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お子さまの結婚相手との挨拶に向けた、親御さまへのアドバイス

長年、愛情いっぱいに育ててきたお子さまが、結婚することになった。
そして、結婚相手を連れて挨拶に来ることになった。
年頃のお子さまをお持ちの親御さまなら、いつ訪れてもおかしくないシチュエーションです。
お子さまが選んだ「 新しい家族 」との挨拶は、挨拶を受け入れる側の親御さまとしても、大変緊張するものです。
『 そのとき 』を安心して迎えるために、お子さまの結婚相手との挨拶のコツをまとめました。

挨拶の場所はどこがいいか

お子さまの結婚相手との対面場所は、可能な限り、自宅が望ましいといえます。
お子さまの結婚相手に伴侶となる人はどんな家庭環境で育ったのか、実際に知ってもらう。
そのきっかけとして、挨拶はまたとない機会です。
また、自宅に上げることで「 新しい家族を受け入れる 」という実感も高まるものです。

事前の準備として、家の中をきれいに掃除することになります。
これを面倒な手間と考えず、良い機会と捉えましょう。
荷物が多い場合は、思い切って断捨離を。荷物を整理し、
家がきれいになることで、親御さまの気持ちも気分一新。
お子さまの結婚相手を、気持ちよく迎え入れる気持ちが整います。
特に、お手洗いなどの水まわりは、リビング以上に清潔感が求められる場所。
入念に掃除を行いましょう。

挨拶の場にはどんな服装がいいか

一生に一度となる、お子さまの結婚相手との挨拶。親御さまとしては、人生の先輩にふさわしい服装で迎えいれたいものです。
「 自宅なのだから 」と、シャツやスウェットといったカジュアルすぎる普段着では、せっかくの挨拶の雰囲気が台無しです。
とはいえ、あまりにも仰々しい礼装も、威圧的です。
軽すぎず、重すぎず。「 カジュアルフレンチを食べにいく 」くらいの服装が、挨拶の場としてはバランスが取れていると言えます。
具体的には、お父さまはジャケットなど襟付きの上着を着るだけで、りりしい印象に。お母さまは少し華やかで清潔感のあるワンピースが、
大人の女性の雰囲気を醸し出すので、おすすめです。

お茶菓子や飲み物のタイミング

挨拶の場に欠かせないものが「 お茶菓子 」です。
親御さまとお子さまの結婚相手が初対面の場合、最初はかしこまった空気に支配されるものです。お茶菓子が、そんな雰囲気を和やかに変えてくれます。
滞在時間が読めない場合は、和菓子と洋菓子の2種類を用意しておきましょう。最初に和菓子を出し、話がはずんで時間がたったら、口直しに洋菓子を出すという流れがセオリーです。
特に和菓子は、その土地の気候風土が育んだものを選びましょう。
ご当地ならではの味わいは、会話の話題作りにも役立ちます。

意外とおろそかになりがちなのが、お茶やコーヒーといった飲み物です。
せっかくの機会なので、おいしいお茶やコーヒーの入れ方を研究するのも楽しいものです。
桜湯や昆布茶を提供する場合もあります。桜湯や昆布茶は結納や両家の顔合わせのときに出される縁起ものですが、
結納などを行わない場合は、挨拶で桜湯を出しましょう。結婚の実感も膨らみます。

挨拶や会話で気をつけること

お子さまの結婚相手と初めて対面するとき「 一体、何を話していいのか分からない 」と困惑する親御さまは少なくありません。
人は焦って話すと早口になるので、まずは心を落ち着けましょう。
初対面で注意したいのは、一方的に話さないことです。
お相手は「 結婚の挨拶 」をするタイミングを伺っています。お相手が挨拶の糸口をつかめるように、適度な「 間 」を取りましょう。
お相手の挨拶が無事に済んだら、あとは和やかな会話を心がけましょう。ふたりの馴れ初めを聞いてみたり、お子さまの子どもの頃のエピソードを披露したり、初対面なのだから、当たり障りのない話題で十分です。
趣味の話題を持ち出すのも、お互いを知るという面で有意義といえます。
むしろ、質問を矢継ぎ早にぶつけたり、深く突っ込んだような質問をしないようにしましょう。

言葉遣いや態度で気をつけること

初対面の場合、お互いの印象を大きく左右するのは、態度や言葉遣いです。
過度にかしこまる必要はありませんが、まだ結婚式も挙げていない間柄をいうことを忘れずに。
一人の大人の女性・男性として接し、節度ある態度や言葉遣いを心がけましょう。
気が大きくなって、お相手の名前を呼び捨てにしたりするのはご法度です。横柄な態度に見られ、悪い印象を与えかねません。

会食で気をつけること

時間に余裕があれば、ぜひ会食の時間を設けたいものです。
落ち着いて食事しながら会話ができる環境が望ましいので、
あらかじめ個室を予約しておきましょう。
店は、挨拶からの流れの雰囲気を考慮すれば、やはり日本料理がベターといえます。焼肉店やイタリアンでは落ち着いて話せません。また、フレンチではテーブルマナーの不安もあります。

会食につきものなのが、アルコールです。
ただしアルコールは、あくまで会話の潤滑油。緊張感や解放感から飲みすぎて羽目を外したり、お酌を強要するなど失礼のないように注意しましょう。

お子さまとの事前の打ち合わせは必須

当然のことですが、お子さまと事前の打合せを綿密に行っておくことが大切です。
時間的な都合はもちろん、お相手の味の嗜好が事前に分かっていれば、お茶菓子や会食のメニュー選びの参考になります。
結婚の挨拶という大切な『 人生のセレモニー 』のあとは、お相手の緊張が解きほぐされ、
心地よいひと時を過ごしてもらえるように心を配ることが大切。
一生の思い出に残る、素晴らしい時間にしたいものです。

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