お月見とは〜定番の食べ物からおすすめイベントまで | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

【コラム】ホテルの時間

お月見とは〜定番の食べ物からおすすめイベントまで

秋の夜空に浮かぶ美しい月を眺める、年中行事の「お月見(十五夜・中秋の名月)」。ここでは、お月見の意味や由来、定番の食べ物、基本の習わしとあわせて、東京都内でゆっくり月を愛でたいときにおすすめのホテルのイベントをご紹介します。

目次

  • 1.お月見(十五夜・中秋の名月)とは?
  • 2.お月見(十五夜)はいつ、何をする行事?
  • 3.お月見を楽しむためのアイデア
  • 4.ホテル椿山荘東京で楽しむお月見

1.お月見(十五夜・中秋の名月)とは?

  • そもそもお月見にはどんな意味があるのでしょうか。そして、どのようにして始まったのでしょうか。

  • お月見の意味

    お月見とは、一般的に、旧暦8月15日の夜(十五夜)の月を眺めて楽しむ行事のことをいいます。十五夜の月は一年のなかでもとくに美しく、「中秋の名月」として親しまれています。このほかにも、旧暦9月13日と10月10日にお月見をする習慣があり、それぞれ十三夜、十日夜(とおかんや)と呼ばれています

  • お月見の由来

    お月見の文化は、平安時代の頃に中国から伝わったとされています。はじめは貴族たちのあいだで取り入れられ、江戸時代には庶民にも広まっていきました。この頃から、農作物の収穫を祝う風習と結びつき、貴族の遊びから豊かな実りに感謝する行事へと発展したといわれています。

2.お月見(十五夜)はいつ、何をする行事?

  • 時代とともに、少しずつ形を変えてきたお月見の行事。現代のお月見では、いつ、どんなことをするのでしょうか。

  • お月見はいつ?

    お月見(十五夜)は旧暦の8月15日に行われますが、旧暦では月の満ち欠けによってひと月の長さが決められていました。旧暦と現在用いられている太陽暦の日付けには関連がないため、十五夜の日付けは毎年異なります。ちなみに、「十五夜=満月」のイメージがあるかもしれませんが、新月から満月までの日数は時期によって変化するため、十五夜が満月にならない年もあります。

  • お月見では何をする?

    お月見では、お供え物をして、月を眺めながら月にちなんだ食べ物を食べる習わしがあります。なかでもよく知られているのが、満月に見立てた「月見団子」と秋の七草「ススキ」です。お団子の形や作り方は地域によって異なりますが、お供えする数はその年の満月の数にちなんで12個、あるいは十五夜にちなんで15個とするところが多く見られます。

    また、お月見は収穫を感謝する行事でもあり、ススキを稲穂の代わりにお供えするようになったといわれています。ススキの鋭い切り口は魔除けになるとされ、お月見に使ったススキを軒先に吊るしたりして災いを遠ざけ、豊作を願う風習が現在でも残っています。

3.お月見を楽しむためのアイデア

  • お月見と一口にいっても、楽しみ方はさまざまです。ここでは、3つのシーンに分けてアイデアをご紹介します。

  • 自宅で楽しむ

    窓辺やベランダ、お庭など月を眺められる場所に、小さな台やテーブルを用意してお供え物を置きましょう。月明かりを楽しめるように、室内は少し暗くすることをおすすめします。定番の月見団子のほか、月見そば・うどん、里いもや栗を使ったメニューなど、お月見にぴったりな料理をつくって食卓を囲むのもよいアイデアです。

  • 神社やお寺のイベントに参加する

    お月見の時期は、全国各地の神社やお寺で名月を観賞するイベントが開催されます。普段は入れない夜の時間帯に、ライトアップや演奏の奉納などが行われることもあり、非日常感を味わえるでしょう。

    さらに、竹あかりの期間中は「グランドプリンスホテル高輪」とともに、「竹あかり 煌き フォトキャンペーン」を実施しております。「やさしい煌き」のテーマに沿った竹あかりの写真・動画のなかから、受賞作品を選出いたします。竹あかりのなかに隠された、ハート型をご投稿いただいた方を対象とした賞もございます。

  • ホテルやレストランで楽しむ

    ひと味違うお月見をするなら、ホテルやレストランでゆったりと過ごすのもおすすめです。お月見に関連したホテルのイベントや、名月をイメージしたレストランのメニューなど、特別な夜を満喫できます。

4.ホテル椿山荘東京で楽しむお月見

  • 「ホテル椿山荘東京」は、東京・文京区という便利な都心にありながら、静かで落ち着いた環境にあるホテルです。敷地内には森のように自然豊かな庭園が広がり、四季折々の美しい風景をお楽しみいただけます。お月見のシーズンには、庭園の特別演出や期間限定のイベントが開催され、レストランでは月にちなんだお料理をご堪能いただけます。

  • 秋の庭園演出「TOKYO MOON ~雲と月~」のご紹介

    ホテル椿山荘東京では、新たな庭園演出「TOKYO MOON ~雲と月~」を、2023年9月19日~11月8日までお届けいたします。これは、霧状のスクリーンに直径約3mの「月」を投影する特別な演出で、池の上に輝く美しい月の眺めを手が届きそうなほどの近い距離でお楽しみいただけます。

    2023年9月29日と30日には、月の演出とあわせて中国楽器「二胡」のやさしい音色を奏でる演奏タイムも設けております。さらに、2023年9月30日は庭園内のチャペルにて、神秘的な音色が魅力のクリスタルボウルの演奏会も開催されます。

  • 月にちなんだ特別メニューのご紹介

    当ホテルでは、特別なひとときをお過ごしいただけるように、複数の施設で月にちなんだ期間限定メニューをお届けいたします。

  • <ル・ジャルダン>

    ロビーラウンジ「ル・ジャルダン」では、TOKYO MOONの期間中に「お月見イブニングハイティー」をご提供しております。グラスシャンパン、月をイメージしたメニューをはじめ、旬の食材を使用した秋ならではの三段のオードブルスタンド、ローストビーフ、デザートをお楽しみいただけます。

  • <東京雲海レストラン>

    霧を使って雲海をつくり出す、「東京雲海」の庭園演出を一望できるレストランです。2023年秋には、ベストシーズンを迎える上海蟹の強火蒸しをはじめ、月に見立てた蒸籠蒸しの上海蟹のおこわや月餅など、お月見の時期にぴったりなスペシャルメニューをご堪能いただきました。

  • <ル・マーキー>

    メインバーの「ル・マーキー」では、オータムカクテルセレクションとして、月の輝く夜にふさわしいオリジナルカクテル3種をご用意しております。りんごの果汁を合わせたカクテルをはじめ、満月を思わせる色合いのホットカクテル、東京雲海と秋の庭園を表現したカクテルをご賞味ください。

  • <セレクションズ>

    ご自宅でもお月見気分を楽しみたいときにおすすめの、テイクアウト用スイーツもございます。ホテルショップ「セレクションズ」では、月を散歩するうさぎに見立てた「スイートポテトあんバター」を販売しております。黒蜜入りの羊羹と、カスタードクリームとバターを混ぜ合わせたクリームを黒ごま香るスイートポテトで挟んだ、和洋折衷のスイーツです。

  • 「MOONヨガ」のご紹介

    庭園を一望できる空中庭園「セレニティ・ガーデン」にて、2023年9月29日(中秋の名月)に「お月見ヨガ」を開催いたします。クリスタルボウルの澄んだ音色に包まれながら、豊かな自然や夜風を感じられる屋外で、リラックスしたひとときをお過ごしいただけます。

  • 「TOKYO MOON ~オリジナル月餅付き~」ステイのご案内

    TOKYO MOONに合わせた、期間限定のご宿泊プランです。椿をあしらったホテルオリジナルデザインの月餅を、ジャスミン茶とともにお部屋までお届けいたします。秋ならではのお月見ステイをお楽しみください。

  • 「L’OCCITANE × ホテル椿山荘東京」秋のコラボレーションのご案内

    月にまつわる伝説を持つ、金木犀(キンモクセイ)。ホテル椿山荘東京では、金木犀の可憐な香りが特徴的なロクシタンの人気シリーズ「オスマンサス」とのコラボレーションによる、期間限定の特別なプランや庭園演出をご用意しております。

  • <スパトリートメント>

    ロクシタンスパの開発責任者が当ホテルの庭園に感銘を受けて生み出した「悠 YU, THE SPA by L'OCCITANEガーデン シークレット シグネチャートリートメント」は、スパの人気メニューです。期間限定で、「オスマンサス ボディミルク」でのボディトリートメントをお選びいただけるほか、特別なプチギフトもご用意しております。

  • <庭園演出>

    TOKYO MOONの期間中、通常の東京雲海にオスマンサスの香りが加わった「香る、東京雲海」をお届けいたします。夜間には、豊かな香りとともに、金木犀色に変化した雲海の幻想的な風景もご堪能いただけます。

  • ご提供期間はそれぞれで異なり、事前のご予約が必要なものもございます。詳細は予約担当までお気軽にお問い合わせください。

一年のうちで最も美しいとされる月を愛でる、秋の伝統行事「お月見(十五夜)」。収穫の恵みに感謝しながら、いつもとはひと味違う特別な夜を過ごしてみませんか?

(※2023年9月現在の情報です。記載の内容につきましては、予告なしに変更になる場合がございますので、ご了承くださいませ。)