結婚式場では、これから結婚式を控えているカップルに対して、披露宴会場や挙式会場の雰囲気を知ってもらうためにブライダルフェアを行っています。ブライダルフェアの企画は会場の見学だけでなく、模擬挙式や演出体験、衣装の試着など様々です。結婚式当日に提供される料理を試食できるイベントとして、試食会も設けられています。
新郎新婦にとって結婚式に招待するゲストは大切な方で、空間や演出だけでなく料理を通して精一杯のおもてなしの心を表現したいものです。そのため、できれば事前に料理の雰囲気や味を把握しておきたいという方は多いのではないでしょうか。ブライダルフェアの試食会では、ゲストが楽しむ食事を自分で確認できるため、会場を絞る際の重要な判断材料になります。クオリティや味に納得したうえで料理を提供できるため、ゲストを迎える側の立場としても安心できるでしょう。

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022（首都圏）」によると、結婚式場を検討する際の方法として最も多かったのは「結婚情報サイト」でした。
次いで「結婚情報誌」、「結婚式場の公式ホームページ」、「SNS」と続き、5番目の手段として「結婚式場が開催するブライダルイベント」がランクインしています。
4位まではWebや紙媒体による情報ですが、やはり現場を見て確認したいというカップルも多いことがわかるでしょう。
また、ブライダルフェアに訪問したカップルの92.6%が「試食会」に参加しているのが実情です。これは、89.8%を記録した「会場見学」を超えてランキング1位であり、多くのカップルがブライダルフェアの試食会を活用していることがわかります。つまり、会場を選ぶ際には会場の雰囲気だけを確認するのではなく、料理の味やクオリティにも重点を置く傾向にあるといえるでしょう。
出典：「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」

「ブライダルフェアの試食会」と聞くと、結婚式を間近に控えたカップル同士で参加しなければならないと思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、仕事や家庭の事情などでパートナーの予定が合わずふたり揃って参加するのは難しいケースや、遠距離恋愛をしているためブライダルフェアは1人で参加せざるを得ないケースなども少なくありません。周りがカップルばかりで気が引けるという方は、平日も狙い目です。

また、パートナーとではなく友人や親族と参加しても問題ありません。その他、実母と試食会に出向きアドバイスを聞くケースも多く見られます。特に、年配の方をゲストとしてお迎えする場合、自分の意見だけではなく親族のアドバイスがあると、誰もが心地良く食事を楽しめる結婚式を挙げることができるでしょう。結婚式は人生の中でも大切なイベントであり、信頼できる身内のアドバイスがあるとより安心して計画できます。

ブライダルフェアの試食会で提供される料理には、主に下記の4パターンがあります。

• フルコース試食
• ハーフコース試食
• ワンプレート試食
• デザート試食

それぞれに提供される料理の種類やボリュームが異なるため、事前に把握しておくと良いでしょう。
続いては、試食会で提供される料理の種類について詳しく解説します。
 

フルコース試食

結婚式当日に提供される料理とほとんど変わりないメニューが提供されるのが、フルコース試食です。品数や量なども当日とほぼ同じものを試食可能であり、味や料理の雰囲気だけでなくボリューム感を確認できるのが魅力といえるでしょう。コースの流れも把握できるため、よりゲストに満足してもらえる結婚式をイメージしやすくなります。ゲストの好みや年齢層などを踏まえたうえで、しっかりと確認しておきたい方におすすめです。
すべての会場で提供されているわけではなく、会場によっては有料で受け付けているケースも多いため、事前に確認しておくことが大切です。また、人気も高いため早めに予約しておかなければなりません。
 

ハーフコース試食

ハーフコース試食は、フルコース試食同様に結婚式当日と同じ品数を半分の量で試食できるパターンと、コース料理の一部を選り抜きで試食するパターンがあります。料理の確認もしたいけれど、会場の雰囲気もしっかりと見ておきたい、効率良くブライダルフェアを回りたい際におすすめです。
フルコースは有料で提供されるケースが多く見られますが、ハーフコースは無料もしくはリーズナブルな価格で試食できます。ハーフコースとはいえ、味やクオリティは当日の料理と変わりないため、結婚式場によるこだわりのメニューをしっかり堪能することができるでしょう。会場選びの判断材料としては十分な役割を発揮してくれます。
 

ワンプレート試食

ワンプレート試食は、結婚式当日に提供されるこだわりのコース料理のうち、ポイントとなる料理を少しずつ試食できるようにまとめたものです。また、メインとなる看板メニューを一品まるごと提供するケースもあるでしょう。ブライダルフェアの試食会としては非常にポピュラーな手法で、無料で提供されるケースが多く気軽に参加しやすい点が魅力です。
どのようなテイストのメニューが出るかを確認できるため、全体の空気感やオリジナリティを把握するうえで役立ちます。ただし、結婚式場によって提供スタイルが異なるため、事前に確認しておいたほうが無難です。
 

デザート試食

ブライダルフェアの試食会の中でも、スイーツに重点を置いたのがデザート試食会です。試食会をうたうブライダルフェアで、デザート試食のみが行われるケースは少ないものの、模擬挙式や見学会など小さなブライダル企画で実施されることが多いでしょう。
デザート試食と一括りにしても、提供形式はビュッフェスタイルやワンプレートなど様々です。いずれにしても結婚式を彩るスイーツであり、味はもちろん見た目も重視しておく必要があります。デザートも細部までこだわって会場を選ぶことで、華やかな結婚式がより素敵な印象になるでしょう。

前述したように、ブライダフェアの試食会は無料と有料の2パターンに分類されます。
もともとブライダルフェアは、カップルが自分たちのイメージに合った結婚式場を検討するために開かれる企画であり、その1つである試食会も無料もしくはリーズナブルな価格設定になっているケースがほとんどです。結婚式場としてはこれから結婚式を挙げてもらうために、当日と同じクオリティを提供しています。参加するカップルもしっかりと見極める大きな判断材料となるでしょう。
ただし、無料やリーズナブルな試食会は、当日提供される料理の一部しか試食できないことも多いです。よりしっかりと検討したいのであれば、有料でもフルコースを出してくれる試食会に参加することをおすすめします。

ホテル椿山荘東京でも、無料で試食ができるブライダルフェアを行っています。ブライダルフェアでは、試食会に加えて会場の見学や模擬挙式、相談会なども開催中です。
都心とは思えない緑豊かな美しい自然に囲まれた庭園は創業70週年を迎えた今もなお、訪れるゲストの心を癒しています。ホテルウエディング、チャペルウエディング、料亭ウエディング、ガーデンウエディング、神前式などご希望に合わせたスタイルをご提案いたします。
まずはブライダルフェアに足を運んでみてはいかがでしょうか。

ブライダルフェアの試食会に参加したら、次に挙げる6つのポイントを押さえておくことが大切です。あらゆる角度からチェックして、よりゲストに喜んでもらえる結婚式を計画しましょう。続いては、ブライダルフェアの試食会でチェックすべきポイントを解説します。
 

料理の味

わざわざ結婚式に参加していただいたゲストの方には、美味しい料理を味わっていただきたいものです。料理が美味しいと評判の会場や有名なシェフが腕を振るう試食会に参加し、日頃味わえない料理を軸にチェックしてみるのもおすすめです。
 

料理の見た目・演出

「シェフが目の前でローストビーフを切ってくれる」などの料理パフォーマンスは、披露宴の場を盛り上げてくれる演出になります。会場独自の演出があるのか、新郎新婦が希望する演出を実現できるのかということも、直接確認しておきましょう。
 

価格

価格も試食会でチェックすべきポイントになります。
ゲストを何人招待するのかで費用は変わると思いますが1人当たりの費用でどの程度のクオリティの料理にするか決めるのも良いでしょう。
 

料理の品数や種類、温度

試食会で最も重要なポイントは、料理の味がゲストや新郎新婦の口に合うかどうか、ゲストに満足してもらえるボリュームかどうかをチェックすることです。また、どんな人でも料理をおいしく感じるポイントとして共通するのは、じつは「温度感」です。温かい料理は温かい状態で、冷たい料理は冷たい状態で提供されているか、忘れずにチェックしてください。何よりも「ゲストに喜んでもらう」ことを第一に考えてチェックしましょう。
 

素材へのこだわり

婚礼料理は参加していただいたゲストへ感謝の思いを込めてふるまう大切なものですので、試食会でチェックすることをおすすめします。
旬の食材を料理に使ったり、普段お目に掛かれないような食材を使った料理を提供してくれる会場は、ゲストにも喜ばれることでしょう。
 

サービススタッフの対応

ブライダルフェアの試食会でチェックするのは、料理だけではありません。サービススタッフの対応も押さえておきたいポイントの1つです。配膳スタッフや式場を案内するスタッフがスムーズに動けているかどうか、失礼にあたる行動をしていないかなどをしっかりと確認しておきましょう。また、配置されたスタッフの人数が適しているかどうかもチェックしておくと、全体の費用を考える際にも役立ちます。

ブライダルフェアの試食会に参加するには、事前に申し込む必要があります。申し込みから参加までの流れは結婚式場によって異なりますが、一般的な流れを紹介します。
 

STEP1：ブライダルフェアの試食会へ申し込む

ブライダルフェアの試食会に参加する際は、結婚式場へ直接電話をするか、もしくは結婚式場のサイトなどからインターネットで申し込みをします。
すでに結婚の日程が決まっている場合は、挙式の1年前より参加するのがおすすめです。ブライダルフェアの予約は、参加日の1～2週間前までに予約しておくと良いでしょう。
 

STEP2：ヒアリング＆式場見学

ブライダルフェアではプランナーが結婚式の予算感やおふたりが希望する結婚式のイメージをヒアリングします。
当日は、まず結婚式場の見学をするのが一般的です。チャペルや神殿など、希望する式場を見学することで結婚式のイメージも膨らんでくるでしょう。その際、スマートフォンやカメラで写真を撮っておくと、その場では見落としていたことや気付かなかったことを含めて帰宅後に確認できるうえ、式場選びの比較材料にもなります。
 

STEP3：試食会

式場見学のあとは試食会になることが多く、披露宴で提供される料理の味や温度など確認できます。フルコースではない場合でも、他にはどのような料理が出るのか、どのようなこだわりがあるのかなども聞いてみることで、ゲストの方々に喜んでもらえる料理なのかをしっかり判断しましょう。
 

STEP4：日程＆お見積り

希望日程の空き状況を確認し、結婚式の費用が大体いくらくらいになるのか、概算の見積書をもらいます。2～3箇所のブライダルフェアに参加する場合は、各結婚式場の比較材料にもなりますので内容をしっかり確認しておきましょう。
なお、ホテル椿山荘東京のブライダルフェアでは、試食会に加え和装試着体験を行なうことができます。和装体験はなかなかできない貴重な機会なので、衣装に悩んでいる方におすすめです。

ホテル椿山荘東京は、都内とは思えない自然あふれる庭園が魅力の結婚式場です。おふたりの理想を叶えられる多彩なウエディングスタイルを提供しており、ゲストに対する丁寧なおもてなしを大切にしています。ブライダルフェアでは試食会も行っておりますので、これから結婚式場選びをしたいというカップルはぜひ参考になさってください。下記ページから、ブライダルフェアの申し込みも可能です。お気軽にご利用ください。

ホテル椿山荘東京ブライダルフェアの当日のスケジュールは以下のとおりです。
 

ウエディング相談

専任のブライダルコーディネーターがおふたりのご希望やご招待人数、予算を伺います。おふたりのご希望に合わせたウエディングをご提案いたします。
 

ウエディングメニュー無料試食

ホテル椿山荘東京自慢のお料理を無料で試食できます。大切なゲストをもてなすためのお料理をご自身の目でお確かめください。
 

披露宴会場を見学

本番さながらにコーディネートされた披露宴会場を見学いただけます。希望にあったスタイルの会場を見つけていただけると思います。
 

挙式会場を見学

チャペルや神殿、人前式会場など、様々なタイプの挙式会場をご案内しています。所要時間は、3時間程度です。
なお、スムーズにご案内できるよう、事前にご予約を承っております。

― 料理について ―
オマール海老の西京味噌オーブン焼き
国産牛ローストビーフ
お寿司
米茄子の鴫炊き(名物)
デザート
を試食しました。美味しいだけでなく食べやすく工夫されています。祖父母や素敵な衣装を着て参加してくれる友達のことを考えると食べやすくて美味しいのは嬉しいところです。

― 料理について ―
コースは和洋折衷の創作フレンチです。
出汁を生かした味付けで年配の方々に大変好評でした。個人的にも胃もたれせず美味しいお料理をいただけて大変満足です。茄子を出汁に浸したお料理と西京味噌で味付けした海老のお料理は絶品でした。

最後に、ブライダルフェアの試食会でよくある質問事項を4つ紹介します。
 

Q.パートナー以外と参加しても良い？

A.ブライダルフェアは、基本的に1人で参加しても問題ありません。パートナーの仕事の都合や遠距離恋愛をしているケースなど、カップルで参加できないことも考えられるでしょう。1人で訪れている方も多く見られ、気兼ねなく参加できます。周囲の様子が気になる場合は、平日に参加するのもおすすめです。また、パートナーではなく、友人や親族と参加するケースも少なくありません。実母と参加することで、具体的なアドバイスを得られるといったメリットもあります。
 

Q.ブライダルフェアの試食会にはどんな服装で行けば良い？

A.ブライダルフェアの試食会には、ホテルや結婚式場の雰囲気に合わせて、上品さや清潔感に留意してカジュアルすぎないスタイルで参加しましょう。夏はラフなスタイルになりがちですが、露出は控えめにして薄手の羽織ものを用意しておくと無難です。また、試着会が開催されるケースもあるため、冬場の極端な重ね着も控えたほうが良いでしょう。
 

Q.ブライダルフェアの試食会の持ち物は？

A.試食会で万が一こぼしてしまった時のことを考えて、ハンカチやティッシュ、ウェットティッシュなどを持っていくようにしましょう。また、食事の際に髪が邪魔にならないように、ヘアゴムやヘアクリップも必要です。
その他、ガーデンウエディングの会場を見学する場合は、屋外に出るため日傘や帽子、季節によっては防寒具を持って行くことをおすすめします。試着会がある場合は、ストッキングや靴下が必要となるので忘れないようにしましょう。
会場の雰囲気や食事の様子を記録するためのカメラや筆記用具、メモ帳も必須アイテムです。ブライダルフェアでは、資料や見積りを手渡されることが多いため、A4サイズが入る程度のカバンや袋も用意しておきましょう。
 

Q.ブライダルフェアの試食会で気をつけるべきポイントは？

A.基本的に、ブライダルフェアは毎日開催されているわけではありません。特に試食会を伴うブライダルフェアは、参加人数を把握したうえで企画されるケースがほとんどです。そのため、事前に予約をしておくように心がけましょう。
また、試食会だけでなく相談会や会場全体の見学なども行われるため、時間に余裕を持って参加することも大切です。
ブライダルフェアにおいて気をつけるべきポイントをより詳しく知りたい方は、下記のページもあわせてご覧ください。

ブライダルフェアの試食会は、これから結婚式場を選ぶカップルにとって需要な判断材料となります。ゲストに対して、より丁寧におもてなしをしたいというおふたりの気持ちを叶えるためにも、しっかりと体験することが大切です。
結婚式場によって試食会のスタイルや費用は違うため、事前に詳しく確認しておくようにしましょう。ホテル椿山荘東京では、無料の試食会付きブライダルフェアを行っています。また、多彩なウエディングプランをご提供しているため、マッチした結婚式を挙げることが可能です。これから結婚式をする予定のある方は、ぜひ一度ブライダルフェアにお越しください。