ホテル椿山荘東京の庭園・史跡めぐりバーチャルツアー

庭園・アクティビティ

庭園・史跡めぐりホテル棟1階庭園出入口~幽翠池~五丈滝

ホテル椿山荘東京の庭園には、
四季折々に表情を変える豊かな自然と、
歴史を感じさせる史跡があります。
バーチャルツアーで、庭園の魅力を
ご堪能ください。
では、早速、ホテル棟から出発してみましょう。

01 U字の坂

歴史あるホテル椿山荘東京の庭園散策の始まり。
既に東京にいることを忘れてしまうような木々の緑の間を進んでまいります。

02 椿山荘の碑

弁慶橋と料亭を結ぶ小道に建っています。
この碑は、山縣有朋公爵がこの地を気に入り、入手し、椿山荘の造営に着手し始めた当時を振り返り、(明治11年に)椿山荘と命名した際の感慨を刻んだ碑です。

椿山荘の碑の内容
「明治10年の西南戦争は既に平定され、国内が平穏となって暇になった日にはしばしば城北の目白に出かけ、その大地におもしろさを感じた・・・」という内容から始まり、「後にここに住む人もこの自然を守り続け、この山水を楽しむような私の望み通りの人物であろうか」と締めくくられているこの碑は、明治30年に創られました。

03 弁慶橋・ほたる沢

元々「竹裏渓」と呼ばれ孟宗竹林の裏にあった谷に清流が流れていた場所で、現在もせせらぎを保っています。「弁慶橋」(通称「赤橋」とも言われます)からは、蛍の幻想的な光をご覧いただくことができ、初夏の風物詩としてお楽しみいただいております。

04 伊藤若冲 羅漢石

江戸時代中期の画家 伊藤若冲の下絵による五百羅漢の内の約20体です。京都南郊 伏見の石峰寺に置かれていたものと伝えられています。(像高約50cm)

金魚葉椿

「羅漢石」の並びに、風変わりな葉の形をした椿が生えています。葉の先端部分が金魚の尾のように3つに分かれ、風に揺れると金魚が泳いでいるように見えることから「金魚葉椿」と呼ばれている品種です。庭園には約100種・2,300本ほどの椿が植栽されていますので、ぜひ合わせてご堪能ください。

05 庚申塔

寛文9年(1669年)に造られたと伝えられる、道教の庚申信仰に由来する石塔。青面金剛像が彫刻されています。

金魚葉椿
嘉永6年(1853年)の古地図「江戸切絵図」によると現在ホテル椿山荘東京のある地は上総久留里藩三万石黒田豊前守ほか複数名の土地で、区画にあたり公道が一本通っていました。山縣公は、早稲田から関口台へ抜けるこの公道も併せて買い入れたと言われており、この庚申塔は、元々この公道に造られていたものであったと言われています。

06 幽翠池

山縣有朋公爵の庭園造営当初からの池で、瓢箪型の形が特徴的です。現存する古香井や、雲錦池とともに当時山縣公が椿山荘 十勝に選定した庭園内の景勝地の一つです。

07 大黒天

ホテル椿山荘東京の庭園には七福神が散りばめられています。最初に出会うのは、結婚や仕事で良縁をもたらす神様で、幽翠池とチャペル「ヴァンベール」の間にあり、池のそば、満面の笑みで迎えてくれます。庭園マップをご参考になりながら、七福神巡りをお楽しみください。丸みがあり柔和な表情が特徴です。

08 五丈滝

クリスタルチャペル「ルミエール」の奥にあり、岩の段差と、苔むした岩肌が水の流れに変化をつけ、夏にはその風景と水音に涼を感じられます。
五丈滝に背を向けると、幽翠池越しに庭園の緑、チャペルやホテル棟を一望でき、人気の撮影スポットとなっております。

五丈滝の裏から望む風景

滝の裏には通路があり、水しぶきの間から望む庭園風景もまた見所です。初夏には、蛍を雨天でもご覧いただけるようビオトープが滝の裏エリアに現れます。