INTERVIEW 08 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

INTERVIEW08

私の人生は、
デザートに彩られています。
ペストリー課
2012年入社

育児休業から復職して任されたのは、新メニューの開発でした。

ご披露宴を華やかに彩るウエディングケーキ、ご宴会のコースを締めくくるデザート、本格的な英国スタイルのアフターヌーンティーや、ショップで販売されるケーキに焼き菓子…。ペストリーチームの一員として、これまで様々なデザートを作ってきました。現在は、クリスマスなど季節ごとに展開されるビュッフェや、イベントのメニュー考案にも携わっています。初めてメニュー考案を任されたのは、育児休業から戻ってすぐのこと。約1年半のブランクがあったにも関わらず、そんな大役をいただけたことに驚きつつ、素直に嬉しかったです。
ホテル椿山荘東京には、私と同じく産前・産後休業、育児休業を取得された先輩や同僚が性別関係なくたくさん働いています。仕事のことはもちろん、育児に関する悩みや相談もしやすく、育児休業明け、復職するのが楽しみだったのを覚えています。

世界観を、デザートで語る。

イベントのメニュー考案で大切なのは、コンセプトを表現できているかどうか。さらに、幅広い年代のお客様に喜んでいただける味と見た目の美しさ、時間内にご提供できるレシピでなくてはいけません。配慮すべきことは多いですが、表現したい世界観をデザートで作り上げる時間は、そんな苦労も忘れてしまうほどに熱中してしまいます。
特に印象に残っているのが、あるコスメブランドとのコラボレーションイベントです。テーマは、秋の季節にあわせた金木犀。ブランドを象徴するお花の香りを彩り豊かなフルーツゼリーで表現してみよう、金木犀の香りが楽しめるシフォンケーキもいいかもしれない。ベーシックなシュークリームやプリンも交えたほうが幅広い年代の方に楽しんでいただけるのでは……。料理長からアドバイスをいただきながら、アイデアを一つ一つ形にしていきました。

デザートがつなぐ、
お客様の笑顔。

ホテル椿山荘東京の素晴らしいところは、やはり美しい庭園です。当ホテルで勤務している私たちでさえ、季節ごとに移ろう樹々の彩りや東京雲海は見るたびに感動してしまいます。優美な庭園を目の前に楽しむ、瑞々しいフルーツや濃厚なチョコレート、コク深いチーズを使用したデザートたち。この優雅で非日常な空間と時間はホテル椿山荘東京でしかご体感いただくことができないのではないかと思います。
1年を通して様々なイベントが催されているので、元々、デザートを作ることが好きな私は、毎日、やりがいを感じながら働くことができています。ご新郎ご新婦の共通の趣味や好きなものをモチーフにして作った世界にひとつだけのウエディングケーキ、親子でご参加いただくパンづくり教室など、お客様の表情を見ながらデザートづくりに携われる。そんな幸せな仕事に私の人生は彩られています。

PROFILE

ウエディングケーキを作りたいという想いを抱き、ホテル椿山荘東京へ入社。入社後は、洋食レストラン調理課にも配属。現在は、宴会でご提供するデザート全般と、念願であったウエディングケーキを担当。パンづくり教室の講師も務める。産前・産後休業、育児休業を取得した経験を持つ。

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