東京都文京区 小学2年生
ぼくは、今年の夏に「生物多様性」という言葉をしりました。おどろいたのは、地球には、色々な生き物が二百万しゅるいもそんざいし、その半分は、こん虫であるということです。地球上の生き物の半分をしめているこん虫が、ぼくは、大好きです。去年は、椿山荘の庭で大きいカミキリムシを見つけました。とても大きく、ちょっとさわるのはこわいなと感じました。椿山荘に行くたびに、「あんな大きいカミキリムシにまた会いたいな」と思いながら庭をたんけんしています。
こん虫を見つけると、今までのぼくはかんさつしたり、つかまえてかい方をしらべて、かったりしました。虫にどういう食べものをあげたらいいのか、どういうすみかにしたらいいのか、図かんなどを使ってしらべました。しかし、ざんねんながら、死んでしまったりして、心がいたむこともありました。そんな時、こん虫ひょう本の作せい方法について教えてもらうき会がありました。ひょう本の作り方をしったことで、大切にかっていたこん虫の形を、未来にずっとほぞんできることがわかりました。作ったひょう本を見るたびに、その虫とのいろいろな思い出がうかんできて、とてもむねがあつくなります。
世界中のこん虫をひょう本にして、未来に残したい。そしてまた、ひょう本を通して、その虫との出会いをわすれないようにしたい。これがぼくのしょう来の目ひょうです。今は、まだ上手にひょう本を作ることができませんが、いつかぼくの集めたこん虫のはくぶつかんをひらいて、多くの人たちにこん虫のすばらしさや「生物多様性」についてしってもらい、自然を残すことの大切さを広めたいです。