【コラム】ホテルの時間
古希・喜寿のお祝い(やり方からプレゼントまで)
目次
- 1.長寿祝いの種類
- 2.古希と喜寿について
- 3.古希の由来、喜寿の由来
- 4.古希と喜寿の祝い方について
- 5.古希や喜寿のお祝いにおすすめの贈り物
- 6.お祝いの花束
- 7.暮らしが華やぐ贈り物
- 8.古希や喜寿のお祝いで喜ばれる演出やサプライズ
- 9.ホテルでの長寿祝いについて(ホテル椿山荘東京のご紹介)
- 10.古希・喜寿のお祝いプランのご紹介
- 11.古希・喜寿のお祝いメニューのご紹介
- 12.写真撮影・ご宿泊をプラス
1.長寿祝いの種類
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長寿を祝う年齢によって、60歳を還暦(かんれき)、70歳を古希(こき)、77歳を喜寿(きじゅ)、80歳を傘寿(さんじゅ)、88歳を米寿(べいじゅ)、90歳を卒寿(そつじゅ)、99歳を白寿(はくじゅ)と呼び、節目の年と考えます。習わしとしては数え年(生まれた年を1才とする)の年齢を用いますが、近頃では満年齢(生まれた年を0才とする)で計算する場合が多いようです。
2.古希と喜寿について
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「古希」は70歳、「喜寿」は77歳を迎えることを祝う伝統行事。どちらも、70代で迎える人生の節目のお祝いです。アクティブな印象がまだ強い還暦(60歳)に比べて、古希(70歳)や喜寿(77歳)を迎える年代は、長寿祝いという言葉がちょうどしっくりくる時期かもしれません。そのため、近頃では、還暦祝いよりも、古希や喜寿のほうをしっかりとお祝いされる方も多くいらっしゃいます。また、お仕事がひと段落する方どうし、同級生との同窓会として古希・喜寿のお祝いを楽しまれることもあるようです。
3.古希の由来、喜寿の由来
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「古希」は、唐(中国)の詩人、杜甫の残した「人生七十古来稀なり」という言葉に由来するといわれています。現代では、還暦の60歳を当たり前のように健康に迎える方が増えてきたため、本当の意味での「長寿」は70歳の古希を迎えてからと考える方もいらっしゃいます。
「喜寿」は、「喜」の字の草書体の形に由来しています。「七」を3つ重ねた形をくずして並べ直すと、「七十七」と読めることから、喜寿は77歳のお祝いを意味します。
なお、還暦祝いでは赤い色が用いられますが、古希と喜寿のお祝いでは紫色が象徴的な色として用いられます。紫は、古来より高貴な色とされてきました。
4.古希と喜寿の祝い方について
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古希や喜寿に限らず、長寿祝いのやり方には、必ず踏襲しなければならない伝統やルールといったものはありません。そのため、お祝いされる方が好まれる方法で行うことが大切です。長寿のお祝いは、お祝いされる方、家族、友人にとって貴重な時間です。楽しく、思い出深い会となるよう、場所やお食事、プレゼント選びに工夫をこらすといいでしょう。
5.古希や喜寿のお祝いにおすすめの贈り物
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古希や喜寿のお祝いの贈り物には、イメージカラーである「紫色」を配したプレゼントを用意するのが一般的です。プレゼントに紫色が含まれない場合は、紫色の花を添える、紫色のリボンをかける、包装紙を紫色にするといった工夫をするとよいでしょう。お祝いする気持ちがしっかりと伝わるように、贈る方の生活スタイルや趣味、好みに合わせたプレゼントを選びたいものです。
6.お祝いの花束
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お祝いにはお花がつきもの。花束のプレゼントは性別や好みに左右されませんし、どなたにも喜ばれる定番の贈り物です。お祝いの席を、よりいっそう華やかに彩ってくれるでしょう。
紫色をベースに、淡いピンク色や青色などのお花を入れた花束も人気のようです。また、紫色を感じられるピンクの胡蝶蘭を選ぶ方もいらっしゃいます。紫色と白色を組み合わせると仏事をイメージされる方もおられますので、古希や喜寿のお祝いであることをお花屋さんに伝えたうえで、どんなアレンジにするか相談することをおすすめします。
生花の花束は、時間が経つにつれて鮮度が失われてしまうため、贈る当日に手元に届くよう手配したいものです。余裕をもって予約しておきましょう。ホテルでのお祝いする場合は、花束の手配を依頼できることもあります。お祝いの席にふさわしい花束を、ベストなタイミングで運んでくれるので、安心してお食事を楽しむことができます。近頃では、扱いやすく、長く楽しめるプリザーブドフラワーを選ぶ方もいらっしゃいます。
7.暮らしが華やぐ贈り物
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古希や喜寿を迎える70代の方への贈り物は、長寿をお祝いする記念品となるものがよいでしょう。ご自宅でゆったりと毎日をお過ごしなら、古希や喜寿のお祝いで撮影した記念写真を飾れるフォトスタンドのほか、置き時計や漆器、食器といった小物も喜ばれます。実用的な衣類や財布、バッグのようなファッション小物も人気です。
記念の贈り物ですので、形に残るプレゼントがよいとの習わしもありますが、喜んでいただけるのが一番です。贈る方の好みに合わせた銘酒やお菓子、フルーツのほか、温泉やホテルの宿泊券、お食事券をプレゼントしてリラックスした時間を過ごしていただくのもよいでしょう。
8.古希や喜寿のお祝いで喜ばれる演出やサプライズ
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記念品や花束のほかに、特別な演出やサプライズを用意すると、お祝いの席はさらに盛り上がることでしょう。主役の方が好きな歌をみんなで歌ったり、寄せ書きをプレゼントしたり、これまでの思い出をまとめたフォトブックを贈ったりするのもよいアイデアです。お孫さんが描かれた似顔絵やお手紙を用意される方もいらっしゃいます。
お祝いの当日に撮った映像や写真を編集して、後日プレゼントするのも喜ばれるでしょう。贈る方への思いやりがあふれるサプライズは、きっと忘れられない思い出となるはずです。
9.ホテルでの長寿祝いについて(ホテル椿山荘東京のご紹介)
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古希や喜寿のお祝いを、ご自宅ではなくホテルで行う方も多くいらっしゃいます。いつもとは違う特別な場所で記念日を過ごすことで、よりいっそう思い出深い時間となるようです。また、お祝いの行事に慣れたホテルであれば、お食事や準備するものなど、わからないことをすぐに相談できるのもメリット。準備や段取りに気をとられることなく、リラックスしてお祝いできるでしょう。
ホテル椿山荘東京には、料亭「錦水」や日本料理「みゆき」、石焼料理「木春堂」、イタリア料理「イル・テアトロ」など複数のレストランがあり、それぞれでご長寿をお祝いするための特別なプランをご用意しています。どちらのレストランにも貸切の個室がありますので、周囲を気にすることなく大切な時間をお過ごしいただけます。人数やご予算、お料理のお好みに合わせて最適なプランをご提案いたします。
10.古希・喜寿のお祝いプランのご紹介
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ホテル椿山荘東京では、4~5名様が基本の少人数用プランや、人数に合わせたフレキシブルなプラン、記念のお写真やフォトフレーム、花束が特典としてプラスされるプランなど、ご利用シーンに合わせたさまざまなプランをご用意しています。記念写真は六つ切り、1ポーズが基本です。レストランによってプランの内容は異なりますので、お気軽にお問い合わせください。ご希望に応じて、お祝いのケーキもご用意いたします。
11.古希・喜寿のお祝いメニューのご紹介
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古希や喜寿のお祝いプランのお食事では、伝統的な食材を厳選し、ホテルならではの味わいと長寿祝いにふさわしい華やかな飾りを施しています。メニューの一例として、長寿の願いを込めた長寿鍋(薬膳鍋)のご用意もございます。主役の方にのみ、縁起がよいとされるあわびを用いていますので、サプライズのひとつとなるのではないでしょうか。
お料理はすべて、経験豊富なスタッフが的確なタイミングでお運びいたします。小さなお子様がいらっしゃる場合は、キッズプレートやお子様用の懐石料理も別料金にて申し受けております。メニューのアレンジやご提供方法についてご希望がある場合は、事前に予約担当までご相談ください。
12.写真撮影・ご宿泊をプラス
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ホテル椿山荘東京には写真スタジオがございます。古希や喜寿のお祝いの記念写真を撮影する際にも、時間やお手間、ご負担をおかけすることなく、スムーズにご移動いただけます。お着物の着付けなど、ご希望に合わせたオプションの手配も可能です。
お祝いの後も、皆様でゆっくりお時間を過ごされたい場合は、ご宿泊のご手配も承っております。当ホテルでのご宿泊を古希や喜寿のお祝いにプレゼントされる場合も、どうぞお気軽に予約担当までお問い合わせください。
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#記念日なんだし椿山荘
ホテル椿山荘東京は、誕生日や結婚式などたくさんの喜びや癒しに寄り添う機会をいただき、これまで多くのお客様と思い出を共にしてまいりました。
ご紹介した古希・喜寿のお祝いのほか、誕生日や結婚式、七五三や成人式、還暦のお祝いなどの節目のお祝い、母の日や父の日、バレンタインやホワイトデーなど、誰かをもてなしたい!という想いがあるならば、365 日いつだって「記念日」になるとわたしたちは考えます。
ぜひ、ホテル椿山荘東京で大切な人をもてなし、思い出に残る特別なひとときをお過ごしください。
(※2021年11月現在の情報です。記載の内容につきましては、