FOR WEDDING
結婚準備ガイド
式場選びと予約のタイミングは大切?準備期間ごとのメリット・デメリットも紹介
目次
- 1.結婚式場選びは8~12ヶ月前がおすすめ!
- 2.結婚式の準備が短い場合のメリットとデメリット
- 3.結婚式の準備が長い場合のメリットとデメリット
- 4.結婚式場の予約を入れるまでの流れは?
1.結婚式場選びは8~12ヶ月前がおすすめ!
結論、結婚式を予定しているおふたりが、結婚式場選びを検討するのは 8~12ヶ月前がおすすめです。理由は、結婚式場を決めるまでに平均1~4ヶ月ほどかかるのと、結婚式場との本格的な打ち合わせは結婚式の4ヶ月前から開始するケースが多いためです。
ゼクシィ結婚トレンド調査2022によると、結婚式場選びの検討開始時期の平均は挙式の11.9ヶ月前。検討を開始した時期は、12ヶ月前までに47.7%、8ヶ月前までに72.9%、6ヶ月前までに87.4%となっています。挙式の8ヶ月前には7割以上のカップルが結婚式場の検討を開始しているということです。
また、結婚式場の決定時期の平均は挙式の10.1ヶ月前ですが、挙式の8ヶ月前には約6割、4ヶ月前には約9割のカップルが予約を入れています。
このデータからも分かる通り、挙式の8ヶ月前までに結婚式場の検討を開始し、そこから1~4ヶ月以内に結婚式場の予約を行うとスムーズに進められるでしょう。ただし、おふたりの状況によっては仕事が忙しくなってしまい結婚式場選びに集中できない、パートナーとなかなか休みがあわない可能性も。結婚式場選びの期間にはゆとりを持つのがベスト。吉日の日程や人気会場で希望する場合、また結婚を機に引っ越しの予定がある場合は多忙が予想されるため、さらに早い1年~1年半前に結婚式場探しを開始するのがおすすめです。
参照元: ゼクシィ結婚トレンド調査2022
最短で1ヶ月あれば結婚式の準備は可能
必ずしも充分な準備期間を設けて、結婚式場を決めておく必要はありません。たとえば転勤や出産前といった事情で、急いで結婚式を挙げたいと考えるおふたりであっても、最短1ヶ月あれば結婚式を挙げることはできます。ただし、期間が短いほど準備が忙しくなることは覚悟しておきましょう。
ホテル椿山荘東京では、試食会や挙式体験、相談会といったブライダルフェアを開催しています。予算や理想の結婚式スタイルなど、おふたりの希望にあった提案を行います。最短1ヶ月の準備期間で、希望するウエディングを叶えることも可能ですので、結婚式を挙げたいけれど、準備期間を長く取れえないというおふたりも遠慮なくご相談ください。
2.結婚式の準備が短い場合のメリットとデメリット
招待するゲストが近しいご親族様やご友人のみであれば、最短1ヶ月でも結婚式は可能です。ここでは、ゲストを招待することを前提に、短い期間を3ヶ月と想定して解説していきます。準備を短期間ですませたいおふたりに向けて、メリット・デメリットを紹介します。
【メリット】マリッジブルーになりにくい
マリッジブルーは結婚に伴う変化に対する不安やストレスが原因で、イライラしたり落ち込んだりといった症状が一時的に現れるものです。誰にでもなる可能性がありますが、タイミングとしては結婚式の準備期間になりやすいと言われています。
結婚式までの準備期間が短期間だと、当日までにやるべきことが多いので慌ただしくなります。思い悩む時間がとれないことや、結婚式の準備をする期間が短いことで、マリッジブルーになりにくいと言われています。
マリッジブルーについてさらに詳しく知りたい方は「マリッジブルーってどんな現象?原因や増える時期、解消法まで紹介 」の記事をご確認ください。
【メリット】直前プランで割引や特典が期待できる
3ヶ月前になると、通常よりもお得な直前プランが出ていることがあります。これは3ヶ月後の結婚式場に空きがあれば、割引を行ったとしても挙式の予約が入ったほうが良いと当ホテルが考えるためです。直前プランは価格の割引率が大きくなっていたり、特典が多くつくため同じ価格でグレードアップが出来たりします。直前プランをうまく利用できると費用をかなり抑えられるのは、近い日取りで結婚式を挙げるメリットと言えます。
【メリット】延期やキャンセルの可能性を防ぎやすい
例えば、予定外の妊娠で出産予定日が結婚式の日取りと近すぎる場合や、感染症の状況、急な転勤など、挙式の日程が遠いほどやむを得ない事情によって延期やキャンセルになる可能性が高くなってしまいがちです。しかし3ヶ月後程度の比較的近い日程であれば、状況の見通しが立てやすくなります。予定外のやむを得ない事情によって、延期やキャンセルが発生する可能性を防ぎやすくなるでしょう。
【デメリット】予約できる日取りの選択肢が少ない
結婚式場や披露宴会場の予約が空いている日程が少ないため、日取りの選択肢が限られているのがデメリットです。仕事やゲストのスケジュールに影響が出ないよう、早めに決める必要があるので、優先度を決めて日取りを選びましょう。おふたりの記念日や縁起のいい日取りを希望するのであれば、複数の会場候補を決めておくと良いです。
【デメリット】ゲストの出欠確認を急ぐ必要がある
出席できるゲストが決定してから、席順を決定して人数分の料理を確定します。逆算すると、結婚式の1~2ヶ月前にはゲストの出欠を把握できている状態が望ましく、2~3ヶ月前には招待状がゲストの手元に届いているのが理想的。3ヶ月後に結婚式を挙げたいのであれば、出来るだけ早く招待状を作成して、ゲストに出欠確認の回答をお願いする形になります。さらに準備期間が短い時には、ゲストに直接連絡をとって、急いで出欠確認を行いましょう。
3.結婚式の準備が長い場合のメリットとデメリット
結婚式の準備期間が長い例として、今回は準備期間が1年以上を想定。期間にゆとりをもって結婚式の準備をすすめたいおふたりに向けて、メリット・デメリットをまとめました。
【メリット】焦らずじっくり打ち合わせができる
スケジュールに余裕があるので、時間に追われながら打ち合わせの予定を入れる必要がありません。衣装や演出・料理などを決める際に、自分のペースで充分に検討したうえで、プランナーとの打ち合わせの日程を決めて最終的な相談ができます。たくさんの選択肢から好きなものを選べるので、結婚式の内容ひとつひとつを楽しみながら準備を進められるのもメリットです。
【メリット】装飾や招待状などアイテムにこだわれる
結婚式場の装飾や小物、招待状やメニュー表といったペーパーアイテム、ゲストをお迎えするウエルカムアイテムなどを、こだわって準備することができます。1年以上の期間があれば、会場やおふたりの雰囲気にあわせてウエディングドレスやアクセサリー作りに挑戦したり、手作りキットがあるブーケやブートニアであればもう少し手軽に手作りが可能です。ペーパーアイテムは、実際の紙を取り寄せてから決定する時間もあるので、よりイメージに近い仕上がりにできます。映像演出やウエルカムボードをプロに依頼するにしても、納期に余裕があると引き受けて貰いやすくなるので、こだわりの詰まった思い出深い結婚式になります。
【メリット】希望のドレスや挙式日を選べる確率が上がる
結婚式場は、条件が良い、または縁起が良いとされている日取りから予約が埋まっていきます。早くから予定を立てておくと、記念日や縁起の良いとされる日でも希望通りに予約できる確率が高くなるでしょう。また、ウエディングドレスに関しても、希望のドレスの予約が取りやすくなります。もし結婚式場と提携している貸衣装に希望のドレスがなくても、早い段階で理想のドレス探しをはじめれば、希望に近いドレスが見つかる可能性があります。希望通りの日取りで予約できる、また希望に近いドレスを探せる確率が上がるのは、期間にゆとりがある場合のメリットです。
最新の縁起の良い日取りは「【2024年/2025年版】入籍に良い吉日カレンダー!避けた方が良い日もご紹介 」をご確認ください。
【デメリット】悩む時間が増えてしまう
調べられる時間が多くあるため、情報が多すぎて悩み込んでしまうことも。準備期間では考えておくことや決めることが多くありますが、多くのことを考え過ぎてイライラしたり不安になったりして、マリッジブルーに陥りやすくなります。もし悩む時間が増えてきたと感じたら、パートナーやプランナーに相談して抱え込まないようにしましょう。
【デメリット】気が緩みやすくなる
まだ先のことだと考えてゆっくりし過ぎていると、挙式が近づいてから慌てることになります。準備期間が長いと気が緩みやすくなるため、いつまでに何をしなければならないか、計画を立てて実行することが重要になってきます。時間がかかる手作りのアイテムは先に作ったり、優先度の高い作業をリストにして出来ることから着手したりしましょう。
【デメリット】割引や特典が受けられない可能性がある
結婚式までの準備期間が長いと、一般的には結婚式場を早期に予約することになります。1年以上前だと、希望に沿った日取りで予約しやすい反面、割引や特典が受けられない可能性があります。
当ホテルとしては結婚式の直前だと予約の空きが少なくなるため、その分直前のプランでは価格のお手伝いをしていたり、特典が豪華になったりする傾向があるためです。
4.結婚式場の予約を入れるまでの流れは?
結婚式の準備は、結婚式場を決めてから詳細な準備を行う流れが一般的です。そこで、式場選びから予約を入れるまでの流れと、決め方のポイントについて紹介していきます。
理想の結婚式像を具体化する
結婚式と言っても、規模やスタイル、こだわりたい部分などは人によって違います。結婚式の準備を進めるにあたって、理想の結婚式はどのようなものかプランナーに伝えることになります。まずは、おふたりの考える結婚式がどのようなものか、具体的な話をして条件やイメージをすり合わせておくことが大切です。
最初に、外したくない条件を決めておきましょう。以下は条件の一例です。
- 場所:どのエリアで結婚式を挙げるか
- 日時:記念日にあわせるか、季節(ジューンブライドなど)を重視するか
- 規模:招待するゲストの人数、会場の大きさ
- 予算:合計の予算、お車代、予算をかけてこだわりたい箇所
条件が決まったら、次に理想の結婚式のイメージをすり合わせていきます。
- 挙式スタイル:教会式、人前式、神前式
- 会場の種類:チャペル、レストラン、神社、ガーデンウエディング
- 会場の雰囲気:どんな雰囲気の挙式・披露宴会場が良いか
- 希望の演出 :ムービー上映、ブーケトス、バブルシャワー
条件やイメージが決まったら、希望が叶えられる会場を探していきます。会場選びだけではなく結婚式の内容を決める際の参考にもなるので、決まった条件やイメージ、優先度についてはメモに残して見学の際に持っていくことをおすすめします。
ブライダルフェアや結婚式場見学に参加する
気になる結婚式場を絞り込めたら、次はブライダルフェアに参加してみましょう。ブライダルフェアは会場案内だけではなく、試食会や試着会・模擬挙式など結婚式の疑似体験ができるプログラムがあるので、はじめての方も楽しめるでしょう。無料ですし、日取りが決まっていなくても参加は可能です。おふたりのこだわりに近いものや、人気がある試食会のプログラムへの参加がおすすめです。
ブライダルフェアの日程があわない、または時間がない時には、式場見学に参加してみましょう。スタッフが案内してくれるので、会場を把握するのに向いています。ブライダルフェアや式場見学はいつでも参加できますが、挙式したい時期から逆算して1年半~半年前の間に参加するケースが多いようです。
チェックリストを活用しよう
ブライダルフェアや式場見学などに参加する際には、譲れない条件や確認したい項目をリストアップしたチェックリストを持っていくのがおすすめです。
参加する時に確認したいチェックリストの一例を紹介します。
- アクセス:駅から会場までの距離、駐車場の料金と台数
- 設備:更衣室の数、お手洗いの清潔さと広さ、控室の有無、導線
- 会場:光の入り方(明るさ)、撮影ルール、装花の代金、広さ
- 料理:アレルギー対応、料理やドリンクの種類と料金
- ドレス・スタッフ:ドレス以外の小物類の代金、スタッフの対応
- 持ち込みの可否や料金:ペーパーアイテム、引出物、衣裳、各持ち込み料
ブライダルフェアに複数参加した場合、どの会場の情報だったのかが分からなくなってしまうことも。チェックリストと共に、確認した情報をメモに残しておくと後から見返すこともできます。
本契約を結ぶ
本契約の前に、もし仮予約システムがあれば活用するのも方法のひとつです。仮予約は1週間程度なので、その期間に他の結婚式場との比較やパートナーと話し合って結論を出すこともできます。
会場を決めて本契約をする際には契約書にサインするのと同時に、予約金として数十万円を支払うのが一般的です。契約書にサインをする前に確認したいのが、規約やキャンセルポリシーです。万が一事情が変わってキャンセルや日程変更をする時にいくらかかるのか、目を通しておきましょう。もし可能であれば本契約の前に確認して、不明点があれば事前に疑問を解消しておくのがベストです。
ホテル椿山荘東京では、ガーデンウエディングや神前挙式など、おふたりのイメージにあわせたウエディングスタイルを叶えます。ブライダルフェアを開催しており、模擬挙式や料理試食会・相談会などのプログラムをご用意。特典も多数揃えていますので、この機会におふたりでゆっくり会場をご覧ください。
BRIDAL FAIRブライダルフェア
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