散策にもぴったり!ホテル椿山荘東京の「日本庭園」の楽しみ方 | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】

【コラム】ホテルの時間

散策にもぴったり!ホテル椿山荘東京の「日本庭園」の楽しみ方

東京・文京区という都心にありながら、落ち着いた雰囲気と豊かな自然を有する「ホテル椿山荘東京」。敷地内に広がる森のように広大な庭園では、四季折々の風景とともに、国内最大級の霧の庭園演出「東京雲海」や蛍観賞をはじめとするさまざまなイベントをお楽しみいただけます。

ここでは、散策はもちろん、多彩な表情を持つホテル椿山荘東京の庭園ならではの楽しみ方をご紹介します。
なお、庭園入場は、ご宿泊や営業施設ご利用のお客様に限らせていただいております。ご了承ください。

目次

  • 1.庭園散策を楽しむ
  • 2.幻想的な庭園演出を楽しむ
  • 3.庭園でイベントやアクティビティを楽しむ
  • 4.ホテル椿山荘東京の庭園の入り方

1.庭園散策を楽しむ

  • まずは庭園内をゆっくりと歩き、豊かな自然を満喫してください。季節によって移り変わる景色とともに、きっと新たな発見に出会えるはずです。

  • 季節で異なる自然の風景

    春には約20種、100本もの桜が咲き誇る、ホテル椿山荘東京の日本庭園。例年2月頃から河津桜や寒緋桜が咲きはじめ、3月中旬頃からおかめ桜や雅桜などが見頃を迎えます。3月下旬以降は、ソメイヨシノや全国各地から集めた約100種、1000本の椿が咲く姿もご覧いただけます。

  • 初夏には新緑が輝きを増し、5月につつじやあやめが、6月には紫陽花が見頃になり、蛍が飛び交う幻想的な風景をお楽しみいただけます。梅雨が明けた7月から9月頃までは、晴れ渡る空の青さと、いきいきと育つ緑のさわやかなコントラストをご堪能いただけます。

  • 紅葉の季節になると、ムクドリやメジロなどの野鳥が訪れ、どこか懐かしいさえずりを届けてくれます。まだ暑さが残る10月上旬には彼岸花が咲き、11月頃から紅葉などの木々が赤黄色に色づいていきます。

  • 12月の中旬頃には色鮮やかな山茶花が開き、1月からは蝋梅が艶やかで愛らしい黄色の花を咲かせます。雪が降ると、庭園は水墨画のような趣を醸し出します。2月からは椿や梅、早咲きの桜が咲きはじめ、春の知らせを届けてくれるでしょう。

  • 歴史の薫りを感じる史跡めぐり

    ホテル椿山荘東京の周辺は、南北朝時代には椿が自生する景勝地で、「つばきやま」と呼ばれていたようです。明治時代に入ると、山縣有朋公爵が私財を投じて「つばきやま」を購入し、庭と邸宅を構えて「椿山荘」と命名しました。

    現在の庭園には、造園時から残る風景が点在しています。瓢箪型が特徴的な「幽翠池」もその一つ。ほかにも、秩父山系からの地下水が湧き出る井戸「古香井」や、錦絵のように美しい「雲錦池」なども当時の姿を現在に残しています。

  • また、歴史ある建造物に出会えるのも魅力です。例えば、庭園のシンボルでもある国指定有形文化財の三重塔「圓通閣」には、室町時代前期の部材が使用されており、平清盛が最初の修復をしたともいわれています。このほか、鎌倉時代後期の作品「般若寺式石灯籠」や、戦国時代の武将で茶人でもあった織田有楽(織田信長の弟)由縁と伝えられる「十三重石塔」もご覧いただけます。

  • ホテル椿山荘東京では、文化人として作庭に一家言を有したとされる山縣公の庭園観に立ち戻り、山縣公が愛した水景を後世に受け継ぐべく、開業70周年の記念に庭園の景勝の地として新たに選定いたしました。それらを「令和十二景」と定め、見どころをホームページでご紹介しております。史跡の情報を網羅した「庭園ガイド」や「庭園散策マップ」もご用意しておりますので、散策のお供にどうぞご活用ください。

2.幻想的な庭園演出を楽しむ

  • ホテル椿山荘東京では、日本庭園の美しさをさらに引き立てる演出を、季節や時間帯に合わせてお届けしております。

  • 国内最大級の庭園演出「東京雲海」

    山の頂のような高地で、季節や天候などの好条件が重なったときに出会える「雲海」。ホテル椿山荘東京の庭園では、決まった時間帯に必ず現れる霧の庭園演出「東京雲海」をご覧いただけます。夜のライトアップでは、千の灯りが木々と雲海を照らし、庭園全体がやわらかな光で包まれます。

    朝と夜には、庭園の約4分の3の面積を覆う約10分間の「大雲海」をお届けいたします。ご宿泊されるゲストの皆さまからは、時間帯によって異なる雰囲気を楽しめるとご好評をいただいております。

  • 期間限定の特別な「東京雲海」

    通常の東京雲海とあわせて、期間限定の特別な演出もご提供しております。年によって異なりますが、例えば春の夜には、ライトアップされた桜とともに庭園が桜色に染まる「夜桜雲海」を、夏の暑い時期は通常時の200%の噴霧量で涼をお届けする「超雲海」などをお楽しみいただきました。

    また、秋には幽翠池上に霧のスクリーンを作り出し、月の映像を投影した「TOKYO MOON ~雲と月~」をご提供し、東京で一番近い月としてお月見をご堪能いただきました。庭園で過ごす時間が忘れられない思い出となるように、今後もさまざまな演出をお届けいたします。

  • 庭園の天空に広がる「森のオーロラ」

    冬の時期には、光量の異なる光を6方向から6層に重ねていくことで、庭園の上空に美しいオーロラを描き出す「森のオーロラと東京雲海」を開催しております。オーロラと雲海が織りなす奇跡の絶景に合わせた期間限定メニューや、閉園後の庭園でオーロラの景色を満喫できる特別なステイプランなど、その年ごとにオーロラにちなんだプランをご提供いたします。

3.庭園でイベントやアクティビティを楽しむ

  • 東京雲海をはじめとする演出だけではなく、庭園内でお楽しみいただけるイベントやアクティビティもご用意しております。

  • 蛍の飛翔を間近で楽しむ「蛍観賞」

    ホテル椿山荘東京では、東京の子どもたちにも蛍を見てほしいという想いから、専門家による指導のもと、庭園や自社施設で蛍を飼育し、生育に適した環境づくりに取り組んでいます。天候や気候によって多少前後はするものの、例年5月中旬〜7月上旬頃まで庭園やビオトープ(生物空間)で蛍観賞をお楽しみいただけます。雨が降ると隠れてしまう蛍も、ビオトープ内では活発に舞う姿を観察できます。

  • “涼”を演出するイベント

    暑い夏には、庭園内の一部通路を約300個の江戸風鈴が彩る「風鈴の小路」が現れます。涼やかな風鈴の音色に耳を傾けながら、散策や写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか。夜には、約40本の竹ぼんぼりと約14個の竹まりで飾られた小路をやさしい灯りで包む「竹あかり」も登場いたします。

    年によって、庭園での演出やイベント、アクティビティ、各種プランの内容が変更される可能性もございます。詳細は随時ホームページやSNSにてお知らせいたしますのでご確認ください。

4.ホテル椿山荘東京の庭園の入り方

  • 庭園へのご入場は、ホテルにご宿泊される方、またはレストランやショップなどの館内施設をご利用いただく方のみに制限されております。庭園でのひとときとあわせて、ショップでのお買い物やレストランでのお食事、ご宿泊などをどうぞお楽しみください。

  • ショップ「セレクションズ」のご案内

    ロビーラウンジのアフタヌーンティーでもご提供しているスコーンや東京雲海プリン、季節に合わせたケーキ、定番のケーキなど、ホテルメイドのお菓子やパン類をご用意しております。また、欧風カレーやちりめんじゃこなどのグルメのほか、バウムクーヘンやマドレーヌといった焼菓子は、贈り物としても人気の商品です。オリジナルのタオルや羽枕、アロマなども、ご自宅でホテルライクな空間を演出できるとご好評をいただいております。

  • ご宿泊・記念撮影のご案内

    ホテルでの時間をさらにゆっくりとお過ごしいただけるように、さまざまなご宿泊プランをご用意しております。季節や年中行事、イベントなどに合わせた、期間限定の特別なプランもございます。また、プロによる写真撮影をご希望の場合は、併設の写真室を事前予約制にてご利用いただけます。スタジオでの撮影のほか、庭園でのロケーション撮影にも対応しております。

    このほか、ホテル椿山荘東京の庭園の歴史や史跡、見どころなどを詳しくご紹介したページもございます。以下より、どうぞご覧ください。

季節ごとにさまざまな表情を見せる、ホテル椿山荘東京の日本庭園。散策やイベントなどを楽しみながら、豊かな自然のなかで思い出に残るひとときを過ごしてみませんか?

(※2024年4月現在の情報です。記載の内容につきましては、予告なしに変更になる場合がございますので、ご了承くださいませ。)