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2023年の植樹式も、
たくさんのご応募ありがとうございました。

「森・自然・花などについて、あなたの体験や感じていること」というテーマで
作文を募集したところ、たくさんの作文をお送りいただきました。
その中から、当選作文3作品をご紹介いたします。

当選作文のご紹介

  • 「ホタルとの出会い」

    東京都新宿区 小学3年生

  • 「植物の持つ力」

    群馬県高崎市 小学6年生

  • 「ヤゴをそだてて」

    千葉県千葉市 小学2年生

「ホタルとの出会い」

東京都新宿区 小学3年生

 私は東京生まれ、東京育ちです。夏休みなどの長期のお休みでクラスの友だちは帰省をするので心の中でうらやましく、さみしい気持ちでいました。東京は便利な事が多いですが、ビルに囲まれ緑を目にすることが少ないと思います。そんな時、お父さんが自然にふれる機会を作ってくれたのが椿山荘でのホタルの夕べでした。日に日に気温が上がり体で温暖化を感じ地球環境に対して私が何が出きるのかと考えている時のタイミングで緑豊かで東京にいるとは思えないほどの場所に出会えたことは私の人生にとってとてもうれしいことでした。初めて目の前で一生けん命に光り輝くホタルを見て、ワーと感動して声がでました。まるで生きたダイヤモンドのようなホタルを見ることができお父さんに毎年椿山荘に連れてきて!とお願いしました。あんなに小さい虫でも自らの力で光っているなんて自然の力は神ぴ的で生きるパワーをくれると思いました。私にも地球にできることをしたいと思い、お家の庭にたくさんの草花を植えました。緑をふやしたらさんそがたくさんふえてホタルも地球にも良いことだと思います。

 いつも思うことがあります。東京の全体、日本の全体、世界中が椿山荘のように緑豊かな場所で、通りすがりの人たちともあいさつができる環境が広がれば温暖化も平和も守れると思います。そして、ホテルの人たちのようにやさしさをもった人になりたいです。

 緑とやさしさが椿山荘にはある!を多くの人に広めていきたいです。

「植物の持つ力」

群馬県高崎市 小学6年生

 僕の祖父母の家は自然豊かなところにあり、庭には季節ごとに花を咲かせる木や植物があります。僕は庭にくる虫や鳥、季節の花々が大好きでよく遊びに行きます。庭の中心には祖母の大好きな大きな椿の木があります。一昨年の冬休み、庭の椿を見ると一羽の鳥が椿の花をつついていました。何をしているのかと思い祖母に尋ねると「暖かい季節に咲く花は虫達に花粉を運んでもらうけれど、虫達が減る冬に咲く椿は鳥にお手伝いをしてもらい花粉を運んでいるの。」と教えてくれました。

 僕は椿についてもっと知りたくなり図鑑で調べてみると、椿は鳥が受粉させる鳥媒花であり、鳥に受粉させるために様々な工夫をしていました。椿の花びらは一見すると五枚あるように見えますが、実は下の方ですべてつながった一枚の花びらでした。そのため、鳥が勢いよく飛びついても大丈夫なほど頑丈であり、花の根元は大きなガクで守られています。また、内部のおしべが筒状に集まった形になっていることで鳥が密を正面からしか吸えず、その時に花粉がつくようにしている事が分かりました。他の花が少ない季節にあえて美しい花を咲かせ、鳥たちに花粉を運んでもらう作戦をとっているとは、椿はなんて賢い花なんだろうと思うと同時に、植物って不思議だなととても興味を持ちました。将来、僕は植物の研究をしたいと思いました。

 季節を彩る木々や花々は僕たちにいつも安らぎをくれますが、長くて寒い冬の間に咲き誇る椿は特に元気をくれます。

 僕の両親は今年で結婚二十周年になります。椿山荘の庭園が望めるお部屋で結納の式を行ったそうです。それ以来、季節の変わり目に椿山荘の庭園を訪れては大都会の中の豊かで美しい自然を楽しんでいます。

 この歴史ある人々が集う庭園に植樹式で椿を植えることが出来たら、毎年家族で訪れるのがますます楽しみになります。木の成長を見守りつつ、僕も一緒に成長したいと思います。

「ヤゴをそだてて」

千葉県千葉市 小学2年生

 わたしは、生きものとふれ合うのがあまりすきではありません。しかし、小学二年生になり、生かつかのじゅぎょうで生きものをそだてることになりました。アリ、ダンゴムシ、かたつむりなどのこうほの中から、ヤゴをえらびました。りゆうは先生が、

「一ばんむずかしいけれども、やりがいがあります。」

と、教えてくれてチャレンジしたいと思ったからです。はじめてヤゴを見たときは、こわくてビクビクしてしまいました。エサであるれいとう赤虫を、生きているようにうごかしながら、がんばってあげました。水そうの水も、がんばってポンプでかえました。毎日ヤゴのせわをしていると、目がくりくりしているすがたや、ピンセットにげんきにとっしんしてくるうごきが、かわいくなってきました。

 夏休み前には家につれてかえり、おとうさんに手伝ってもらいながらせわをつづけました。しかし、しばらくすると元気だったヤゴが、エサもたべずにうごかなくなってしまいました。びょう気になってしまったかもしれないと思い、本やインターネットでしらべました。うかする前は、うごかなくなることはわかりましたが、とてもしんぱいしました。うごかなくなって五日後の朝、おきるとヤゴが大きなトンボになっていました。とてもうれしくて、かんどうしてかぞく中でないてしまいました。その後、トンボになったヤゴに、

「元気でね、バイバイ。」

と、こえをかけておわかれをしました。はなれるのがさみしかったですが、ぶじにトンボになってくれてほんとうによかったです。またらい年もヤゴをそだててみたいです。ヤゴが生かつするためには、きれいな水ばが大切で、トンボになった後も、草木などのしぜんがひつようだとならいました。ヤゴだけではなく、ちきゅうで生かつする生きもののために、しぜんをまもるにはどうすればいいか、これからもべんきょうをしていきたいです。

【植樹の「椿」について】

~第34回 全国椿サミット 松江大会開催記念~ 2024年3月に松江市での全国椿サミット開催に先駆け、松江市役所様のご協力のもと、山陰カメリアクラブ様より、松江に所縁のある3種の椿をご寄贈いただきました。築城400年を誇る松江城内にある椿谷公園は、日本三大ヤブツバキ群の一つであり、ヤブツバキをはじめさまざまな椿が訪れる人々を魅了しています。

亀田山(かめだやま) 
開花:12月~3月頃

純白の一重、筒咲き~椀咲き、閉じ芯、小~中輪、雄しべが長いのが特徴。原木は松江城天守閣の西下に自生。2014年山陰カメリアンクラブ樋野俊晴様によって命名されました。

千鳥城黒子(ちどりじょうくろこ) 
開花:2~4月頃

暗紅色の一重、筒咲き、筒しべ、小輪の花が特徴。松江城山椿谷群落の中に自生、大木に囲まれ成長が遅い。2010年山陰カメリアンクラブ藤原勝利様が発見し命名されました。

為樂庵(いらくあん) 
開花:12~3月頃

暗紫紅色の一重、筒咲き・筒芯、小輪の花が特徴。原木は松江城山公園内にあり、自然実生による成木と考えられる。幹回り34cm、ツバキ群落の中でも際立つ美しさをもつ。第7代藩主松平治郷(不昧)公の弟気味衍親がすぐれた俳人であり、その俳号から命名されました。

当日の様子

2023年植樹式
参加者募集

南北朝時代から、「椿山~つばきやま~」と呼ばれる椿の景勝地だったホテル椿山荘東京の庭園。明治11年、明治の元勲山縣有朋公は、この地に庭園と邸宅を構え、椿山という地名にちなんで「椿山荘」と命名しました。
時は移り、今なお、自然や史跡、文化、日本のおもてなしの心を受け継ぎ、皆様をお迎えしているホテルです。
これからも受け継いでいきたい自然を後世に残す企画の一貫で、「椿」の植樹式に、新しい時代を担う小学生のお子様家族をご招待いたします。

募集期間:
2023年7月21日(金)~9月3日(日)必着

植樹式日程

2023年11月2日(木)、3日(金・祝)

スケジュール

11月2日(木)

15:00以降
チェックイン
18:00
夕食(ルームサービス)

11月3日(金・祝)

~10:00
各自朝食(ホテル内レストラン)・チェックアウト
10:00
ホテル棟1階「メイプルルーム」集合
◆ガーデンツアー(庭園内)
10:30
◆植樹式(庭園内)
※植樹式では椿の苗木を植樹いたします
◆盆栽作りワークショップ(ホテル棟1階「メイプルルーム」)
※お子様1名につき1つ
12:30頃
解散

費用

無料(ホテル宿泊費、夕食・朝食、植樹式、ワークショップ、ガーデンツアー)

募集人数

小学生のお子様とご家族3組
(1組あたり最大大人2名・子ども(12歳迄)2名)

応募方法

お子様が書いたテーマに沿った作文と応募用紙を郵送ください。

<作文テーマ>
森・自然・花などについてあなたの体験や感じていること

応募要項

応募要項を必ずご確認の上、ご応募をお願いいたします。

応募用紙

応募用紙に必要事項を記入し、以下まで郵送してください。
応募用紙はこちらよりダウンロードしてください。

〒112-8680 東京都文京区関口2-10-8
ホテル椿山荘東京 マーケティング部門 植樹式事務局宛

個人情報保護方針はこちら

当選発表

2023年9月19日(火)
※当選者のみ、メールにて当選を通知いたします。

お問い合わせ先

ホテル椿山荘東京 植樹式事務局

pressroom@hotel-chinzanso.com