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ご結婚を間近に控えたお二人とご家族の皆さまのために。

結納とは

「結納って何のためにするの?」「どうやって行うの?」
結婚式がお二人の愛の約束を取り交わす儀式であるなら、結納は家族の絆を深めることを大切にした日本に古くから伝わる伝統的な儀式。
歴史やスタイル、進行例まで、ここでは結納に関する知識やマナーをご紹介します。

誠意の気持ちを表す場として始まった日本の結納式

日本の結納の歴史は古く、現代の天皇制度の始発につながる仁徳天皇の皇太子が花嫁をもらうときに「ゆひのもの(結の物)」といって、品物を届けたというのが始まりです。皇族の間の文化が平安時代には公家へと広まり、室町時代になると武家の間にも広まりました。
そして明治時代に入り、結婚式という形が一般市民に普及し始めたころ、結納も一般的になり始めます。「媒酌人」「仲人」と呼ばれる、両家の間を取り持ち、行き来をするまとめ役の存在が登場したものこの頃からで、お見合い結婚が多かった時代には欠かせない存在でした。

昭和の中頃になると、マンションの増加など住宅事情の変化もあり、結納の場は、ホテルや料亭へと移行して家族や親戚一同が会して行われるようになっていきます。
現代の生活習慣に合わせて形は進化を遂げましたが、儀式に込められた想いは変わることなく、古き良き日本の文化、結婚における大切な行事の一環として今も大切に残されているのです。

多様化する今どきの結納スタイル

結婚の約束を交わしたカップルのうち、約6割が「顔合わせ」という形で、記念品を交換する儀式を取り入れた食事会を行っています。一方で、きちんと結納を行いたいというカップルも決して少なくありません。しきたりに則った結納で臨むカップルは約3割割程度いらっしゃいます。(ホテル椿山荘東京調べ)

結納のスタイルの違い

■正式結納

仲人が互いの家を行き来し、結納を交わすこと。
仲人が男性側から結納品を預かり、女性側へ届け、女性側は仲人を迎えてもてなし、男性側へ渡す受書(結納品を受け取ったという領収書の役割)と結納品を仲人へ託します。
また関東では正式結納では、結納品は9品目が正式といわれています。

■略式結納

仲人を立てない場合や自宅ではなく、ホテルや料亭で結納を行う場合、男性側だけが結納品を用意し、女性側は受書のみ用意する場合などは略式結納といわれています。

■顔合わせ食事会

結納品は用意せず、両家が一堂に会して食事を行い、記念品を取り交わします。

時代の流れや地域により、取り交わしの儀式は実にさまざまな形がありますが、変わることなく大切にされてきたのは、結婚式までのおふたりの関係を確かなものにすること。男性側にとっては大切な娘を嫁がせる女性側の両親に対して、誠意の気持ちを表す場でもあります。日本の良き時代の文化、思いやりの心を持って臨みたいものですね。

仲人を立てずに両家だけで行う結納の流れ

ホテルや料亭などで進行係を立てて結納を取り交わす場合の進行例を見てみましょう。

進行係 ただいまより○○様○○様、ご両家のご結納式を始めさせていただきます。
ご子息のお父さま、はじめのご挨拶をお願いいたします
男性側の父 このたび、お嬢さまと私どもの息子とご縁がありましたこと大変嬉しく思っております。
本日はお日柄もよろしく結納を納めさせていただきます。
男性側の母 (床の間より結納品を持ち、女性本人の前に置き、軽く一礼して着席する)
男性側の父 ご縁組の印として結納の品々を納めさせていただきます。
目録をお改めの上、幾久しくお納めください。
女性側 (目録を改める)
女性本人 幾久しくお受けいたします。 ありがとうございました。
女性側の母 (床の間より結納品を持ち、男性本人の前に置き、軽く一礼して着席する)
女性側の父 ご縁組の印として結納の品々を納めさせていただきます。
目録をお改めの上、幾久しくお納めください。
男性側 (目録を改める)
男性本人 幾久しくお受けいたします。 ありがとうございました。
進行係 ご子息のお父さま、結びのご挨拶をお願いいたします。
男性側の父 本日は、お陰さまで無事に結納をお納めすることができました。
今後とも幾久しくお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
進行係 ご令嬢のお父さま、結びのご挨拶をお願いいします。
女性側の父 こちらこそありがとうございました。今後とも幾久しくよろしくお願い申し上げます。

両家の絆を育み、社会に対して信用を得られる大切な時間

「伝統やしきたりに則ってやれなければいけない」「結納品を取り交わさないといけない」など、どことなく堅苦しさを感じる結納式。しかし、結納は、人生第2のスタートのけじめであり、ご家族やご親族はもちろん、会社の上司など、おふたりを取り巻く社会全体に対して信用を得ることのできる大切な時間です。
また、結婚は一生に一度のものだから、生涯のパートナーとなる相手とその家族に真摯に向き合うという姿勢を形にして伝えることのできる機会になります。両家の絆が強く結び付く場を設ける、結婚式を円滑に行うためにも欠かせないセレモニーです。両親がいるから今の自分があるという感謝の気持ちを伝えることにもつながりますので、おふたりとご家族にとって最もふさわしい方法をよく話し合い、思い出に残る1日を作り上げましょう。

自分たちらしい結納のスタイルを見つけるポイント

結納の準備を進める上で、なにより大切になってくるのは、「ふたりだけで決めないこと」です。
結納は地域ごとに独特の文化があります。儀式としてきちんと行うにはどうしたらいいのかをご両親と相談しながら、行いたいことを決めていくのが、成功のカギになります。
どのような形式があるのか、どんなふうに進めればいいのかは、結納品を扱うデパートや結納を行っている結婚式場など、詳しいスタッフのいる場所に出向いて聞いて回るのが一番です。また、結納品や記念品を購入する際には、おふたりだけで行動するのではなく、ご両親と一緒に探すようにしましょう。ご両親が遠方にいるなど、同行をお願いするのが難しい場合は、電話やメールで随時報告しながら進めるのも重要なポイントです。
会場を選ぶ時にも、またおもてなしの料理を用意する際にも、ご家族にも意向を確認しながら納得のいくものを選ぶようにしましょう。

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