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【コラム】ホテルの時間

<東京都内>接待のマナーとおもてなしプラン~食事の席順から手土産まで

一般的にビジネスにおける接待とは、取引先とより良好な関係を築くために食事などでもてなすことをいいます。お互いに有意義な時間を過ごすためには、入念な準備や細やかな心遣いが欠かせません。ここでは、接待シーンで特に多い会食を企画する幹事の方に向けて、会場や手土産の選び方、食事のマナーなどの基礎知識とあわせて、おすすめのホテルプランをご紹介します。

目次

  • 1.おさえておきたい、接待の基本マナー
  • 2.接待で喜ばれる手土産
  • 3.ホテル椿山荘東京のご接待プラン

1.おさえておきたい、接待の基本マナー

  • 接待の準備でまず考えたいのが、日時や会場選びです。そして、当日はお迎えの仕方や食事中のマナー、お会計のタイミングにも配慮が求められます。接待の基本マナーとしておさえておきたいポイントは、以下の通りです。

  • 事前準備の進め方(日程の調整、会場選び、食事のメニュー決め)

    まずは、メールなどで日程の調整を行います。急なお誘いで相手に負担をかけないように、1カ月前までには3〜4日ほど候補日をあげて打診しましょう。夜の会食が一般的ですが、近年は子育てなどで夜の外出が難しい方に配慮して、ランチの時間帯で設定するケースも見られます。

    日程が決まったら、次は会場選びです。取引先のオフィスや滞在中のホテルなど、その日の予定を確認したうえで、ゲストがアクセスしやすい場所を選びましょう。可能であれば会場の下見をして、個室の有無や広さ、上座・下座の位置、トイレの場所などの施設情報のほか、料理の内容やサービス、支払い方法についても事前に確認しておきます。

    食事の内容については、日頃の会話のなかでさりげなく好みを聞いておくのもおすすめです。苦手な食べ物やアレルギーも忘れずに確認しましょう。特に海外のゲストのなかには、食習慣の違いや宗教、ヴィーガン、ベジタリアンなど、飲食の制限に配慮が必要な方もおられます。そうした場合は、フードダイバーシティ(食の多様性)に対応したお店を選ぶと安心です。

  • 接待の開始前にすること

    夜の会食の場合はその日の朝に、ランチ接待の場合は前日にリマインドのメールを送りましょう。万が一に備えて、お店にも予約確認の電話を入れておきます。

    当日は、開始時刻の15分前には会場に入ってその日の流れや席順などの最終確認を行い、もし不都合があればお店に交渉しましょう。5〜10分前にはお店の前に立ち、ゲストを待つようにします。

  • 接待の食事中のマナー

    事前に決めた席次通りにゲストをご案内できたら、いよいよ会食のスタートです。食事中はゲストのグラスに注意を払い、グラスが空いたままであったり、残りわずかだったりする場合は、押し付けにならない程度に次のドリンクのご希望をうかがいましょう。

    ゲストとの会話が途切れてしまわないように、趣味や旅行、出身地にまつわる話など、いくつか話題を用意しておくと安心です。また、会話を妨げないようにスマートフォンはマナーモードに設定したうえで、ポケットの中などに入れておくことをおすすめします。

    そして、食事の繊細さを味わえなくなるほどの香水や柔軟剤などの香りにも注意が必要です。自分では香りの強さに気付かないこともあるため、不安な場合は同僚や家族にチェックしてもらいましょう。

  • 接待の会計のタイミング

    お会計は、締めのメニューやデザートが出されたタイミングでさりげなく済ませましょう。通常はテーブル会計のお店でも、事前に相談して、ゲストに気付かれないように支払うとスマートです。手土産を準備している場合は、会食中はお店に預けておき、店外に出てお見送りをするタイミングで渡すとよいでしょう。

2.接待で喜ばれる手土産

  • 接待でお渡しする手土産は、感謝の気持ちが伝わるような贈り物を選びたいものです。ここでは、手土産選びのポイントやおすすめの種類をご紹介します。

  • 手土産選びのポイント

    接待の手土産としては、和洋菓子などの食品がよく選ばれています。なるべく持ち運びの負担のない大きさで、ゲストの好みや家族構成に合わせた、日持ちする手土産を選びましょう。接待でよく利用されているお店のなかには、オリジナルの手土産を用意しているところもあるため、事前に調べて手配しておくのもおすすめです。

    手土産ののし紙の水引は「蝶結び(花結び)」を、表書きについては、はじめての接待では「粗品」または「御挨拶」を、2回目以降の接待では「御礼」とするとよいでしょう。

  • 接待におすすめの手土産

    上品な印象の和菓子や洋菓子は、接待シーンの手土産の定番です。とくに焼菓子は常温で長期保存できるものも多く、よく選ばれています。取引先の社内でシェアする可能性も考えて、切り分ける必要のないものを選ぶと喜ばれるでしょう。このほか、高級感のある紅茶や日本茶、コーヒーなども軽くて持ち運びやすく、日持ちもするため人気があります。

3.ホテル椿山荘東京のご接待プラン

  • ホテル椿山荘東京は、東京の都心にありながら、静かで落ち着いた環境を有するホテルです。敷地内には森のように自然豊かな庭園が広がり、季節ごとに移り変わる美しい景色をお楽しみいただけます。

    また、庭園内や館内にある複数のレストランでは、おもてなしにもぴったりなこだわりのメニューをご提供しており、個室やご接待用のメニューのご用意がある施設もございます。日本ならではの料理や文化、和室でのおもてなしを経験できると、海外のゲストの皆さまからもご好評をいただいております。

  • ご接待・海外ゲストのおもてなしプランのご紹介

    庭園内の雲錦池のほとりに建つ全室個室の料亭「錦水」では、滝の音や小鳥のさえずりを聞きながら、お出迎えからお帰りまで特別なひとときをお過ごしいただけます。季節の会席コースのほか、旬の高級食材を用いた会席コース「~極(きわみ)~」では、ご要望に合わせてお部屋で握りたてのお寿司や揚げたての天ぷらをご提供します。

    また、神戸牛ロースの網焼きや、本マグロのお鮨、車海老の天麩羅など、海外のお客さまからご好評をいただいているメニューを取り揃えた「海外お客様おもてなし会席」のほか、ハラール認定食材を使った「ムスリムフレンドリー会席」、ヴィーガン対応の精進会席「ベジタリアン会席」などもご用意しております。

  • 庭園の木立の奥に静かに佇む石焼料理「木春堂」では、昭和モダンな雰囲気のなかで、富士山の溶岩石を使用した石焼会席をご堪能いただけます。ボリューム満点の「特別石焼会席〜ふじやま〜」や、旬のお野菜をお楽しみいただける「ベジタリアン・グルテンフリー石焼会席」など、複数のコースをご提供しております。また、由緒ある5つの日本家屋は個室としてのご利用が可能です。

  • 日本の風雅を再現した空間が広がる日本料理「みゆき」では、旬の食材に彩られた伝統と今様のメニューをお召し上がりいただけます。鮨カウンターと鉄板焼きカウンターを備えており、少人数でのご接待にもおすすめです。季節の会席のほか、小麦粉を一切使用しない「グルテンフリー会席」や、野菜や豆腐など植物性の食材のみを使用した「精進会席」もお選びいただくことができ、個室のご用意もございます。

  • クラシックなインテリアと優雅に輝くベネツィアングラスのシャンデリアが印象的なイタリア料理「イル・テアトロ」では、フルコースのイタリア料理とともに、ソムリエ厳選のワインをお楽しみいただけます。ご接待には、乾杯のスパークリングワインをはじめ、お料理やお好みに合わせてご案内するワインの料金が含まれた「プレミアム接待プラン」がおすすめです。個室のご予約も承っております。

  • おすすめの手土産のご紹介

    ホテル椿山荘東京では、こだわりのグルメやスイーツなど、接待やおもてなしの手土産にもぴったりな商品を取り揃えております。

  • 例えば、生地を何層にも重ねてふんわりと焼き上げた「メイプルバウムクーヘン」も手土産として人気の高い商品です。当ホテルの菓子職人の技が光る「焼き菓子3種詰め合わせ」もよくお選びいただいております。また、無農薬の椿に岩手県北部の九戸村産の甘茶をブレンドした椿茶と、愛らしいクッキーや金平糖を手提げタイプのボックスに詰め合わせた「椿茶&ふきよせ ギフトセット」もおすすめです。

  • ご接待用にご購入いただく手土産は、レストランのご予約の際に一緒にご注文いただけます。ご注文された商品は、レストランに直接お届けしますので、お受け取りのタイミングのご希望をお知らせください。ホテル名が記載された手提げの紙袋を添えてお渡しします。レストランのお食事と合わせてお支払いいただけますが、事前のお支払いをご希望の場合はどうぞお申し付けください。

大切な取引先と、よりよい関係を築くために催される接待。充実したひとときとなるように、特別なおもてなしを計画してみてはいかがでしょうか。

(※2024年8月現在の情報です。記載の内容につきましては、予告なしに変更になる場合がございますので、ご了承くださいませ。)