ハロウィンの楽しみ方ガイド~アフタヌーンティーから親子イベントまで~ | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

【コラム】ホテルの時間

ハロウィンの楽しみ方ガイド~アフタヌーンティーから親子イベントまで~

10月31日はハロウィン。かぼちゃのお菓子を食べたり、仮装を楽しんだりする方も多いのではないでしょうか。このコラムでは、ハロウィンの起源や、スイーツを配るようになった背景、親子でハロウィンを楽しむアイデアをお伝えします。期間限定のアフタヌーンティーやスタンプラリーが楽しめる「ホテル椿山荘東京」で過ごすハロウィンについてもご紹介します。

目次

  • 1.ハロウィンの起源は? 日本のハロウィン事情
  • 2.ハロウィンスイーツの歴史
  • 3.親子でハロウィンを楽しむ方法
  • 4.ホテル椿山荘東京で過ごすハロウィン

1.ハロウィンの起源は? 日本のハロウィン事情

  • 毎年ハロウィンを楽しんでいても、その歴史を知っている方は少ないかもしれません。ハロウィンの起源は、約2000年前のヨーロッパにさかのぼります。

    アイルランドやスコットランドに住んでいた古代ケルト人の暦では、11月1日が新年とされていました。大みそかにあたる10月31日から11月1日にかけ、「サウィン」と呼ばれる収穫祭を兼ねたお祭りが行われていたのです。サウィンの夜には、祖先の魂や妖精、精霊などがこの世へやってくると信じられていました。かがり火を焚き、仮面をつけて身を守ろうとした風習が、ハロウィンに仮装をするようになった起源とも言われています。

    8〜9世紀になると、キリスト教がヨーロッパ全域に広がり、11月1日が、聖人たちをたたえる「諸聖人の日(万聖節)」と定められました。その前夜は「万聖節前夜(All Hallows’ Eve)」と呼ばれ、後に短縮されて、「ハロウィン(Halloween)」の語源となりました。

    その後、ヨーロッパに住んでいた人々がアメリカに渡り、ハロウィンの新たな風習が生まれます。かぼちゃをくり抜き灯りをともす「ジャック・オ・ランタン」もそのひとつ。「ジャック」は、アイルランドの民話に登場する人物で、悪魔を騙したため天国へも地獄へも行けなくなり、くり抜いたカブをランタンにしてさまよい歩いているーーと言い伝えられています。アメリカではカブよりもかぼちゃのほうが手に入りやすかったため、魔除けとしてかぼちゃのランタンを作るようになったのだそうです。

    日本のハロウィンイベントは、1970〜80年代、原宿の玩具店がハロウィングッズを販売し、パレードを開催したのが先駆けとされています。1990年代にはテーマパークでハロウィンイベントが開かれ、ハロウィンの認知度が高まっていきました。2000年代からは、若者を中心に仮装やコスプレを楽しむお祭りとして注目されるようになりました。近年では、家族で仮装やイベントを楽しむ人も増え、幅広い年齢層に広がりつつあります。

2.ハロウィンスイーツの歴史

  • ハロウィンが近づくと、食品売り場にはジャック・オ・ランタンやお化け、魔女をモチーフにしたお菓子が並び、カフェやレストランにもハロウィン限定のスイーツが登場します。

    アメリカでは、仮装をした子どもたちが近所の家をめぐり、お菓子をもらって歩く「トリック・オア・トリート」の風習が一般的です。日本でも、各地のショッピングモールや商店街、テーマパークなどで、子ども向けのイベントが行われています。

    ハロウィンにお菓子を配ったり、スイーツを食べたりする習慣にも、実は歴史的な背景があります。

    諸説あるのですが、そのうちのひとつが、中世ヨーロッパで行われていた「ソウリング」です。ソウリングとは、前述の万聖節に、貧しい人々が家々を訪れて死者のために祈りを捧げ、「ソウルケーキ」という食べ物を受け取った風習のこと。ソウルケーキは表面に十字の切れ目を入れたクッキーのようなお菓子で、現在でも、イギリスの一部地域では伝統的なハロウィンスイーツとして親しまれています。

    ハロウィン発祥の地とも言えるアイルランドでは、紅茶に漬けたドライフルーツを入れた「バームブラック」というケーキを食べるのがハロウィンの定番です。バームブラックの中には、指輪やボタン、コインなどが埋め込まれていて、食べたときにどのアイテムが出てくるかで、1年間の運勢を占うのだそうです。

    ハロウィンのお菓子を楽しむのは子どもたちだけではありません。日本では、かぼちゃを使った大人向けの「お取り寄せ」スイーツや、パティスリーが工夫を凝らしたデザイン性の高いデザートも人気があります。中でもホテルのカフェが提供するハロウィン限定アフタヌーンティーは、上質な空間で見た目にも美しいスイーツを楽しめる体験として、SNSなどで注目を集めています。

3.親子でハロウィンを楽しむ方法

  • ふだんと違う仮装をして、お菓子をもらえるハロウィンは、子どもたちにとってもワクワクするイベントです。ここでは、親子でおそろいの仮装をする「リンクコーデ」や、自宅で飾り付けや手作りの料理を楽しむ「おうちハロウィン」、親子で参加できるイベントなど、家族でハロウィンを満喫するアイデアをご紹介します。

  • 仮装・コスプレ

    親子で同じ色や柄のアイテムを身につけたり、同じ映画やアニメの登場人物のコスプレをしたりする「リンクコーデ」が人気です。魔女やかぼちゃ、ゾンビなど定番の仮装に加え、人気アニメやゲームのキャラクターになりきる衣装も、子どもたちに人気です。

    ゴミ袋をカットしてマントやスカートの形にアレンジしたり、フェルトでジャック・オ・ランタンの顔を作ったりと、子どもと一緒に衣装を手作りするのも思い出になるでしょう。

  • 自宅の飾り付け

    自宅でハロウィンを楽しむ場合も、室内の飾り付けをすると、ハロウィンらしい雰囲気を演出することができます。100円ショップのアイテムを使えば簡単に飾り付けができますし、色画用紙を切ってコウモリやおばけ、かぼちゃの形を作り、窓や壁に貼り付けるだけでもハロウィン気分が盛り上がります。公園でどんぐりやまつぼっくりを集め、市販のリース土台に貼り付ければ、季節を感じるインテリアになります。

  • 料理やお菓子作り

    定番のパンプキンパイやかぼちゃのプリン、ジャック・オ・ランタンの顔を描いたクッキーなど、料理やお菓子作りに挑戦するのもおすすめです。材料を混ぜる、型を抜く、飾り付けをするなど、親子で一緒に取り組む時間が、コミュニケーションにもつながります。

  • 親子で参加できるイベント

    ハロウィンの時期には、テーマパークやショッピングモール、ホテルなど、さまざまな場所で親子向けのイベントが開催されます。仮装して写真撮影ができるフォトスポットや、お菓子がもらえるスタンプラリー、ハロウィンの飾りやジャック・オ・ランタン作りに挑戦できるワークショップも人気です。ホテルで開催されるイベントなら、天候や混雑を気にすることなく、小さな子ども連れのお出かけも安心です。

4.ホテル椿山荘東京で過ごすハロウィン

  • ホテル椿山荘東京は、緑豊かな庭園を有し、都心にありながら、四季折々の自然を楽しむことができる場所です。

  • 親子で楽しむハロウィンスタンプラリー

    毎年この時期には「親子で楽しむハロウィンスタンプラリー」を開催しています(2025年は10月31日開催)。受付でホテルオリジナルのハロウィンバッグとスタンプラリーカードを受け取り、館内を巡ってスタンプを集めるイベントです。スタンプラリーが完成したら、「お菓子のすくいどり」に挑戦することができます。

    当日は、写真撮影ができるフォトコーナーもご用意。クラシックな趣のある館内で過ごすハロウィンは、お子様にとっても、記憶に残る特別な時間になることでしょう。

  • ハロウィンの装いも。秋のアフタヌーンティー

    東京のホテルとしては初めて、本格的な英国式アフタヌーンティーを提供したと言われるロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、秋期間限定の「ハーベストアフタヌーンティー」をご提供。栗やかぼちゃ、ぶどう、りんごなど、旬の野菜や果物を使った三段スタンドのスイーツやセイボリーを、お好みの紅茶と共に味わえる、伝統的なスタイルのアフタヌーンティーです。

  • スタンプラリーやアフタヌーンティーの後は、緑豊かな庭園の散策もおすすめです。秋の庭園では彼岸花や十月桜が咲き、「東京雲海」の演出をご覧いただけます。点在する史跡を巡り、歴史を感じるにも、ちょうどいい気候です。

ハロウィンの歴史に思いを馳せ、仮装や限定スイーツ、親子イベントなど、特別な1日を過ごしてみませんか?

(※2025年9月現在の情報です。記載の内容につきましては、予告なしに変更になる場合がございますので、ご了承くださいませ。)