインスペクション
  • 16:30

    メンテナンス依頼・整理整頓、遅番担当者に引き継ぎ
  • 17:30

    退社

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