還暦のお祝い(やり方からプレゼントまで) | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

【コラム】ホテルの時間

還暦のお祝い(やり方からプレゼントまで)

古来より長寿を迎えた方を敬い、その人生の節目をお祝いする長寿祝いの伝統があります。60歳の還暦祝いもそのひとつ。長寿を迎える方への敬意と感謝の念を込めて、家族や親しい友人が祝いの席を設け、いたわりの気持ちとともに今後のさらなる活躍を願います。

目次

  • 1.長寿祝いの種類
  • 2.還暦について
  • 3.還暦の風習(赤いもの、赤いちゃんちゃんこ)
  • 4.還暦の祝い方について
  • 5.還暦祝いにおすすめの贈り物
  • 6.お祝いの花束
  • 7.おしゃれな記念品
  • 8.還暦祝いで喜ばれる演出やサプライズ
  • 9.ホテルでの還暦祝いについて(ホテル椿山荘東京のご紹介)
  • 10.還暦のお祝いプランのご紹介
  • 11.還暦のお祝いメニューのご紹介
  • 12.写真撮影やご宿泊のご利用

1.長寿祝いの種類

  • 長寿を祝う年齢によって、60歳を還暦(かんれき)、70歳を古希(こき)、77歳を喜寿(きじゅ)、80歳を傘寿(さんじゅ)、88歳を米寿(べいじゅ)、90歳を卒寿(そつじゅ)、99歳を白寿(はくじゅ)と呼び、節目の年と考えます。習わしとしては数え年(生まれた年を1歳とする)の年齢を用いますが、近頃では満年齢(生まれた年を0歳とする)を用いる場合が多いようです。

2.還暦について

  • 「還暦」は、60歳を迎えたことを祝う伝統行事です。いちばん若い年齢で迎える長寿のお祝いであることから、還暦祝いの風習は広く知られています。

    還暦とは、言葉の通り「暦が還る」こと。十干十二支(じっかんじゅうにし)が一巡して、生まれ年の干支に戻ってくるという意味があります。そして、「生まれた干支に戻る」とは、「赤子に戻る」ことを指します。つまり、還暦は生まれ変わって人生を出直す節目に当たる年齢と考えられてきました。

3.還暦の風習(赤いもの、赤いちゃんちゃんこ)

  • 還暦は「赤子に戻る」ことから、還暦祝いでは「赤色」が象徴的な色として用いられます。お祝いされる方が「赤いちゃんちゃんこ」や「赤い帽子」を身につけるのは、還暦祝いならではの習わしです。還暦は長寿のお祝いではありますが、現代の60歳というと、仕事や趣味に忙しい方も多いアクティブシニア世代です。そのため、実際には、還暦は長寿のお祝いには早すぎるといった感じを受けます。還暦祝いは、これからの長い人生に向けたひとつの通過点を祝うと考えたほうがイメージに合うかもしれません。

    赤いちゃんちゃんこは還暦の象徴ですが、お祝いの席で身につけることに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。そうした場合には無理なお願いは避けて、写真撮影のときだけ記念に身につけてもらう、赤い色の別の服装で代用する、アクセサリーや小物、飾りなどで赤い色を取り入れるといったように工夫するとよいでしょう。赤いちゃんちゃんこの代わりに、赤いベストや赤いベレー帽を用意するのもすてきなアイデアです。還暦祝いの後も普段使いできるような、おしゃれな赤いアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

4.還暦の祝い方について

  • 還暦に限らず、長寿祝いのやり方には、とくに決まったルールはありません。主役となる方のこれまでを祝い、さらなるご活躍を願うものです。ご本人が好まれる方法で行うとよいでしょう。また、還暦祝いは、お祝いされる方にとって大切な家族や親戚、友人が一同に顔を合わせる貴重な機会でもあります。あまり堅苦しく考えず、参加者全員がリラックスして過ごせる楽しい会であることが何より大切です。

5.還暦祝いにおすすめの贈り物

  • 還暦のお祝いには、贈る相手のライフスタイルや好みを考えて、最適なプレゼントを選びたいものです。一般的には、還暦を象徴する「赤い色」の贈り物を用意します。プレゼント自体に赤い色が含まれない場合には、赤いお花を添えたり、赤い色のラッピングにしたりといった工夫をすると、還暦の贈り物らしい雰囲気になります。お祝いの席から持ち帰る際に不便がないよう、サイズの大きすぎるプレゼントには配慮が必要です。持ち帰り用の紙袋もあわせて準備するとよいでしょう。

6.お祝いの花束

  • 花束は、お祝い行事の贈り物の定番です。どなたでもお祝いの花束をもらうのは嬉しいもの。見た目にも華やかな生花は、お祝いの席にぴったりの贈り物といえそうです。記念写真を撮影する際にも、お祝いの花束があれば、長寿祝いのおめでたい雰囲気をいっそう高めてくれることでしょう。

    ご自宅やご実家で行う還暦のお祝いで花束を贈る場合、前日もしくは当日早めの手配をお忘れなく。ホテルでお祝いする場合には、予約時に花束の手配が可能かどうか確認してみましょう。お祝い行事に慣れているホテルであれば、希望に合わせた花束を手配して、当日もホテルのスタッフがぴったりのタイミングでお祝いの席まで運んでくれます。手配方法や演出についても相談ができ、感動的なシーンをホテルのスタッフと一緒に準備できるのもメリットです。

    近頃では、お花の美しさが長続きするよう、プリザーブドフラワーのアレンジメントを用意する方もいらっしゃいます。プリザーブドフラワーは生花よりもサイズが小型で、移動の際に荷物にならないため、遠方への移動が必要な方に人気のようです。

7.おしゃれな記念品

  • 還暦を迎える60歳は、アクティブな方も多い年代です。還暦の贈り物には、長寿のお祝いというよりも、これからの人生を応援するようなおしゃれで実用的な記念品が喜ばれるでしょう。お仕事をされている方なら、ネクタイピンやカフス、高級ペンといった実用品、ちょっとしたお出かけにも似合うアクセサリー、フォトスタンドや置き時計といったインテリア小物などから、贈る相手の好みを考えながら選んでみてはいかがでしょうか。また、せっかく人生の節目をお祝いするのですから、ホテルや温泉の宿泊券やお食事券、ちょっとした旅行など、家族で協力して少し高価なプレゼントを用意するのも喜ばれるでしょう。

8.還暦祝いで喜ばれる演出やサプライズ

  • 還暦のお祝いの席でサプライズを用意すると、会はさらに盛り上がります。例えば、これまでの人生をひとつのストーリーとしてまとめたフォトブックや映像をプレゼントするアイデア。写真や映像を見ながら、主役の方のこれまでの人生をあたらめて振り返ることができるため、お祝いの席の会話がいっそう弾むきっかけにもなります。

    また、お子さんやお孫さんによる似顔絵や手紙を渡したり、歌や楽器を披露したりといったサプライズもよい思い出になるでしょう。どのような形であっても、家族や友人からのお祝いの気持ちが伝わることが何よりのすてきな贈り物です。

9.ホテルでの還暦祝いについて(ホテル椿山荘東京のご紹介)

  • 還暦の記念日を、ホテルでお祝いする方が増えています。ホテルでの長寿祝いでは、還暦を迎える主役の方も参加される方も、特製の料理やサービスを堪能しながらゆっくりとリラックスして過ごせるため、思い出深い記念日となります。また、還暦に限らず、長寿祝いについてわからないことがあれば、経験豊富なホテルスタッフに相談できるのもメリットです。

    ホテル椿山荘東京では、料亭「錦水」や日本料理「みゆき」、石焼料理「木春堂」、イタリア料理「イル・テアトロ」など、館内の複数のレストランで還暦をはじめとするご長寿のお祝いプランをご提供しています。いずれも貸切の個室にて、大切なご家族やご友人とリラックスして親密な時間をお過ごしいただけます。人数やご予算、お料理のお好みに合わせてご提案いたします。

10.還暦のお祝いプランのご紹介

  • ホテル椿山荘東京の還暦のお祝いでは、4~5名様を基本パックとするプランや、人数がフレキシブルなプラン、記念写真(六つ切り・1ポーズ)やフォトフレーム、お祝いの花束などが特典として付くプランなど、さまざまなプランをご用意しています(レストランによってプラン内容は異なります)。

    さらに、還暦のお祝いの方には、赤いちゃんちゃんこをご用意することも可能です(1週間前までに申し込み/有料:11,000円)。ご要望によって、ケーキなどのオプションのご手配も承りますので、予約担当までお気軽にお問い合わせください。

11.還暦のお祝いメニューのご紹介

  • 還暦祝いプランの料理の献立は、長寿祝いにふさわしい伝統的な食材を、ホテルならではの味と華やかな盛り付けでご提供しています。ご要望によって、お子様のお料理も別料金にて申し受けます。また、料理のアレンジやご提供方法の変更が必要な場合には、事前にご相談ください。

12.写真撮影やご宿泊のご利用

  • ホテル椿山荘東京では、館内の写真スタジオで記念写真の撮影を行うため、移動の手間や時間がかかりません。便利にご利用いただけます。また、還暦のお祝いの後にご家族での時間を過ごされたい場合には、還暦祝いのプランとともにご宿泊のご手配も承っております。ホテルでのご宿泊を還暦祝いの贈り物としてご希望される場合も、予約担当までお気軽にお問い合わせください。

  • #記念日なんだし椿山荘

    ホテル椿山荘東京は、誕生日や結婚式などたくさんの喜びや癒しに寄り添う機会をいただき、これまで多くのお客様と思い出を共にしてまいりました。

    ご紹介した還暦のお祝いのほか、誕生日や結婚式、七五三や卒入学、就職、成人のお祝いなどの節目のお祝い、母の日や父の日、バレンタインやホワイトデーなど、誰かをもてなしたい!という想いがあるならば、365 日いつだって「記念日」になるとわたしたちは考えます。

    ぜひ、ホテル椿山荘東京で大切な人をもてなし、思い出に残る特別なひとときをお過ごしください。

(※2021年11月現在の情報です。記載の内容につきましては、予告なしに変更になる場合がございますので、ご了承くださいませ。)