INTERVIEW 07 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

INTERVIEW07

私もいつか、
お料理を通して感動を届けたい。
バンケット和食調理課
2022年入社

きっかけは、
ここで出会った料理でした。

専門学校時代の実習で訪れた、ホテル椿山荘東京の料亭「錦水」。数寄屋づくりで趣のある空間に胸を躍らせた私は、目の前に運ばれてきた料理の美しさに、一気に目を奪われました。盛り付けの素晴らしさは勿論、素材そのものを活かした繊細で上品な味わいに感動いたしました。「私もいつかこんな料理を提供できるようになりたい」その時に抱いた目標を実現するため、現在、ホテル椿山荘東京で勤務しております。
専門学校では学びを得ましたが、それはあくまで基礎が中心。盛り付けひとつとっても、お皿のサイズや色彩、食材を盛り付けるバランス、彩りを添えるあしらい選びなど日々学びは尽きません。私が和食調理の道を志した理由である「日本料理の美しさ」を多くのお客様に堪能していただけるよう、これからも精進してまいります。

一刻一秒を争う調理場で、技術が磨かれていく。

ご宴会料理の調理は時間との勝負です。
決められたタイムスケジュールに沿って、お料理をご提供しなければなりません。ひとつの会場の収容人数は、数十名、多いときには100名を超えるお客様がお越しになります。さらに、ご宴会は多いときには1日に20〜30件に及ぶこともあります。調理や盛り付けにおいて、わずか数秒の遅れが重なれば数分、数十分と膨れ上がり、お料理のご提供が後ろ倒しになってしまいます。そして、すべてのスケジュールに影響を及ぼす……。そんなプレッシャーと常に戦いながら、調理場では集中力を研ぎ澄まして食材に向き合っています。火入れの工程はとても繊細です。肉も魚も野菜も最適なタイミングを見極めて調理しなければなりません。手際良く、慎重にそのときそのときを見極める。無事にすべての調理を終えると、大きな達成感を得ることができます。

先輩方の存在が、技術と心の支えになっています。

日々、前向きに楽しく働くことができているのは、調理場で一緒に働く先輩方のおかげです。仕事の関わりだけではなく、休日にはボウリングや食事に行くこともあります。なかには20歳以上離れた方もいらっしゃいますが、いつも気さくに話しかけていただき、休憩中は他愛もない話で盛り上がっています。そんな時間を共有しているからなのか、緊張感のある調理場に立っている時にも、気兼ねなく質問や相談をすることができます。
先輩方からの教えをすべて吸収し、今後は、焼方以外のポジションも任せていただけるよう成長していきたいと思います。将来的には、メニューの考案や、調理技術を競うコンテストにも挑戦してみたい。機会があるなら和食以外の料理にも携わってみたいです。夢は広がりますが、まずは一歩ずつ、できることを増やしていきたいです。

PROFILE

調理の専門学校を卒業。多様なジャンルの料理がある中で、味はもちろんのこと、季節感や器との調和も含め、素材を活かす和食に魅了される。ホテル椿山荘東京に入社後、婚礼・宴会など様々なイベントの料理を担当する和食調理課に配属。1年目は盛り付け、2年目からは焼方で日々、和食の調理に向き合っている。

SCHEDULE

1日のスケジュール
  • 10:00

    出社。冷蔵庫の温度確認
    当日のスケジュール確認
  • 11:00

    調理場全体ミーティングで他部署との業務内容を共有
    納品された食材の検品
  • 12:00

    ご予約いただいたランチの料理準備
    3日後までのご予約確認、食材の発注業務
  • 13:00

    休憩・昼食
  • 15:00

    翌日の食材の仕込み
  • 16:00

    ご予約いただいたディナーの料理準備
  • 17:00

    調理場の後片付け、火の元の確認や冷蔵庫の温度確認
  • 18:30

    退社

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