結納とは?結納と顔合わせ食事会の違いや日取りの決め方など徹底解説! | 東京の結婚式・結婚式場 ホテル椿山荘東京【公式】

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結納とは?結納と顔合わせ食事会の違いや日取りの決め方など徹底解説!

日本独特の婚礼の慣習「結納」は、おふたりが結んだ結婚の約束を、両家の家族を交えた場で公にするための儀式です。結納は日本の風土が育んだすばらしい婚礼セレモニーで、内容の一つひとつに深い意味が込められております。
例えば、男性側から送られる結納品や結納金は、女性側の家族への感謝や誠意が込められており、結婚の約束をより強く確かなものにしてくれます。両家の家族を交えた格調高い儀式であり、少し前までは「結婚式や披露宴はせずとも、結納だけはやりなさい」と勧める親御さんもいたほど重要視されていたセレモニーです。しかし、近年では価値観の変化や感染症の流行により、結納を簡略化もしくは省略し、両家の顔合わせで済ませるケースが増加。結納のあり方も大きな変化を見せています。
結納とは何か、なぜ結納をした方がいいのか。結納を正しく理解し、おふたりの結婚をより意義深いものにしてはいかがでしょうか。

目次

  • 1.結納とは
  • 2.結納と顔合わせ食事会との違い
  • 3.結納の準備・進め方
  • 4.結納の費用の内訳
  • 5.結納当日の流れ
  • 6.結納での食事について

1.結納とは

結納とは、その漢字が示すとおり「結び、納める」と書きます。ここで結ばれるものは、結婚する新郎新婦だけでなく、その両家を意味しています。つまり結納とは、「結婚する両家が結ばれ、一つに納まる」ということ。結ばれる家と家が、お祝いの品を交換することを意味しています。
品川神社権禰宜の川辺 徹(かわべ とおる)さんは、結納の意義についてこう説明されています。『1人の男性と1人の女性が出会って「縁」が働き、二人がともに生きる「結婚」という実が結ぶ。日本人は昔からこの「結び」を大切にしてきました。「結び=生(む)す」です。結びから、新しい魂の力が生まれる』と。何かと何かが結ばれたところには新しい魂が宿り、そこから命・力が生すと考えられてきました。両家の縁を結んで納める、それが結納なのです。
 

結納の歴史

結納は、4~5世紀に仁徳天皇の皇太子が結婚されたとき、贈り物(納采)を贈られたことがルーツとされています。これが宮中儀礼の「納采の儀」となりました。それが時代を経て、「結納」として庶民にこの儀式が広まったのは江戸時代後期の元禄の頃といわれ、一般家庭にまで定着したのは明治時代に入ってからといわれます。当時は見合い結婚が多かったことから、新郎新婦の両家の親をつなぐ「仲人」がまとめ役となり、両家を行き来して結納を行っていました。そして昭和の中頃になると住宅事情の変化により、ホテルや料亭などで、両家の家族や親戚が一堂に会して結納が行われるようになってきました。
 

現在行われている結納スタイル

 

正式結納

伝統的なスタイルで、仲人が新郎新婦の両家を行き来し結納を交わす結納です。仲人は男性側から結納品を預かり、それを女性側へ届けます。女性側は仲人をもてなし、男性側への受書(結納品を受け取った領収書的なもの)と結納品を仲人に届けてもらいます。関東では正式結納では、結納品は9品目が正式といわれています。
 

略式結納

仲人が両家を行き来することなく、ホテルや料亭で結納を行います。この場合、男性側だけが結納品を用意し、女性側は受書だけを用意するのが一般的です。仲人を立てる場合と立てない場合があります。
 

顔合わせ(食事会)

結納品を用意せず、新郎新婦の両家が顔合わせすることで結納に代えます。通常は食事会となり、記念品の取り交わしにとどめます。

2.結納と顔合わせ食事会との違い

「結納」と「顔合わせ食事会」の違いはどこにあるのでしょうか?
 

その1:格式の違い

一番大きな違いは、結納は婚約の「儀式」であり、顔合わせの食事会は両家の親睦を深めるための「会食の場」という点です。結納は司会による進行や結納品の交換、口上があり、厳かな雰囲気をもつ儀式ですが、顔合わせの食事会は、美味しいお料理をいただきながら挨拶や自己紹介をする気楽な場です。
 

その2.会場選びの違い

一般的な結納はホテルを選ぶことが多く、伝統に基づき「女性側の家」を訪れるというご家族もいらっしゃいます。対して顔合わせの食事会はホテルや料亭、レストランなど、本格的なお食事をいただける場所が選ばれています。
また、双方の実家が遠方の場合なら間を取って中間地点で会場を選んだり、新郎新婦が居住するエリアに来ていただいたりと、ケースバイケースで互いの負担が偏らないよう配慮するご家族が多くなっています。
 

どちらも両家が末永く付き合うための最初の行事

家が違えば、価値観や考え方も違いますが、本人だけでなく、両家の親の考えも大切にして出席者全員が気持ち良く食事できる場にしたいものです。そのためには、両家がともに負担にならない場所を選んだり、可能な限り出席者の好みに合わせたメニューを選んだりする気遣いも大切です。服装に関しても事前に打ち合わせておき、当日に戸惑う出席者がいないようにしておきましょう。

せっかくの結納だからということで、和装を選ぶ方は少なくないでしょう。ただ、正礼装をお持ちの方は多くなく、レンタルに頼るのが一般的です。親に着付けやヘアメイクといった費用一式をプレゼントするという方もいらっしゃいます。どちらか片方だけ負担するのではなく、両家で話し合ったあとに決めると後々のしこりにならずに済むでしょう。

衣装室があるホテルを結納会場に選べば、当日は軽装で来ていただき、お式の間は正装でお過ごしいただけます。準備や移動、片付けを考えて和装を遠慮するご家族は結構いらっしゃいますので、このようなプレゼントは大変喜ばれます。
結婚するおふたりだけでなく、家族全員にとって華やかで嬉しい思い出の日として、記憶に残ることでしょう。

3.結納の準備・進め方


儀式を滞りなく進めるために必要な準備・進め方には、どのようなものがあるでしょうか。
 

結納の日程を決める

まず決めなければならないのは結納の日取りです。結納は、結婚式の3ヶ月前から6ヶ月前に行うのが一般的とされています。結納から半年ほどかけて式の準備をすれば、両家の親と費用・招待客・内容に関して相談もできて安心でしょう。
 

結納には「吉日」が好まれる

結納は儀式なので、六輝で「お日柄が良い」とされている日を選びましょう。代表的なのは「大安」「友引」「先勝」です。六輝とは中国発祥の時刻占いをもとにした「日付の吉兆を占う」考え方で、日本でも鎌倉時代あたりから使われてきたものです。

大安
(たいあん)
「大いに安し」を意味しています。六輝の中では最も良い日で、婚礼に最適の日とされています。
友引
(ともびき)
「凶事に友を引く」という意味があり、葬儀や不幸事には避けられますが、お祝い事では「幸福のおすそ分け」と解釈されるため、吉日扱いになります。
先勝
(せんしょう・さきがち)
「先ずれば勝つ」をいう意味で、急ぐことが吉とされる日です。ただし午前中は吉ですが、午後2~6時の間は凶とされます。
先負
(せんぶ・せんまけ)
「先んずれば負け」を意味し、何事も控えめにするのが吉の日です。お祝いごとは遅れて開催することが吉と解釈されるため、午後からの開催なら良い日となります。
赤口
(しゃっこう・しゃっく)
お祝い事などは慎みたい日ですが、お昼12時あたりの時間帯は吉とされています。候補日が赤口の場合は、時間に気をつけ、短時間でお開きにするなどの気配りが必要です。
仏滅
(ぶつめつ)
大安の反対で、物事を慎む日とされお祝いごとは避けた方が無難。特にご年配の方が気にする日です。
天赦日 「天がすべてを赦(ゆる)してくれる日」で、日本の暦では何をやっても良い最高の吉日とされています。ただ年に数回しかないので人気で、日程を合わせるのは一苦労かもしれません。

日本ではお祝い事を午前中に行う慣習があります。結納もそれにならい、午後2~3時くらいにはお開きになるよう、時間に余裕を持って予定を立てましょう。
また、地域によっては潮目を大切にするところも。干潮になったら双方の家を出発して結納式を行い、満潮になる前に帰宅するといった流れで、海に囲まれた国ならではのしきたりといえます。出席者全員のスケジュール調整に時間がかかる場合があるので、両家が揃って結婚準備を進めるためにも、可能な限り早い段階から都合や希望を聞いて調整しましょう。
 

結納の場所を決める

正式な結納は仲人が両家を行き来して両家自体は顔を合わせないのが作法です。しかし今では略式になり、両家がホテルなどで一堂に会するのが一般的となっていることから、結納会場には特にルールはありません。
主な選択肢として、新婦の実家やホテル、料亭、個室のあるレストラン、結婚式場などがあげられます。また、結婚式と同じ会場を選べば、ご両家へ式場案内も兼ねてできるといったメリットもあります。
 

結納をする地域はどこがいい?

結納会場を決定する際は、両家の実家の場所から考えるといいでしょう。両家の距離が近いなら、新婦の実家や地元のホテルや料亭が一般的です。しかし、違う都道府県に実家があるおふたりだと、特に両家の距離が離れている場合は思案のしどころです。両家の中間地点にあたる場所か、新郎新婦が今暮らしている地域で行うのが、双方に負担が偏ることがないのでおすすめです。当然ですが、距離だけでなく両家からの交通アクセスも考慮しましょう。
結納をホテルで行うメリットはI以下の通りです。

  • 会食をセッティングしやすい
    結納後にホテル内の料亭やレストランで、改めて顔合わせとして食事会を開催することもできます。ホテル内の施設であればお料理の美味しさが保証されているところが多いぶん、「美味しい食事をいただけるホテル」を結納会場に選ぶご家族もいます。
  • 集合しやすく利便性が高い
    ホテルであれば、空港や駅からタクシーに乗っても名前さえ告げれば連れて行ってくれるので安心です。また、結納の場には赤ちゃんから高齢の方まで、さまざまな世代の人が集まります。したがって、ベビーベッドを完備していたり、バリアフリーに配慮してくれたりなど、あらゆる世代に優しい施設やサービスを兼ね備えているかなども確認したいポイントです。遠方から参加する方なら、ホテルに宿泊すれば時間的にも余裕が生まれます。また疲れたときも自室で休憩できるので、ご年配の方には安心なポイントといえます。
  • 衣装やメイクなどをお任せできる
    会場で着付けやメイクができるのは、女性にとって嬉しいサービスです。略式結納であっても和装を好む方は多くいらっしゃいます。。結婚式を簡略化する予定であれば格式をもったお式は結納だけになるので、和装の参加は良い思い出となるでしょう。洋装を選ぶ場合もヘアメイクは必要なので、当日の忙しさを少しでも軽減したいなら、ホテルサービスの利用をおすすめします

 

結納の形式を決める

結納には、仲人が両家を行き来する「正式結納」と、両家が会場に集まって行う「略式結納」があり、まずはどちらにするか決めなくては準備が始められません。
また、関東式か関西式で進め方が異なる点にも注意が必要です。関東式では双方が結納品を交わしますが、関西式の場合は男性側だけが女性側に納めます。地域によって進め方が違うこともあるため、その場合はどちらに合わせるべきかなど、ご両家も交えて決めるのがおすすめです。
関東式と関西式の違いをまとめましたので、参考にしてください。

関東式

結納金 男性側が女性側に送る
結納品 男性側と女性側の双方が結納品を贈り合う
結納返し 男性側から受け取った結納金の金額の10~50%ほどが相場
現金ではなく、時計やスーツなどを贈ることもある

 
関西式

結納金 男性側が女性側に送る
結納品 男性側からのみ結納品を贈ることが一般的
結納品を受け取った証である受書を準備して男性側に渡す
結納返し 基本的に行わない
結納返しをする場合は、結納金の10%ほどの現金や品物を贈る

 

結納品の準備


「結納品」は、寿留女(するめ)や子生婦(こんぶ)などの縁起物で、9・7・5と奇数で揃えます。最近は、結納金や熨斗(のし)など3品目程度にした結納も増加しているようです。住んでいる地域によって内容や品目数が異なりますので、両家で事前に話し合っておきます。本人はもちろん、両家の親の意向も汲んで決めましょう。また、結納の中身・飾り方は地域によって異なります。選んだ会場に専門スタッフがいる場合、アドバイスしてもらえるので安心です。結納品は、関東式・関西式で微妙な違いがあります。
 

関東式の結納品

  • 目録(もくろく):結納品の内容を記したもの
  • 長熨斗(ながのし):乾燥アワビを叩いて伸ばしたもの
  • 御帯料(おんおびりょう):結納金
  • 勝男節(かつおぶし)
  • 寿留女(するめ)
  • 子生婦(こんぶ)
  • 友白髪(ともしらが):白の麻糸を束ねたもの
  • 末広(すえひろ):扇子
  • 家内喜多留(やなぎだる):酒代や食事代のことで、本物の樽ではない

 

関西式の結納品

  • 熨斗(のし):乾燥アワビを叩いて伸ばしたもの
  • 寿恵廣(すえひろ):扇子
  • 小袖料(こそでりょう):結納金
  • 家内喜多留(やなぎだる):本物のお酒。最近では酒代を指す
  • 松魚(まつうお):鰹節
  • 高砂(たかさご):老夫婦を模した人形
  • 結美輪(ゆびわ):婚約指輪
  • 寿留女(するめ)
  • 子生婦(こんぶ)

 

結納金の準備

料亭「錦水」で交わす結納の儀
結納金の目安は、大体50~100万円ほどとされていますが、特に決まりはありません。両家の親とも話し合い、結婚する本人の収入・貯蓄に応じて無理をしない程度の金額を準備してください。両家の親のサポートで高額なお金が用意できる場合もあります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022年のデータによると、実際に用意した結納金の金額は次のような結果であることがわかっています。

  • 50~100万円未満…………12.9%
  • 100万~150万円未満……74.2%
  • 200万円以上……12.9%

 

結納の服装は何を選べば良い?

着物を着た女性
結婚するおふたりと両家の服装の格を合わせます。女性が振袖の場合、男性は礼服(ブラックスーツ)・略礼服(ダークスーツ)着用。母親は色留袖、父親はブラックスーツで臨みましょう。セミフォーマルでも問題ありません。この場合、女性はきちんとした印象のワンピース、母親もフォーマルスーツが良いでしょう。おめでたい席なので、ある程度華やかさのある色がおすすめです。洋装の場合、アクセサリーは真珠など品のあるものを選びます。男性陣は白シャツ、ネクタイもお祝いの場に相応しい色にしましょう。

4.結納の費用の内訳

結納費用の内訳は会場代金や食事代金、結納金等が具体的にあげられます。ホテルや料亭、新婦の実家などで行う結納。そんな結納の会場費は、10~20万円程度で収まるケースが多いようです。食事代金は、ホテルや旅館によって微妙な差異があるものの、1人あたりおよそ1~2万円ほどが目安です。その他にも、結納金や結納品などがあります。
結納金の額は地域や収入によってひらきがありますが、「割れない数字」が良いとされています。地域によってはあえて1円から9円の小銭を加えるところもあるほどです。

結納費用は、新郎側と新婦側で分担し、結納品は新郎が、結納返しは新婦がそれぞれ用意します。会場費や食事代金など分担が難しい代金は、従来のやり方に従って新婦側が負担し、新郎側がその半額を包んで支払うというやり方が最も分かりやすいでしょう。結納費用の分担には明確な規定がないため、両家同士がよく話し合って予算計画を立てることが大切です。

5.結納当日の流れ

料亭「錦水」で交わす結納の儀
結納の形式は地域によって異なります。主な形式である「関東式」と「関西式」と、略式結納の当日の流れについてご紹介します。
 

関東式正式結納の場合

関東式の正式結納では、仲人は両家の間を一往復半にわたって行き来します。
 

1.最初に男性宅を訪問する

  1. 仲人は到着後上座に案内されたあと口上を述べる。その後父親が返礼の口上を述べる。
  2. 母親が結納品を仲人へお渡しし、父親または男性本人が結納品の取次をお願いする口上を述べる。
  3. 仲人はお預かりした結納品と目録を確認し、風呂敷に包んで男性宅を退出する。

 

2.女性宅を訪問する

  1. 上座に案内された仲人は結納品を取り次ぐ口上を述べ、男性側からお預かりした結納品を女性本人にお納めする。
  2. 女性本人→父親→母親の順で目録を確認する。
  3. 父親または女性本人がお礼の口上を述べたあと、母親が結納品を飾る。
  4. 母親が受書と男性側への結納品を仲人にお預けし、結納品の取次をお願いする。
  5. 仲人は結納品と目録を確認し、受け取りの口上を述べたあと結納品を風呂敷に包んで退出する。

 

3.再び男性宅へ訪問する

  1. 仲人夫人が女性側からお預かりした結納品を飾る
  2. 仲人が受書を男性本人にお渡しして口上を述べる。
  3. 父親または男性本人が受け取りの口上を述べる。
  4. 仲人が結納品の取次口上を述べたあと、仲人夫人が女性側の結納品を男性本人にお渡しする。
  5. 男性本人→父親→母親の順で目録を確認する。
  6. 父親または男性本人がお礼の口上を述べたあと、母親が結納品を飾る。
  7. 母親が仲人へ受書をお渡しし、仲人は受け取りの口上を述べる。その後受書を風呂敷に包んで退出する。
    (※祝い膳でもてなしたり、酒肴料(御礼金)をお渡ししたりすることもあります)

 

4.再度女性宅へ訪問する

  1. 仲人が口上を述べて男性側からの受書を女性本人に納める。
  2. 仲人が締めの挨拶をする。
  3. 父親がお礼の挨拶を述べたあと、全員で深く礼をする。
  4. 女性側は祝い膳で仲人をもてなし、酒肴料としてお礼金を渡す。

 

関西式正式結納の場合

関東式と比較すると幾分簡略されており、一往復だけの行き来となっています。
 

1.男性宅を訪問する

  1. 仲人は到着後上座に案内されたあと口上を述べる。その後父親が返礼の口上を述べる。
  2. 母親または男性本人が結納品を仲人へお渡しし、父親または男性本人が結納品の取次をお願いする口上を述べる。
  3. 仲人はお預かりした結納品と目録を確認し、風呂敷に包んで男性宅を退出する。

 

2.女性宅を訪問する

  1. 上座に案内された仲人は結納品を取り次ぐ口上を述べ、男性側からお預かりした結納品を女性本人にお納めする。
  2. 女性本人→父親→母親の順で目録を確認する。
  3. 父親または女性本人がお礼の口上を述べたあと、母親が結納品を飾る。
  4. 母親が受書を仲人にお預けし、取次をお願いする。
  5. 仲人は受書を確認し、受け取りの口上を述べたあと受書を風呂敷に包んで退出する。

 

3.再び男性宅を訪問する

  1. 仲人が口上を述べて女性側からの受書を男性本人に納める。
  2. 仲人が締めの挨拶をする。
  3. 父親がお礼の挨拶を述べたあと、全員で深く礼をする。
  4. 男性側は祝い膳で仲人をもてなし、酒肴料としてお礼金を渡す。

 

略式結納の当日の流れ

略式の場合は両家を行き来はせず、ホテルや料亭などの会場に両家が集まり、その場で結納品の受け渡しを行います。
 

1.結納品を飾る

会場側で対応することがほとんどです。もしご自身で並べるなら、事前に並べ方をきちんと調べておきましょう。
 

2.入場する

結納品を置いた台座に向かって、左に男性側、右に女性側の並びで着席します。
 

3.開式の挨拶

ホテルでの結納なら司会進行をホテルスタッフに依頼することができます。料亭やレストランなどを選ぶ場合は、家族以外の方に司会進行をお願いしましょう。
 

4.結納品を納める

  1. まずは男性側から女性側へ目録と結納品をお渡しする。
  2. 女性側が目録を確認したあと、受書をお渡しする。
  3. 次に女性側からの結納品をお納めする。
  4. 男性側が目録を確認し、受書をお渡しする。
    ※関西式の場合は、女性側からの結納品は用意しないことがあります。

 

5.記念品をお披露目する

婚約指輪を記念品として披露するのが一般的です。
 

6.お開きの口上を述べる

司会が口上を述べたり、男性側または女性側の父親が述べたり、地域によって差があります。誰が行うか事前に打ち合わせをしましょう。
 

7.祝宴

儀式がお開きとなったあと、祝宴の場に移ります。ホテルであれば別のお部屋で食事をいただけたり、ご家族に高齢の方がいらっしゃる場合は結納会場に宴席が設けられたりすることもあります。

6.結納での食事について

結納で出す食事には、明確なルールや規定がありません。基本的に和食・洋食どちらでもOKです。
当日は注文の手間が省けるコース料理がおすすめ。食事を楽しめるのはもちろん、会話や交流に専念できます。「品数は十分で満足できそうか」「追加の注文で気まずくならないか」「アレルギーや苦手な食材がないか」といったことを念頭に、メニューを決めていくと良いでしょう。
ホテル椿山荘東京の結納プランは以下のページをご参照ください。

 

ホテル椿山荘東京がご提案する結納式の撮影プラン

結納は新郎新婦だけでなく、その両家を深く結びつける大切な儀式です。そんな結納を写真に残しておくことは、おふたりの門出を祝う第一歩になります。
ここではホテル椿山荘東京がご提案する結納式の撮影プランの一例をご紹介。ホテルが誇る美しい庭園を舞台に、おふたりやご両家の思い出をしっかりと残せます。
 

プラン①結納庭園2ポーズセット

  • 撮影内容:庭園にて2ポーズ撮影
  • 納品:お写真二面台紙×2冊とデータディスク×2枚
  • お焼増し×1冊

ホテル椿山荘東京が誇る美しい庭園をにて、2ポーズの撮影が可能。おふたりやご両家の思い出をしっかりと残せます。
 

プラン②結納庭園3ポーズセット

  • 撮影内容:庭園にて3ポーズ撮影
  • 納品:お写真二面台紙×2冊とデータディスク×2枚
  • お焼増し×1冊

3ポーズの撮影を希望する方はこちらのセットがおすすめです。おふたりの写真をサイドに設定し、ご両家とおふたりが揃った家族写真を中央に飾ることができます。
 

プラン③「結」結納スナップアルバム

  • 撮影内容:庭園・結納式スナップ約40カット(編集カット数は計12カット)
  • 納品:アルバム2冊 10ページ プリント枠タイプ(表紙は白色)+撮影データ収録データディスク2枚
  • 送料:1か所分料金に含む

庭園と結納式スナップが約40カットあり、シンプルなアルバムカラーをご希望される方に適したプランです。
 

プラン④「縁」結納スナップアルバム

  • 撮影内容:スタジオ2ポーズと庭園スナップ約40カット(編集カット数は計13カット)
  • 納品:アルバム2冊 6ページ 全面編集タイプ(表紙は茶色)+撮影データ収録データディスク2枚
  • 送料:1か所分料金に含む

スタジオ2ポーズと庭園スナップが約40カット入っているプランです。撮影当日、雨天だった場合は館内で撮影します。
ホテル椿山荘東京では、チャペルウエディング・神殿・レストランウエディング・ガーデンウエディングなどさまざまなウエディングスタイルに対応しています。
「式のイメージはまだ決まっていない・・・」「何から決めれば良いのか分からない・・・」という方もぜひ一度、ホテル椿山荘東京へ足を運んでみてはいかがでしょうか。


都会とは思えない自然豊かな庭園で「一生記憶に残るウエディング」を。


一生の思い出に残るウエディングにするなら「ロケーション選び」が何よりも大切です。ホテル椿山荘東京は、さながら森のような日本庭園に囲まれた都会とは思えないほど自然にあふれたホテルです。四季折々の自然と共に、一生記憶と記念に残るウエディングが叶います。色彩豊かな庭園が写真に彩りを与え、お二人の思い出に残る素晴らしいカットをご提案します。ブライダルフェアも開催していますので、優雅な景観をその目でお確かめください。

東京の結婚式場ならホテル椿山荘東京【公式】

BRIDAL FAIRブライダルフェア

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