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両家顔合わせの日時の決め方や当日の進め方を詳しく解説

結婚をするにあたっておこなわれる「両家顔合わせ」は、両家の親睦を深めるために大切な行事です。しかし、いつどこでおこなえば良いのか、どのような段取りで進めれば良いのか悩んでしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、両家顔合わせの時間や日程の決め方をご紹介します。当日の進め方や、注意しておきたいマナーもあわせて解説するので、この記事を読んでスムーズに両家顔合わせができるようにしましょう。

目次

  • ■顔合わせの時間や日取りはいつがベスト?
  • ■顔合わせの会食の予算や服装、注意したいマナーとは?
  • ■顔合わせ当日の進め方を確認しよう
  • ■まとめ

■顔合わせの時間や日取りはいつがベスト?

顔合わせの日取りを決めるカレンダー

両家顔合わせは、初めて両方の家族が顔を合わせることになるので、両家の印象を決める大切な機会になります。こちらでは、顔合わせの時間や日取りの決め方を解説します。いつどこで顔合わせをおこなうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

◇当日のアウトラインを決めよう

まずは、顔合わせをどのような形式でおこなうのかを決めます。実は一口に「顔合わせ」といっても、以下の2種類があることをご存知でしょうか。どちらの形式を選ぶかによって当日の流れも変わるので、必ず事前に決めておきましょう。

  • 両家の親睦を深めるためにおこなう、カジュアルな形式のもの
  • 記念品の交換などをする結納に近い形式のもの

結納をおこなわないのであれば結納式も兼ねた顔合わせにしても良いですし、和やかに自己紹介などをする場にしたいのであればカジュアルな顔合わせがおすすめです。どのような位置づけで顔合わせをおこないたいのかを考えて決めましょう。

また、両家が納得した顔合わせになるように、お互いの両親と話をして選ぶことも大切です。両親によっては「結納はして欲しい」などの希望があるかもしれないので、相談をしておきましょう。

◇顔合わせの日程はいつがいい?

次に、顔合わせの日程と時間を決めます。一般的に、結婚式を挙げる日から3~6ヶ月前におこなわれることが多いようです。お店の予約や両家の都合などがありますので、スケジュールには余裕を持って決めるようにしましょう。

ベストな日取りや時間は、顔合わせをどんな形式をするかによって異なります。例えば、カジュアルな食事会であればディナーの時間帯でも良いですが、結納に近い進め方をする場合は昼間の時間を選ぶのがおすすめです。日曜日や祝日など、お互いのスケジュールが合う日を選ぶのはもちろん、お日柄にこだわるのであれば大安・友引の午前中におこないましょう。

また、基本的には上述した決め方で問題ないことがほとんどですが、地域性や両親の考え方によって決め方が異なる場合があります。顔合わせの計画段階で一度両親に相談してみてから決めると、顔合わせがスムーズに進められるでしょう。

◇食事会の場所を決めよう!

日取りが決まったら、食事会の場所を決めましょう。一般的には個室があるレストランや料亭でおこなわれますが、結婚式場が決まっていれば、式場のレストランなどを利用するのもおすすめです。会席料理やフランス料理やイタリア料理のコース料理などはゆったりとした時間が確保できるので周りの目を気にすることなく過ごせます。また、コース料理は約2時間と時間もある程度決められているので、気疲れしにくいというメリットもあります。

新郎新婦が地元同士であれば、両家のアクセスが良いお店を選びましょう。近年は両家の中間地点を選ぶことが多くなってきましたが、地元が遠方の場合は男性側が女性の地元へ出向くのが一般的です。ただし、地元が遠方で婿入りの場合は、女性側が男性の地元に出向きます。

また、顔合わせの会場がどこであろうと予約は必須です。当日お店まで来て空席がない、ということがないように、個室が空いているか、どんなコースにするのかを事前にお店に連絡しておきましょう。

■顔合わせの会食の予算や服装、注意したいマナーとは?

顔合わせでのお祝いの料理

次に、顔合わせで注意しておきたいマナーや決めておきたいポイントをご紹介します。顔合わせは両家の第一印象を決めるものなので、しっかりとチェックしておきましょう。

◇会食の予算や費用負担は?

顔合わせの食事会では予約が必要になり、予約時には料理のプランやコース料理を伝えます。そこで、食事会の場所を決める前にメニューなどを見て、予算を検討しておきましょう。

一般的な予算の平均は、個室料などを含めると6.4万円(出典元:ハナユメ結婚式準備ガイド https://hana-yume.net/howto/meeting-payment/)ほどとされています。人数によっても異なりますが、5万円未満が49.4%と一番多く、その次に5万円~10万未満と回答した方が38.2%いました。

また顔合わせでは、誰が食事代を支払うのかという問題もあります。両家折半、もしくは男性側が負担するのが一般的ですが、近年は「結婚する当事者ふたりが両親を招待する」という形式で食事代を負担するケースが増えています。当日、支払時に揉めることがないように、事前に両家に誰が支払うかを伝えておくと良いでしょう。

地元が遠方で相手家族に来てもらう場合は、交通費や宿泊費が必要になり、一部負担しなければならない可能性もあります。どちらかの家の負担が大きくなりすぎないように、両親と相談をしておきましょう。

◇当日のドレスコードを決めよう

ドレスコードというと大仰に聞こえてしまいますが、食事会を開催する場所の雰囲気に合った服装であれば問題ありません。男性はスーツ、女性はスーツか落ち着いた色のワンピースにジャケットを合わせるのが一般的です。

気軽な顔合わせであれば、男性はジャケットを羽織るだけ、女性はワンピースを着用するだけ、とカジュアルダウンしても構いません。あくまでもフォーマルな場であることを意識して選ぶようにしましょう。

◇顔合わせで注意すべきマナーとは?

食事会は歓談をする時間がほとんどですが、話題によっては両家の関係にヒビが入ってしまう可能性があります。特に、人間性や価値観に深く関わる政治や宗教に関する話題は避けるようにしましょう。誰も傷つけたり不快な思いをさせたりしない、ふたりの子供の頃の話などをすると盛り上がります。

また、会話量のバランスにも気を配りましょう。どちらか一方の話が多くなりすぎず、両家が均等に話すように当事者ふたりが話を振るなど努めることも重要です。

◇手土産などはどうすべき?

顔合わせには、マナーとして手土産を用意しましょう。両家が準備して交換するのが一般的ですが、「結婚の当事者ふたりが両親を招待しておこなう」という形の顔合わせの場合は、新郎新婦がそれぞれに準備してお互いの家に渡します。

準備してきた手土産に差が生まれないように、手土産を用意するのか否か、予算はどれくらいかを事前に話し合い、必要であれば両親に伝えておきましょう。何を手土産にしたら良いか迷ったときは、地元の名産品を贈るのがおすすめです。

■顔合わせ当日の進め方を確認しよう

顔合わせでの乾杯シーン

顔合わせをする日時の決め方や注意するポイントをご説明してきましたが、当日は何をすれば良いのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。当日にバタバタとすることのないように、以下で確認しておきましょう。

◇顔合わせ当日の流れ

顔合わせは、カジュアルな食事会という位置づけでも、ただ会食する席という機会ではありません。ここでは、全体の流れに合わせてご紹介します。

1.始まりの挨拶

2.新郎新婦による家族紹介

3.乾杯→会食

結婚式までに両家で決めておくべきことの相談や結納の有無、結婚式費用の負担などを検討したり、新郎新婦側の結婚までの進捗を報告します。

4.婚約記念品の交換

結納代わりの会食であれば、ここで記念品の交換をおこないましょう。

5.結びの挨拶

一貫して、新郎か新郎の父親が主導しておこなうのが一般的です。どのような挨拶をしたら良いか悩んでしまう方は、以下を参考にしてください。

  • 始まりの挨拶

<新郎の場合>

「本日は私たちのためにお集まりいただき、ありがとうございます。この度○○さんとの婚約にあたり、ご報告と両家のご紹介を兼ねて食事会の場を設けさせていただきました。本日は最後までよろしくお願いいたします。」

<新郎の父親の場合>

「本日はお集まりいただき、ありがとうございます。この度○○さんと息子の△△との婚約が調い、このような会を開けたことを嬉しく思っております。この食事会を機に、両家の親睦が深まれば幸いです。本日はよろしくお願いいたします。」

  • 結びの挨拶

<新郎の場合>

「本日はありがとうございました。皆様のおかげで素晴らしい1日となったことを、改めて感謝申し上げます。これから結婚式のことなどで相談させていただくことがあるかと思います。未熟な私たちではありますが、今後ともよろしくお願いいたします。」

<新郎の父親の場合>

「宴もたけなわではありますが、そろそろお開きの時間とさせていただきます。本日は、皆様のおかげで滞りなく食事会を済ませることができました。御礼申し上げます。今後ともよろくお願いいたします。」

◇しおりを作ってみよう

両家顔合わせには決まった流れがあるので、緊張してしまって上手く話せないのでは、と不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、しおり作成です。新郎新婦や家族のプロフィールをまとめたしおりを作って渡すと、話題のきっかけが膨らみやすく、和やかな雰囲気の食事会になるでしょう。

ふたりの出会いや写真などを織り交ぜて作ると、より盛り上がるのでおすすめです。感謝の気持ちを込めて、手書きのメッセージやプレゼントを添えても良いでしょう。

■まとめ

両家顔合わせで最も大切なのは、両家が納得する日取りや時間、形式でおこなうことです。事前にふたりで話し合うのはもちろん、両親とも相談してから決めるようにしましょう。

また、費用の負担や手土産の有無なども事前に両家で擦り合わせておきましょう。話題を事前に考え、和やかな時間を過ごせるようにするのも大切です。今回ご紹介した流れを確認しておき、全員が晴れやかな気持ちで顔合わせ当日を迎えられるようにしましょう。

顔合わせをつつがなく進めるためには、場所選びも重要です。どんな場所にするか悩んだときは、ホテル椿山荘東京のレストランをご利用ください。格式高い料亭からクラシックなイタリアンまで、さまざまなレストランから選ぶことができます。特別感溢れるスイートルームでのプランもご用意しておりますので、一生の思い出となるでしょう。ぜひご検討ください。

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